2020年10月14日

作詞作曲

昭和の名曲を量産した、作曲家 「筒美京平」 が、80歳で死去した。

僕は歌謡曲を聴いた青春ではないが、日常的に歌が溢れていた時代なので、名前には親しみがある。
歌謡曲は、作詞と作曲があいまり、歌手が息吹をもたらす。

編曲も含めた、三者三様。
どんなに詞が良くても、詞に見合う曲を作れなければ、歌の魅力は半減するし、その逆もあり得る。
まず、歌詞に想いを込めなければ、作風に見合う仕上がりは難しいであろう。

その意味では、作詞家 「阿久 悠」 作曲家 「筒美京平」 「都倉俊一」 など、文学的で情緒のある 「昭和歌謡曲」 の作り手だった。

それがまた、今だからわかる 「昭和の歌心」 だったと思える。 
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2020年10月13日

秋の併読

新聞の休刊日は、一日のはじまりが手持ち無沙汰となる。

最近、裸眼だと新聞の細かい文字がかすむため、今では老眼鏡を手放せない。
書籍も読む速度が遅くなり、目も疲れやすく、頁にしおりを挟むのが小間切れとなる。

また時間を省くため、斜め読みが多くなり、満足に一冊も読破できず。
文字の大きさ、読みやすさはもとから、切れ目のない文章、段落 (余白) のなき文章、要らざる説明が長い文章などは、読む気になれない。

それでも、日常生活における、息抜きのための読書。
硬い読書ではないし、基本は雑読 (乱読) である。

秋の静かな夜長、今は 「ノンフィクション」 を併読している。
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2020年10月10日

婚外恋愛

17年ほど前、妻が恋におちたことがある ?

恋をめぐる旅は、女友達4人で韓国へと誘った。
そのお相手は、微笑みの貴公子 「ペ・ヨンジュン」 愛称 「ヨンシー」
「冬のソナタ」 に心酔し、台所にマグネット、テーブルにクリアファイル、リビングにはポートレートなど、わが家の所々で 「ヨンシー」 が、微笑んでいた。

僕は興味ないのに、妻は世の女性が、ヨンシーに夢中になる理由を力説する。
「たまには家のことを忘れて、気の合う友だちと遊びに行け」 と送り出すのも円満の秘訣。
行動を縛ろうと思わないし、夫婦といえども 「自立した関係」 が望ましい。

女性は 「いくつになっても、ピュアな恋愛をしたい」 と思うのが、心のエキス。
心に 「恋愛願望」 があれば、女性は枯れることはないし、枯れさせたら男にも原因がある。
恋愛は若者だけの特権でなく、中高年も恋愛をするが、形が変わるだけのこと。

それらを前提に、映画 「四月の雪」 を鑑賞したことがある。
男から見て、演技だとしても 「こりゃ、女は惚れてしまうよな」 と思えた。
強さの中に優しさがあるのではなくて 「優しさの中に強さがある」 ことが魅力。
誰だって、日常が優しい男の方が安心するし、優しさは頭で考えることではなく 「本能」 であろう。

家庭を壊さなければ 「婚外恋愛」 推進派。
それは気持ちの範囲で、社交ダンスのような、心のときめきであり生命力。
標語 「亭主元気で留守がいい」 も、時に生きる糧となり、結婚だけが男女ではない。
だからといって、狂い咲きされたら困るが、女性が女性でいられるための愛しきプロセス。

不思議といい女は、自分の年齢を意識せずに生きているし 「他言無用」 は、男の条件。

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2020年10月09日

育ちの町

8日 少年期の 「育ちの町」 入船地区に用事があり、自転車で 「下町エリア」 へ向かった。

雨が降りだしそうな空の下、待合わせの用事を短時間で済ませ、迷路のように入り組んだ小道を走る。
昔、このあたりに住んでいた風景は大きく変わり、見えるものは 「遠い過去」 であることを実感した。

途中で、ガキの頃、何かと可愛がってもらった、遠縁のおばさんと出会った。
とはいえ、一方的に見かけただけだが、風の便りによれば、ひとり暮らしになったことは、耳にしていた。
その姿、腰が 「くの字」 に曲がり、辛そうな表情で、自宅の階段を下りるところだった。

思わず自転車を停めて心配するも、ほぼ目の前にいるのに、僕の存在に気づく余裕はない。
今はただ、足下の階段を一段ずつ、慎重に下りることだけに専念しているため、存在どころではない。
20年近く会わなかった間 「もう、こんなに歳をとったんだ」 と、可愛がってもらった頃を思い出す。

一瞬、話しかけようとしたが 「何と声をかけていいか、わからなかった」 のが、正直な気持ちだった。
それに 「俺のことは、おぼえてないだろうな」 と、息を切らす姿をしばらく見つめながら、次の行き先へ自転車を走らせて、夕闇迫る下町を後にした。

時の流れを身に染みながら、僕の老年期もいずれ、だれかから、そんな視線で見守られるのかもね。
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2020年10月08日

酒場教育

団塊世代は、飲食店の会計をめぐって 「俺が払う」 「いや、ここは俺が」 ともめては、店員を困らせる場面をよく見かけた。

これも相手を重んじてのことだが、男たるもの 「武士は喰わねど高楊枝」 の価値観で、それにより 「2日間ぐらい、飯を食わなくても死なん」 程度にしか思ってなかった時代。
後輩を飲みにつれていけば、おごらないわけにもいかず、デートでも男が払うのが当然だとして、それが明日の仕事への活力源になっていたのも、好景気だからできた、男の甲斐性。
好景気の言葉が消えた今、時の矜持は解かれたが、あの頃は収入も多かった分、支出も多かった為、経済が循環していた。

会社勤めのころ、領収書が伴わない会計では、立場上の上司が全額を負担しないように、部下には 「千円でもいいから、大人の判断を働かせろ」 と、社会には 「型」 があることを教示した。
もちろん、翌朝に出勤したら 「お礼の挨拶は、おろそかにするな」 という教育。
男の世界 「挨拶のできない男は、相手にされない」 と言われるほど、挨拶ぐらい大事なこともない。 
古いタイプかもしれないが 「若いうちから、タダ酒におぼれるな」 というのも、酒場の戒律である。

去年、中学時代の後輩を飲みに連れて、僕が会計を済ませた。
すると一言 「俺にも、収入がありますから」 と、彼はいくらかを差し出した。
気兼ねのない配慮を見せられたとき、これからの見直すべき関係性を感じさせた。

たまにあるが、数人で来店して、上司を財布代わりにタダ酒をねだろうと企む、ごっちゃん体質の客に、個別会計するときがあるのは、お金を払って飲む場所であることをわかってもらう 「酒場教育」 だ。
ややこしいが、これはひとつの意見で、酒場の見識でもある。

だから、俺は嫌われる  💨
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2020年10月07日

無題雑記 251

6日 午後1時 起床。

家具店で注文しておいた、リクライニングチェアがようやく自宅に届いた。
受注製作のため、約3か月待ちだったが、椅子は使用頻度の高い消費財。
自室で過ごす時間が長いため、こだわりの逸品となる。

日中、ちぎれ雲が流れ、雨に見舞われ、空模様のかげんが悪かった。
時折、雲の切れ間から日が射すと、秋の陽だまりが部屋中を照らす。

時刻は、午後2時50分。
出がけの身支度を始めるころ、久しぶりに部屋でジャズ以外の音楽を流した。
R&Bアルバム デニ・ハインズ 「イマジネーション」 (1996)
30代、カーオーディオで流しながら、首都高をドライヴしていたときの1枚。

「バランタイン17年」 の奥深さをつかさどる、おおもとになる4種類のキーモルト。
そのうちの 「ミルトンダフ15年」 「グレンバーギー15年」 の2種類を仕入れた。
スコッチの王道たる 「バランタインの味と香りの背景」 がわかると思われる逸品。
最近、ウイスキーファンの協力にあずかり 「イチローズモルト・レッドリーフ」 「コンパスボックス・ピートモンスター」 「竹鶴17年」 など、バックバーに 「再リザーブ」 (2本目) できた。

今夜、いろんなことがあった。
何か、自分ひとりの胸に、エピソードをしまっておくのは、もったいない気もする。
いづれ、店の出来事を書籍化して残すのも、あんがい面白いんじゃないだろうか。

曇り空で見えぬ、名月をイメージしながら、今日の出来事を振り返り、深夜3時20分に執筆終了。

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2020年10月06日

無題雑記 250

「千里の道も一歩から」 と言われるほど、スマホの操作を習得中。

仕事であれば、四の五の言わずに早く覚えるが、私生活の利便でしかないので、イラつかず、焦らず、自分のペースでのんびりと覚えている。
自身、SNSはしないので、日常の操作に終始するも、使用方法には 「こだわり」 を持っている。
その前に 「こだわり」 は 「粘着的な気質」 に結びつけられるため、いい意味には思われないけど、僕のこだわりはそこではない。

社会通念上 「歩きスマホはしない」 「使い場所をわきまえる」 その程度。
説教じみたことは言わず 「人はしているけど、俺はしないよ」 でしかない。
いい大人が、スーツ姿で電車の中でマンガ本を読んでいたり、雑誌の袋とじの頁を破って眺める姿は、一頃の 「ポケモンGO」 と類似した姿を思い起こす。
それで 「人から遅れている」 といわれても  「追いつこうとしていない」 から、流行と無縁でいられる。

「こだわり」 とは 「俺はこうなんだ」 というもので、ストレス対策にも役立つからね。
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2020年10月05日

無題雑記 249

年齢を重ねると、時の流れを早く感じるものだが、今週は特に早く感じた。
特なる理由はわからずも、安定した天気が微妙に影響したのかも知れない。

4日 予定も変哲もない休日。
12時に起床して、メダカにエサをやり、気つけのコーヒーを飲む。
どちらからともなく 「何して過ごす」 と、急場で予定を整える。

おたがいに媚びず 「したいこと」 「したくないこと」 はハッキリ言うため、決まるのも早い。
マイカーはないので、遠出はできないし、妻は自転車に乗らないので、サイクリングもできない。
お酒もたしなむ程度で、今見たい映画もなく、これといってやりたいこともないが共通点はある。
買い物をしながら、散歩で四季を感じて、喫茶が気分転換となり、適度な疲労回復にもつながる。

日曜は台所休みだが、スーパーの牛肉の鮮度が良く、すき焼きで夜長を過ごすことで意見は一致。
全ての休日を外食に充てられないので、たまに台所を稼働させて、家庭の常日頃を実感する。
溶き卵にお肉を浸しながら、話すことは 「紅葉見に行く」 「年賀状どうする」 「年末の予定は」 など、早くも年末年始にまで、時はおよぶ。

思えば毎年、同じ話を繰り返しながら、年齢を重ねていくが、これでいいのである。 
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2020年10月04日

店の匂い

コロナ禍で、日常的にマスクを着用するようになり、嗅覚で情緒を感じることが少なくなった。

それこそ、海辺へ行くとマスクを外して、潮風を嗅ぎたくなる感覚。
前触れもなく、すれ違った女性が、昔の彼女と同じ香水をつけていれば、自然と思い出すだろう。
どこかの家の台所から、カレーの匂いが漂ってくれば、台所に立つ母親をイメージできる。
バスクリンの匂いに、家族だんらんを思い浮かべたり、嗅覚は記憶と深い関係性がある。

当店にも 「店の匂い」 はあると思われる。
自分ではわからぬもの、扉を開けると小学校の教室のような、懐かしさを感じる人もいれば、ほのかにウイスキー樽の風合いを感じる人もいるだろうが、いづれにせよ、匂いは 「年月で変化」 するもの。
最初は、若草のような柔肌の匂いだが、いづれ、老木のような渋みある匂いへと変わる。

それこそ、客の出入りが残した、お店独特の匂いは 「長年の染みた歴史」 となる。

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2020年10月03日

人間観察

2日 喫茶店の窓辺の席で、道行く人達を何の気なしに眺めていた。

すると視覚障害の高齢女性が、歩道の点字ブロックに杖を運びながら、心許ない伝い歩きをしていた。
歩行を見守っていると、通りすがりの初老の男性が同行介助を名乗り出て、その行先まで付き添った。
それまで、多くの人が行き交う交差点付近で、だれも声をかける人はいなかった。

ある日、2階の喫茶店から伊勢丹前の歩道を見ていたら、高齢の女性がハンドタオルを落としたことに気づかず、そのまま歩いて行った。
遠目で 「だれか教えてあげればいいだろ」 と思うも、複数の通行人は空目をつかい知らんぷり。
だけど、後方の若い女性が、早足でタオルを拾い上げて、その人に届けてあげていた。

偶然に目撃した場面だったが、自分のことでない限り、かかわるのは煩わしく思うのだろう。
まるで 「タオルを落とした人が悪いと決めつける」 ような素振りで、きっと人が倒れていても、どこかの誰かが連絡すると、直接的な接触はしないと思われる。
たった一言 「落としませんでしたか」 と、声をかければいいだけのこと。

二つの場面をつなぐと、目に映ったことに反応して、さりげなく手をさしのべられる人が、本当の愛情を持つ人で、日常の中に素顔があるのかもね。
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