2016年10月07日

CS再編

サッカーJリーグは、現状の2ステージ制を来年から 「1ステージ制」 に戻すという。

82年まで、プロ野球 「パ・リーグ」 だけ、年間を前期と後期の2部制に分けられ、プレーオフの勝者が日本シリーズに駒を進められた。
83年から、条件を統合され、年間制になったものの、04年にパ・リーグが実験的に上位3チームによるプレーオフを導入したところ、興行的に成功を収め、07年 「クライマックス・シリーズ」 として定着した。

それにより、おもしろみが増して、ボクは賛成だったが、ここに来て少し見方が変わってきた。
なぜなら、今シーズンの 「広島」 の独走劇 「日本ハム」 の逆転劇を見たら、奮闘に敬意を表して、絶対王者同士の 「直接対決」 のほうが、緊張感が増すだろう。
それこそ、巌流島の宮本武蔵と佐々木小次郎の真剣勝負を見るような意識。

腑に落ちないのは 「横浜」 がシーズンを通して負け越しているのに、3位枠でCSに出場する。
本来は予選落ちだし、レギュラーシーズンで敗者復活戦はなかろう。
大相撲なら、負け越した力士が三賞のいづれかを受賞して、優勝決定戦に残れるようなものでさ。
これだと、広島の快進撃が薄らぐし、日本ハムの劇的さも半減してしまう。

CSの背景には、観客動員や放映権などの財政基盤の確保もあるだろうが、本来 「強さ」 を元にした場合 「1シーズン制」 のほうが、見る方としては、スッキリとわかりやすいかな。
数年後に振り返り 「あの年、どこが優勝した」 と焦点がぼやけて、印象に残らなくなりそうだし、今年のペナントレースのゲーム差を見ると、不可思議で考えざる得ないから 「再編」 もあり得るんじゃないか。

やっぱり 「1シーズン制」 → 「日本シリーズ」 のほうが、真のチャンピョンシップになろうか。
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2016年09月25日

びびり相撲

大相撲秋場所は、大関 「豪栄道」 が、初優勝を飾った。

13日目の 「日馬富士」 との一番では、土壇場で体が反応していたよな。

「稀勢の里」 のことは、そっとしておくのが、武士の情けである。
かねてから、横綱はムリだとしても、一度だけ優勝してもらいたい、気持ちには変わりはないけどさ‥

それより、序の口 「服部桜」 の本気の 「びびり相撲」 が、今ネットで話題になっている。
コレ、花相撲 (地方巡業) の 「初っきり」 (相撲漫才) より、可笑しい。

負ける手段に、ルールやプライドを捨てきれるんだから、史上最強の敗者ともいえよう。
対戦相手は首をかしげていれば、勝負審判もやれやれな表情であきれてるし、異次元な力士である。

朝から弁当持参で、序の口の取組から見る、好角家の好奇心を、この一番は満たしている。

中途半端でなく、ここまで負けに徹してれば 「喝」 どころか芸術 「あっぱれ」 だよな (笑)
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2016年09月11日

広島カープ

10日 プロ野球 セ・リーグ ペナントレースは、広島カープが25年ぶり、7回目の優勝を果たした。

25年前の優勝は、あまり印象にないが、鮮明に覚えているのは、1975年の初優勝。
古葉監督が率いる 「赤ヘル軍団」 は、山本、衣笠、ホプキンスの 「打」 外木場、池谷、佐伯の 「投」 で、プロの存在感を植え付けられた。

当時、小学5年生にもなると、野球のルールにも明るくなってきたので、見る楽しさを知った頃だ。
この年、プロ野球公式戦 「広島ーヤクルト」 戦を、新潟鳥屋野球場の三塁内野席で観戦した。
記憶が正しければ、スコアはシーソーゲームの末 「5−3」 で、広島が勝利したはず。

そのとき 「赤い野球帽」 が多く陣取る内野の応援席で、ボクだけ、パ・リーグ 「ロッテ」 の野球帽をかぶって、球場内の輝きを見ていた。
広島ファンではなかったが、悲願の初優勝への破竹の勢い 「赤ヘル旋風」 を目の当たりにしたのだ。

また、同年、監督1年目の長嶋茂雄が率いる 「巨人」 が、球団初の最下位に確定した、ショッキングなシーズンで終えたが、本当の衝撃は日本シリーズだった。
シーズンの勢いが、凄まじかった広島を相手に引き分け2試合をはさんで 「4勝0敗」 でコテンパンに下した、上田監督が率いたパ・リーグの覇者 「阪急」 である。

民放2局の時代、テレビは巨人戦しか中継しなかったので、パ・リーグの実力は知らなかった。
巨人のV9が止まった、前年の日本シリーズの覇者も、パ・リーグのロッテだったから 「セ・リーグより、パ・リーグの方が、強いんだ」 と、底知れぬ不気味な強さに、子ども心がときめいた。

考察を加えれば、スター性も豊富だった 「赤ヘル軍団」 広島は強かった。
しかし 「影の軍団」 阪急は、それ以上に強かったことが、衝撃的だった。
それが、野球の面白さを重複させ、影になっていた、原風景を見せてもらった気がした。

時代は変われど 「日本シリーズ」 を制しないことには、本当の強さは認められないので、セ・リーグの覇者 「広島カープ」 は、今年が最盛期かどうかわかるだろう。

さながら、お酒のメーカーなら、セ・リーグ 「サントリー」 パ・リーグ 「ニッカ」 であろうか。  
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2016年08月22日

五輪の効力

男子陸上400Mリレーは、日本史上最高の銀メダルを獲得した。

個人では、だれひとり決勝に進出できなかったのに、4人で結束をしたら銀メダルを獲るから、やっぱり日本は 「協調/NIPPON」 なんだよな。

日本時間、22日の朝に閉幕するリオ五輪。
4年後は東京開幕だから、競技に賭ける願いは俄然と追い風になり、期待が持てる。
日本の凄さは、国土と人口が、メダルの数と比例していないところにある。

他に多くのスポーツが開幕されているが 「夏の甲子園大会は今、何回戦?」 「プロ野球の順位は?」 など、この2週間ほどは、興味の対象が入れ替わった人もいるのではないか。

スポーツの素晴らしさを形容する際、夢や希望、勇気や団結など、耳触りのいい言葉が躍る。
前向きな言葉を交わすことで、おたがい友好関係になれることも利点だ。

人は感動的なシーンを見たり、共感したりすると、自然と行動が能動的になる。

とは言っても、大それたことではなくて、クローゼットから昔履いていたシューズを取り出してランニングをはじめたり、もう少し社交的な人間に変わらなくてはとか、何かに影響を受けたことは、小さな行動となって表れてくるものだ。

スポーツだけに限らないが、映画でも音楽でも、感受性が動かされた人の行動は変わるから、はたから見ていてわかるもので、例えば5分早く会社に行くようになるとか、受身一辺倒の人間関係を少し変えて積極的に相手に溶けこんでいくなど、小さな変化からはじまることが多い。

引きこもり体質の人が 「ポケモンGO」 がきっかけで外出するようになるより 「マンパワー」 に影響を受けて、自らの意思で外出するようになったほうが、はるかに健全であろう。

それは、たとえ、三日坊主でもいいんだ。
そういう風に揺れ動かされて、あんなようになりたい自分を一瞬でも感じたら、御の字だと思える。

最近、ヒザが硬くなってきたのを自覚しているので、この機会にスクワットをはじめようと思っている。
さしたるスキルもないので、三日坊主になりそうだが、自分には甘い点数をつけても、だれと比べるわけでもないんだから、いい加減 (良いかげん) でもいいんだ。

「一度はその気になった」 と思えることが良いんであって、それからはじまるんだからね。

 ↓  彼らの 「特攻精神」 を見習おうではないか!? (ハイタッチを交わすところもすごい)
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2016年08月21日

魔物の正体

五輪でメダルを獲るのと獲らないのでは、その後の人生さえも変わってしまう傾向がある。

スポーツの世界では 「会場には魔物がひそんでいる」 ようないわれ方をするが、この言葉の意味は  あんがい 「人生観」 を指しているような気もする。

メダルを獲得した選手は 「勝ち組」 として、これまでの生活にボーナスポイントがついてきて、時の人あつかいされるが、そこに至るまでの、想像を絶する過酷な練習の裏付けにはくみをする。

しかし、メダルを獲得すれば知名度は上がるどころか、引退後の行く末まで、コメンテーターはもとより、芸能人や実業家、果ては国会議員にまでなれるんだから、夢の勘違いを描く選手も出てくるだろう。

まあ、才覚があればの話だが、多くの展開は、実力よりも人気が先行するものだ。
それに、人を押し退けたり、強烈な自己主張ができないと、メダリストにはなりにくい。

また 「強さに全幅な信頼」 を置くようになるから、ひとえに温厚すぎたり、優しすぎる選手には、代表はつとまりにくいし、強靭な精神力が備わってないと、とても勝ち上がれる世界ではない。

だから、芸能人や国会議員にまでも、なれてしまうのかもしれないね。

今大会の注目競技で、メダルを獲得できなかった選手に、女子柔道2人、女子レスリングで1人いたが、顔と名前を覚えている人は少ないし、その存在すら忘れられているだろう。

それほど闘いの後には、勝者と敗者しかいないのだと、肝に銘じておくべきなんだろうな。

ただし、敗者だったからこそ、これからの人生設計や社会の縮図が見えることもあり、意外な展開の末巻き起こる出来事が 「魔物の正体」 なんじゃないかと思える。
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2016年08月20日

表面張力

緊張感の連続で、表面張力が破裂したんだろうな。

女子レスリング53キロ級で、銀メダルを獲得した吉田沙保里は、表彰台でも悔し涙が止まらなかった。
もし、準決勝で敗れてたら、その後に3位決定戦がひかえているので、早く切り換えなきゃいけないため逆にあそこまでの号泣は見られなかったであろう。

決勝戦は決着後、すぐに表彰式になるので、心情を整理できないまま、壇上に上がらなくてはならない。
そこが辛いところで、取材協定でインタビューにも、応じなきゃいけないところもしんどい。
頭の中が真っ白な状態のまま、やれもか整理をつけなきゃいけないんだからね。

ああいうときは、出し殻状態になっているから、そっとしておいてもらったほうがありがたい。
負けたときは、だれとも話したくないもので、言葉が出ないのは、あれはあれで仕方ないことだ。
それでも、気力を振り絞って対応しなきゃいけないことが、少し煩わしく、やや苦痛だったりね。

おそらく、負けた選手の多くは、脱力感を隠して、同じことを感じているだろう。

それだけ、表面張力が一杯に膨らんだ状態であって、試合に全力を投じている証である。
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2016年08月18日

協調精神

「和をもって尊しとなす」  聖徳太子の言葉である。

連日、リオ五輪では、卓球に体操、シンクロにバトミントンなど、個人競技でありながら、団体戦 (ペア) でも、結果を出してることから、協調的スタイルは、日本人が最も得意とする 「和の精神」 であろう。

ゆえに 「両刃の剣」 で、一度ひびが入るとおいそれと関係を元に戻すのがむずかしくなり、その場合、双方の結びつきを修復できる、リーダーやメンターの存在が重要となってくる。

その役目を果たしたのが、卓球女子団体銅メダリスト 「福原 愛」 だろう。
彼女は友情を分かち合い、感情を声に出して、自分の在りかを示した。

石川や伊藤にとって 「この人を思い出すと涙が込み上げてきそうな存在」 のひとりだろうし、単独より3人が組み合わさったときのほうが、存分に力を発揮できたと思える。

それに 「昨日の敵は今日の友」 ぐらいになれないと、団体戦は結果を出せないものだ。
そうなると勝負は、テクニカルな面に加え、メンタル面が影響を及ぼすスポーツなのであろう。

「あのとき、助けてもらった」 「今度は、あの人のため、何か力になりたい」
そんな思いが交わりあい、お互いの間には、深い友情ができあがっていることもあるからね。

最近、解散宣言をした 「スマップ」 にしても、おいおいの変化は仕方あるまいが、女性マネージャーの存在を失ったことで、さらなる亀裂が生じていたことは、否めないようである。

だいたい仲違いとは、情緒的なことの方が大きい。
家庭で内輪もめばかり起こしていれば、その家庭は成り立たなくなるのと同じで、グループやメンバーは 「今、どういう状態なのか‥」 定期検診をしておく必要もあろう。

それにチームワークは天気と似ており、普段は少しぐずついた天気でも良しとしておかないと、息苦しくなるから、肝心なときは一致団結して晴天となり、これが猛吹雪ばかり続くようだと解散せざる得ない。
何だか面倒くさいことだけど、それができなきゃ、安易にチームなんて組むものではないと思う。

ひとえにチームワークと言っても、いろんな形があるけれど、それぞれの人生観が違う他人の集まりだ。
そこを意識しておかないと、すぐ 「だまされた」 って話になるから、最初の年齢では考えられなくても、途中の年齢でどう考えて行動をしたのか、大切なプロセスじゃないのかな。

みんなチームワークを話題にするが、じゃあ、悪くなったときどうするか‥  だれも答えられないんだ。 
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2016年08月14日

エピソード

リオ五輪で、日本柔道は復活したね。
それまでのルール問題もあったけど、選手団は胸を張れる成績には違いない。

柔道をしていたころの仲間と、意外な場所で偶然に再会したことがある。
時の強さ弱さは抜きにして、一度は同じ志の元で集まったのだから、おたがいに敬意は払えるもの。
だから、会話は弾むし、当時に戻りにこやかになれるが、本当のことを言うと、男同士ほど思いのほか、カラッとした関係は少ないんだ。

男の勝ち負けは執念深く、一度ブン投げられたり、負けた屈辱を味わうと、あまり胸襟を開かなくなる。
ボクはその逆で、自分が負けた試合ほど、本人に聞きたくなるタイプ。

「あの技、狙っていたの」 とか 「あれで、攻撃のリズムを崩したんだ」 など、真剣に競った者同士しかわからない会話で、白熱すると 「あれは、足払いと称したローキックだろ」 や 「順当に勝ち進んだら、3回戦であたるから、おまえが会場入りしないことを願っていた」 と生々しい本音を交わすときもある。

さらに 「奥襟を持たれたら、跳ね上げられることはわかっていた」 「送り襟締めは練習していたのか」 だの、おたがいの頭の中では畳が敷かれて、そのときの試合や稽古の場面を再現しあっては、最後は気持ちよく笑って終わり。

本当はこんな具合に健全な会話なんだけど、強い弱い勝った負けたの自意識がじゃまをする。
それに、スポーツをやっていたと豪語するわりに、いつまでも恨み節を唱えて、シャレを効かせられない男がいるけど、彼にはエピソードがないのかと思うと、少し残念でならない。

かと思えば、同級生の中には 「冬の畳は冷たいから、柔道部をやめた」 とか 「寝技で、男に目覚めそうになってやめた」 だの、本当かウソかわからない30年以上も前のことを、笑い話に作り替えられるユーモラスな男もいたり、語り部ひとつ、こんなにも差が出るものだ。

友人の話で大笑いしたのが、今も新潟のローカルテレビに出演する男と、個人戦で対戦したときのこと。
彼には寝技で負けたらしいが 「あいつ、寝技のときに、でっけえ屁をこきやがって、頭に来たぜ」 と、今となれば勝ち負けよりも楽しいのは、そのときのエピソードなんだ。

つまり、エピソードに少しのユーモアをのせて話せることが、スポーツマンの健全な思い出なんだ。
それこそ 「あいつにインキンをうつされた」 とか 「組んだ瞬間、汗の臭いで気か遠くなった‥」 だの、これこそスポーツ経験者として、大切な到達点でもある。

だれも、勝者の自慢話なんて聞きたくないわけで、大げさに言ってしまえば、金メダルは一つだけども、そのときのエピソードは参加賞みたいなもんだから、だれもが語れる術で、玉の汗を流しあえた関係の笑いこそ、スポーツマンの証なんだけどね。

同窓会シーズンの今、昔を屈託なく語り合えたら、きっと楽しいだろうね。
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2016年08月11日

武士の情け

連夜、熱戦が繰り広げられている、リオ五輪の柔道も残すところ、あと2階級となった。

発祥は日本だから、各国から実績的にマークされるし、判官びいきもされやすい。
また、外国人選手はポイントを奪うと偽装技を駆使して、判定で逃げようとする傾向がある。
その点、日本人選手は一本にこだわる柔道をつらぬき、積極果敢に攻める姿勢は世界に誇れる。

男子71キロ級、オール一本勝ちで金メダルを手にした 「大野将平」 には好感を持った。
彼は常に、畳を降りるまで冷静で、勝ち名乗りを受けても、その場ではムダにはしゃがない。
男子66キロ級、銅メダル 「海老沼 匠」 にも通じる、凛とした姿勢がいい。

勝利者インタビューで、その心境をこう答えていた。
「まだ、目の前に相手がいますので‥ (敗者に失礼にあたる)」
メンタル面も含めて、強い選手は相手を見ている (相手から目を離さない) んだ。

それに、負けて足元に倒れている相手を、勝ったからと上から見下ろすような真似はしない。
外国人の中には、自分だけの勝利と錯覚して、礼すらまともにせず、審判から注意された選手もいた。

一時に歓喜するのは、人間の発露だから理解できる。
しかし、冷静さを必要とする場面で、タチの悪いパフォーマンスに興じる姿は幼稚に思えるし、あれこそレッドカードもんだよな。

それは、社会や親が多少でも 「こうあるべし」 と言い切らず、常に 「自分の気持ちだけを大切に」  育てたから、あたりまえの形式を無視するようになり、そのくせ、プライドだけは一人前になるんだ。

それをだよ、インタビューでは歯の浮くようなセリフを用意していたり、短い流行語を取り上げる以前に、 大野将平が見せた 「柔道のあるべき姿」 を取り上げるべきで、若干24歳の硬派なコメントと胆力ある態度のほうが、武道の精神 「情け」 も知らなきゃいけない、日本人にガツンと響く名言だった。

ボク、この人のファンになっちゃいました。
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2016年08月10日

R. Chandler

連夜、仕事を終えて自宅に帰ると、時差がいい具合にオリンピックの生中継をやっている。

たとえ、競技のルールは知らなくても、見ているだけでも引き込まれてしまう。
それは、スポーツマンシップに裏打ちされた、国の威信と個人のプライドをかけた戦いだからだ。

こんなことを言った、フランスの詩人がいたよね。
「もし、私が神だったら、青春を人生の終わりにおいただろう」
それほど、若さは儚くも、うらやましいものなんだ。

柔道であれば、ボクがやっていた競技だから、体感的に理解とひらめきを覚えるが、肉体は戻せない。
また、戻そうとも思わないし、完全燃焼したことに未練はない。
だけど、スポーツを通じて、成長するための競争ができたことは、貴重な経験だったと思っている。

男の世界、どんなに強かろうと礼儀や常識を知らないと、人として欠陥がありそうで信用されない。
なぜなら、柔道はその気になれば、相手を素手で倒すための技術 (投げる・極める・締める) だから、人間教育をされてないと、社会に何の貢献も価値ももたらせない、迷惑人間以外の何者でもなくなる。

これはスポーツ全般に言えるが、本当は成熟してない者にスポーツを教えるのは責任があることだし、ひいては指導者の問題に行き着くから、教えることは使い方を誤らせてはいけないんだ。
野蛮人を育成するためのものじゃないからね。

アメリカのハードボイルド小説で有名な 「レイモンド・チャンドラー」 の言葉にもある。
「強くなくては、生きていけない。 優しくなくては、生きている価値はない」 (Raymond Chandler)
日本人ウケしそうな、夢や希望、絆になんちゃらの前に、それがわからないと意味がおぼつかない。

それは、一流選手に必要な資質で技術の習得以上に、人柄を示す方が人から厚意を持たれるよね。
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2016年08月03日

一匹狼

リオ五輪は、5日の開幕に向けて、柔道日本代表選手が、続々と現地入りしている。

前回、ロンドン五輪では、男子は全階級で金メダル0の辛酸を味わった。
今回、最有力候補として、男子60キロ級 「高藤」  66キロ級 「海老沼」  73キロ級 「大野」 らの活躍次第では、その後にはずみがつくと思われる。

そんな、代表選手の選考試合を今まで見た限り、全体的に上々な仕上がり具合に思えた。
本当に自分の調子 (調整) がいいと、好調レベルをマックスで発揮したくなるから、一刻も早く試合をしたくなるものだ。

しかも、数日前から興奮状態になってくるから、寝しなにシュミレーションをしたり、急に何かひらめいて飛び起きたり、穏やかな気持ちで眠ることは困難になってくる。
特に個人競技ほど、一人に向けられる重責と怖さが伴い、アドレナリンが眠りについてくれないんだ。
そこで、因縁のライバルなんて存在がいようもんなら、鼻息はおさまらないだろう。

きれいごと抜きに言えば、柔道とはこういうものである。
だから、合同稽古が終わると選手は一列に正座をして、黙想をしながら呼吸を整えて、気をおちつかせながら、その日の稽古を振り返る。
それに、柔道の帯は、肝をおちつかせる意味もあるんだ。

朝の会場インタビューで 「昨夜は、よく眠れましたか」 と耳にしたことがあるだろう。
高みに上り詰める選手ほど、修羅場を乗り越えているだけあり 「眠れました」 と返事するはずだ。
それは、肝っ玉が据わっているからである。

つまり、一匹狼でいられる選手でなければ、五輪の代表になれるわけあるまいし、ましてメダルなど‥
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2016年08月02日

小よく大を制す

元横綱 「千代の富士」 こと、九重親方が、61歳の若さで死去した。

その偉業たるもの、優勝回数31回、前人未到の53連勝を樹立し、小兵な風貌から 「ウルフ」 とも 「小さな大横綱」 とも呼ばれ、絶大な人気を誇り、91年の引退会見では 「体力の限界、気力も失い、ここで引退を表明する」 と、その引き際は潔かった。

横綱に昇進したのは、82年6月の名古屋場所。
そのころ、ボクは高校2年で、柔道部と町道場の二つに所属しており、相撲は眺めている程度だった。

しかし、高校3年の春季大会では団体戦おろか、個人戦もベスト8止まりで、この日の県大会を最後に公式戦は引退となるが、持て余した体力がありながら、モチベーションがないから、気が抜けてしまう。

だから、部活動にも参加することもなくなり、夏休みに若さを発散させようとするが、やることといえば  アルバイトに明け暮れるか、ひとりでバイクに乗って気晴らしをするか、ロクな遊びを覚えるかくらいで、腰を据えて勉強をするなんて気もなかった。

そんなとき、渡りに船とはこのことである。
わが校、全国大会の出場実績のある相撲部だけは、秋季まで参加できる大会があるにはあるのだが、思春期に人前でまわしをしめて相撲をとるなど、カッコ悪い風潮が強まり、団体戦の人数が揃わない。
それもそのはずで、時代は 「ホットドック」 「ポパイ」 「メンズボーイ」 の時代になりつつある頃だ。 

そうすると、相撲部から柔道部に格好の指名が入り、気がつけば団体優勝を成し遂げ、新潟県代表でインターハイ出場を果たし、かけもち選手 (外人部隊) として、違った形で青春にピリオドを打てた。

ボクの当時の体重は65キロほどで、インターハイの出場者の中でも、最も軽量選手として、地元新聞に参考記事でも取り上げられ、記憶が正しければ、最重量選手は石川県代表の稲葉で220キロだったと思うが、彼は大学相撲に進んだが、心臓に負担がかかり、稽古中に急死したとの報道を目にした。
そのときの大会では、怪童 「久島啓太」 後の、幕内力士 「久島海」 (故人) も高校生横綱として、大旋風を巻き起こしていた、そんな熱い 「82年の夏」 だった。

全国大会の本番では、ぶちかましひとつとっても、体重ごと頭から突っ込んでくるから、怖いのなんの、全国レベルの違いを実戦で見せつけられて、はじめての全敗と予選敗退であった。

それでも、柔道部のボクがここまで勝ち上がれたのには、3つほど理由がある。
1つ目は、相撲は一発勝負だから、必ずしも強いものが勝つとは言い切れない。
相手は、柔道技の奇襲に慣れていなかったことに加えて、ボクのデータを知らなかったこと。
だけど、全国レベルともなると、奇襲は通用しないことは肌身に感じたものだ。

2つ目は、単に対戦相手が弱かったこと。
そして、3つ目こそ、千代の富士の取り組みを見よう見まねで、工夫を凝らしたこと。
つまり、軽量選手には軽量なりの相撲があり 「どうやったら、自分より体のデカいやつを倒せるか」   千代の富士の取り組みには、軽量なりの夢があった。

そんな、まなざしをおいては、相撲に精進した学生は多く存在した。
こうして、千代の富士の全盛期をリアルタイムに見たのだが、ボクのように相撲大会への実戦における付け焼刃で、普通のファン心理と一線を画して、土俵の取組を見ていた‥  合掌。  

当時のボクの得意技 「右四つからの下手投げ」 「左四つからの上手出し投げ」 自己申告 (。-_-。)
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2016年07月14日

綱引競技

13日 一日中降り続いた雨が夕方6時にあがると、近所の立木から一斉にセミの鳴き声が響き渡った。

聴覚で、真夏の到来を感じた。
真夏のスポーツイベントといえば、開催まであと20日あまりとなる、リオオリンピック。
代表的な競技は、陸上や水泳だろうが、個人的には柔道が好きだ。
それも、軽中量級クラスの多彩な技の応酬には 「柔よく剛を制す」 精神が宿っている。

今回、野球はないのかな。
まあ、サッカーやバスケットボールなどの団体競技は、ステータスの在処が別のステージに用意されているようだから、五輪は団体競技よりも 「個人競技の祭典」 に見えてしまう。
テニスもそうだけど、人気面からすると、高貴な別枠競技にも思える。

五輪はいっそのこと、プロとして確立されているメジャーな団体競技は外して、その代わりにマイナーな団体競技を増やした方が、新しい楽しみ方が拡充するんじゃないか。
例えば 「綱引き」 「ドッチボール」 などは、アドレナリンとスリルが交わり、ルールもシンプルでお金のかからないスポーツだから、すぐに世界基準にできると思える。

このあたり、マラソンのようなアナログ競技の方が、原始的な気合いがみなぎるのと同じ。
そう考えれば、日本の文化である運動会の競技には、多くのヒントがありそうで 「棒倒し」 のような清々しさを覚える競技は見ていてわかりやすいし、見方においては無類な種目になるであろう。

正式に団体競技として推薦するなら、奥歯がすり減りそうな 「綱引き」 は見るべき成果がありそうで、勝敗はアナログ的ながら、今の時代であれば、選手の特徴や強化戦略など、より科学的なモノとなり、必ずしも体がデカい方が勝つ、そんな単純競技にはならないと思うけどね。

とは言いながら、別な意味で男になりそうなのが 「シンクロナイズドスイミング」 なんだよな。 
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2016年07月08日

里村明衣子

先週土曜、新潟市体育館で、新潟市出身の女子プロレスラー 「里村明衣子」 率いるプロレス団体 「センダイガールズ」 の自主興行が開催された。

6日の地元新聞によると、メインイベントで挑戦者 「紫雷イオ」 を、得意の投げ技3連発で仕留めて、里村はチャンピオンの王座を守ったという。

プロレス好きのボクは、今回のシリーズは週末に重なったため、観戦にはいけなかったのだが、去年は日曜が開催日だったので、彼女たちの強さと華やかさを目の当たりにすることができた。

そのフィニッシュホールドになった投げ技3連発に、彼女の軌跡を垣間見ることができる。
プロフィールによると、3歳で柔道を習い、道場は今も新潟市中央区の下町地区 (附船町) にある 「北部柔道クラブ」 の道場生だったことを公言していた。

ボクと同じ道場出身ながら、15の年齢差だから面識もないのだが、人を介した噂だけは伝わってきた。
あの頃、一般の部で練習していた数時間前まで、当時3歳の彼女は道場の片隅で、受身の練習をしていたと思われるが、まだ男の競技だったから、同性の練習相手には恵まれなかったんじゃないかな。

後に母校の黒埼中学に女子柔道部を設立し、大会で結果を出したことも大きな自信となり、単身中卒で 「長与千種」 率いる 「ガイヤジャパン」 の第1期生に合格したんだから、素質は太鼓判を押せようし、プロの練習にも耐え抜いた、見上げた根性の持ち主である。

それに、純粋な年齢だったからこそ、後に大きく羽ばたけたんだと思う。
普通は高校に進学して、柔道の投げ技、絞め技、関節技を覚えると、プロレスの矛盾がわかり、素直であるがゆえに、斜めから見るようになるんだけどね。

まあ、あらためて、あの道場にはいろんな素質が入り混じっており、そんな大器の片鱗が道場の片隅にいたことを知ると、今はかかわってなくても、道場出身者としては喜ばしい功績のひとつである。
それが今では、女子プロレス界のトップレスラーなんだから、過去に必然性を感じずにはいられない。

里村明衣子の必殺技に、柔道殺法 「雪崩十字」 (腕ひしぎ逆十字固め) がある  Hey Give Up !
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2016年06月05日

American Dream

元世界ヘビー級チャンピオン 「カシアス・クレイ」 改め 「モハメッド・アリ」 が、74歳で逝った。

ベトナム戦争で 「オレとベトナム人に確執はない」 と徴兵を拒否し、レストランで人種差別による入店拒否をされると、五輪の金メダルを川に投げ捨てたエピソードは有名である。

ボクシングの世界ヘビー級は、強いアメリカの象徴として、全世界から注目を浴びるスポーツだ。
実戦的には、アリの代名詞 「蝶のように舞い、蜂のように刺す」 いわゆるアウトファイトより 「レオン・スピンクス」 「マイク・タイソン」 が得意とするインファイトのほうが、ボクは好きなスタイルではある。

アメリカ映画に 「ロッキー」 (76) がある。
あのシナリオは 「シルベスター・スタローン」 が 「アリ/チャック・ウエップナー」 戦からヒントを得て、わずか数日間で書き上げて、自分を主演にさせろと売り込み、アメリカンドリームを手にした。

実在のモデルは、チャンピオン 「アポロ・クリード」 役がアリで、挑戦者 「ロッキー・バルボア」 役は、チャック・ウェップナー だったと聞いたことがある。

実際の結果は、アリの15ラウンドKO勝ちだったが、アリをモチーフにして、多くのアメリカンドリームが誕生したことは、間違いないであろう。

余談だが、小学4年生のとき、挑戦者のアリが、チャンピオン 「ジョージ・フォアマン」 をKOした場面を生中継で見て、ヘビー級のパンチの破壊力を目の当たりにした記憶がよみがえるね。
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2016年05月30日

Real Fight

6月のカレンダーをながめていたら、フッと昔の記憶が浮かんだ。

40年前の1976年6月26日。
世紀の一戦 「モハメッド・アリ / アントニオ・猪木」 の異種格闘技戦が行われたんだよな。

あの日、土曜の昼からの生中継で、当時小学6年生のボクら男子は午前の授業が終わると蜘蛛の子を散らすようにして、大急ぎで帰宅した記憶がある。

試合は 「世紀の凡戦」 と酷評されたが、極限に制約されたルールの中で戦った 「わかる人が見ればわかる結果」 として、今も語り継がれている 「リアルファイト」 (セメント/ガチンコ) である。

そもそも、プロボクサーとプロレスラーが同じリングで戦うのは、ルール的に無理もあるけど、その後の格闘界にあたえた影響は計り知れないものがあった。

それに契約上、アリサイドと猪木サイドでは、知名度からしても、交渉力も桁違いだったと思う。
ロマンは実現できたが、損なわれた猪木の負のイメージは、時間をかけて修復するしかなかった。

それでもプロレスファンはロマンを捨てることなく、リング上の 「ニューウェーブ戦線」 を追い求めたがいつしか時代も変わり、オクタゴンの中では何でも許せる 「残酷ショー」 に熱狂するようになった。

そのころだったかな‥  ボクはチンピラのケンカを見ているようで、次第に見る気が失せてしまった。
いきなり、他人から陰部を見せられて、思わず唾を吐きたくなるような、後味の悪い不快感を覚えた。

実際、命と金を引換えにリングへ上がった選手の中には、後にパンチドランカーになったり、日常生活に困難を極めたリ、壮絶な後遺症をあたえてしまったことは、あまり知らされていない。

柔術家の中井祐樹は、ジェラルド・ゴルドーを相手にヒールホールドで勝利したもの、サミング (親指で目を攻撃された) で右目を失明して、あれだって後の人生、だれがどう責任をとったのかわからない。 

格闘家の前田日明が、何かのインタビューで、こんなことを言っていた。
「トータルファイトである前に、ルールが整備されていない以上、リングに上がったから勇気があるとか、上がらなかったから勇気がないとか、そういう問題ではない」 と早くから警鐘を鳴らしていた。

その言葉通り、あれだけの格闘技中継は今ではほとんど見なくなり、土台を支えていた良質なファンはいつしか消えて、冷やかしにしか思えない観客があふれ、格闘技を見ていることを自慢したいだけの 「オラオラ観客」 も多くなり、将来の輝きとはまるで遠い世界になったような気もした。

そう考えると、新潟県三条市が生んだ 「ジャイアント馬場」 は、偉大なプロレスラー 兼 プロモーターであったことが、このあとの言葉から今さらながら、先見の明の先の先見があったことがわかる。

「皆さんが格闘技路線に走るので、全日本プロレスはプロレスを独占させてもらいます」 と‥
その言葉が、今の若い世代を中心とした 「プロレスブーム」 なんじゃないかな。

なぜ、U系戦士だった、船木誠勝 鈴木みのる 長井満也 高山善廣 成瀬昌由 らが、従来のプロレスリングに上がっているのか考えれば、信じたものがわからなくなり、途方に暮れたのかもしれない。

40年前、世紀の凡戦と酷評された 「アリ/猪木」 戦に、リアルファイトを読み解くヒントがあったんだ。
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2016年05月03日

野球雑記

プロ野球が開幕して、早くも一か月あまり。

それにしても 「横浜DeNAベイスターズ」 は相変わらず弱いな。
球団のCEOが新潟出身ということもあり、ひいき目で見たいけど 「勝負師の球団」 には思えない。

前任の 「中畑監督」 現在の 「ラミレス監督」 は、現役時代の実績もネームバリューもあるし、何より多くの野球ファンから、親しまれたキャラクターだ。

それだけに話題性や支持層は広く、広ければ観客動員数は増えて、増えれば選手のやる気も上がり、好成績につながりやすいが、口で言うほどカンタンなことではない。

いくら監督が人気者であろうが、向かうところの敵は選手同士であるから、勝てなきゃ興ざめである。
人気と強さがそなわっていれば体制は盤石だが、都合よく二兎同時に得られるものではない。

人気優先でも、強さが育成されていないと、ファンから飽きられて当然なんだよな。
そんなことを繰り返せば、そのうち球団内部にも不協和音が蔓延しはじめ、勝つ雰囲気が失われる。

去年、新潟エコスタジアムの一塁寄りバックネット裏で、ベイスターズ主催の公式戦を観戦した際、巨人相手に横浜らしいハツラツとした機動力を見せたけど、セ・パ交流戦を境にボロボロになってしまい、 中畑監督が責任をとる形で辞任をした。

プロは強さに勝る評価はないし、監督が客寄せパンダになって策を講じても、効目は最初のうちだけでその間に立て直しを図らないと、長いペナントレースは乗り切れない。

4番の緊急補強もわかるが、代わる選手が育ってない苦肉の策だし、人気は二の次で勝てるチームを早急に作っていかないと興味は尽きられる。

突飛な目標はともかく、このままだと 「単独最下位」 はやむなしだ。
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2016年05月01日

柔道雑記

今年8月 「リオ五輪」 の観戦を待ちわびている競技が柔道。

柔道男子、階級別代表選手7名が決まった。
個人的に、66キロ級 「海老沼 匠」 の連続技の妙技と、73キロ級 「大野将平」 の瞬時な破壊力に大きな期待を感じる。

先日、全日本無差別級トーナメント (100キロ超級) で 「王子谷剛志」 が、本大会優勝候補二人に一本勝ちをして、二度目の全日本選手権の優勝を決めた。
しかし、それまでの不振とヒザの負傷に悩まされ、12月の時点で五輪候補から名をはずされていた。

そして、直接対決はなかったものの、準決勝で 「上川 大樹」 に敗退した、3位の 「原沢久喜」 が、 過去の功績を重視され、無差別級の代表に選ばれた。
選考方法には、柔道有識者ならではの見方が交錯するから、選考理由の疑問は払拭できない。

ボクは 「攻撃型な柔道」 が好きだから 「後の先」 (受けてから攻める) 柔道は好まない。
また、組み合わない柔道、返し技狙いの柔道、ポイントを競うだけの柔道は、見苦しいだけである。
そのタイプは、外国人選手に多く見受けられ、一頃は変質して 「ジャケットJUDO」 だった。

海老沢と大野は攻撃型だから、豪快に勝つときもあるが、一瞬のリスクもつきまとう。
ボクシングでいうところの 「インファイトスタイル」 で、大きい相手には懐へ思い切ってふみこめば、 そうそう打たれないが、中途半端な距離だとコテンパンに打ち負かされる。
また、インファイトほど 「カウンター狙い」 をされるから、やられたときのダメージも大きいんだ。

彼らは、そのリスクにひるむことがなく、積極果敢な日本柔道を誇りにしているよね。
ボクは、その肉体を図々しくも借りて、闘争本能を躍らせているときがあるんだ。

伝統的に 「無差別級」 は、日本柔道の誇りとされている。
いわば、代表の中の代表となる 「大将戦」 だから、代表を手中にした原沢には、フランスの世界王者 「テディ・リネール」 を、ブン投げて来てほしいね。

そんな、原沢の胆力がどれほどのものか、8月のリオ五輪はじっくりと見たいものである。
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2016年03月28日

鬼の目にも涙

「愛がないなあ」  大相撲春場所千秋楽、弓取り式を見ながら、思わずつぶやいた言葉である。

白鵬が前人未到の36回目の賜杯を手にしたが、立ち合いの変化に館内から不満がわきおこり、とても言葉にできないほどの暴言も浴びせられた。 (日馬富士もあれぐらいで土俵を割るなと思ったけど)

祝福にはほど遠い雰囲気の中、優勝インタビューで白鵬は泣いた。
あの涙、感動という生易しい美談じゃない‥  悔しかったんだ。

その昔、元横綱 「曙」 は、何かのインタビューで 「横綱は横綱になったものしか辛さはわからない」と自分なりに横綱像を探って努力していたという。

汚い暴言を吐くやつは、大相撲が好きとかではなく、伝統や歴史などこれっぽっちも関心がないわけで、ただ目の前でおきたことを、その場の感情だけに振り回され、低レベルな文句しか吐けないんだから、観客じゃなくて 「現代の野蛮人」 である。

何 ?  「モンゴルへ帰れ」 だと‥  恥を知れ、恥を !
つまり、想像の域を出ないことには、まるで敬意をはらえないんだ。

今はね、相撲人気とか、横綱の品格を言う前に 「観客の品格」 だよな。
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2016年03月27日

眠れる獅子

PCを立ち上げて、本文を書きはじめた時刻は、日付が変わった午前3時50分。

今日、大相撲春場所は千秋楽。
本割だろうが、優勝決定戦になろうが 「白鵬」 の優勝は揺るぎないだろう。

それほど、八日目あたりから相撲内容に厳しさが増し、後半の対戦相手に対する挑発とも思えた。
しばらく 「眠れる獅子」 状態だった白鵬を本気にさせたようである。

まだ、結果はわからないが、結果を知ってからあれこれと書くのは、ボクのルールに少し反するので、 まさに今、この場で書いておく。

その前に今場所 「琴奨菊」 が連続優勝をして、横綱に昇進する姿はみじんも描けなかった。
図式として、モンゴルと日本の勢力争いとなり、結果的にモンゴル勢に返り討ちになる予想だった。

伏線として、先場所は10年ぶりとなる日本人力士の優勝に日本中がわきおこり、名実とも三人横綱の頂点に君臨する白鵬は後半の連敗に続き、顔に泥を塗られるような館内の雰囲気に耐えていた。

そして、今場所の初日 「宝富士」 にまさかの黒星を喫し、それが逆に白鵬自身への喝となった。
以後は、白星街道まっしぐら、圧巻は今場所の行方を大きく左右する 「稀勢の里」 と 「豪栄道」 との大一番で 「なめんなよ」 と言わんばかりの完璧なまでの玉砕相撲。

しかも、その後 「鶴竜」 「琴奨菊」 にも 「なめられたらおしまいだ」 とひとひねり‥ 強い、強い。
先場所の白鵬とは見違えるほどの 「ガチンコ力」 である。

まるで、他校の番長からタイマンを挑まれたが、わずか20秒でケリをつけて、相手の顔を腫らした   治療費代わりの電車賃を渡し、さっさと帰した強さを感じずにはいられなかった。

それは、モンゴル勢の裏番長 「照ノ富士」 がケガで本調子ではないため 「牙城は俺が守る」 として白鵬が鬼神になったようである。

そんな電光石火な強さを誇り、横綱の存在価値を土俵上で知らしめた。
だが、絶頂期と比べると、禁忌の予備バッテリーを使ったようで、来場所からの体力の消耗が気になる。

日本人力士もあと一息だけど、完膚な実力で賜杯を手にするまでは、まだまだ時間を要するであろう。

書き終えた時刻は、午前4時50分。
12時間半後の 「三役の取組」 を楽しみにして、今から一杯飲んでから寝るとする。

大相撲春場所、間違いなく優勝するのは 「白鵬」 だよ‥   それほど、今場所は強いわ !
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