2018年07月23日

豊 山

今朝の新聞では、新潟の郷土力士 「豊山」 の健闘ぶりがたたえられていた。

名古屋場所の成績は、西前頭9枚目 「12勝3敗」 で、初の敢闘賞。
千秋楽では、初優勝を決めていた、関脇の 「御嶽海」 と熱戦の末、掛け投げで破り、三役への道筋をつけて、来場所は前頭筆頭を予想されている。

5月場所では 「2勝13敗」 と大きく負け越したが、そんなに心配する相撲内容ではなかった。
持ち味である、おっつけからの突き押しは強烈ながら、土俵際での体の寄せ方が甘いようで、勝ち星につながらない印象で終わっていた。

そんな見方だったので、今場所は勝ち越すとは思っていたが、ここまで敢闘するとは思わなかった。
ここで、有頂天になる豊山ではないと思うが、来場所に上位の休場力士が復帰してきたときが、更なる成長の見せ所であろう。

ちなみに、ボクの好きな力士は、小結の 「玉鷲」 (モンゴル) なんだが、意外でしょ。 
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2018年07月04日

硬派 JAPAN

3日 サッカーワールドカップ 日本ーベルギー戦は、歴史的な 「ベストゲーム」 で報じられていた。

そして、あまりサッカーに興味のないボクにも、こうしてブログを書かせやがった (怒)

ワールドカップ直前の監督交代劇に、シラケた人も多かった。
正直、ボクも 「この期におよんで、まだ組織でゴタゴタをおこしてるのか」 とあきれていた。
真剣だから、ゴタゴタがおきることもあるが、それにしても時期と限界がある。
この交代劇があるなし、もうピッチ上の結果でしか判断はできない。

今大会を最後に、日本代表を引退するであろう、3〜4人の 「おっさんたち」 を、応援したくなるのは、その年齢をかけ抜けてきた中高年の情だ。
中でも、GK 「川島永嗣」 の男らしさを感じる存在が好きだ。
後半アディショナルタイムで、決勝点を決められたあの瞬間。

ベルギーのカウンター攻撃に、日本の守備が追いつかず、屈強な赤い悪魔5人が左右横一列で一斉に攻めこんできたとき、それはもう怖かっただろう。
川島はたった一人、ゴール前で 「来やがれ、俺がとめてやる」 と覚悟をする、あの 「男っぷり」 は、鬼神のようで、かっこよかった。

結果どうあれ、命がけでゴールを守った男にかける言葉こそ 「あっぱれ」 である。
それこそ、日本のサムライ (男) を描いた、山本常朝 「葉隠」 (はがくれ) の有名な一文。
「武士道とは、死ぬことと見つけたり」
もちろん、真意は死ぬことではなく、大意は 「腰抜けではない」 という意味だ。

最後は 「本田圭佑」 がフリーキックを外し 「川島永嗣」 がゴールを守り切れなかった。

日本代表の引退を覚悟した 「日本の硬派」 を、だれが責められましょう。
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2018年07月03日

がんばろう

今日はどこの会社でも、街の至るところで、サッカーの話題で持ちきりであろう。

多くのサポーターたちも、呆然と立ちつくした。
ボクもリアルタイムで見たが、後半は予期せぬ映画のラストシーンのようで感傷が残った。

午後の街中の様子は、お世辞にも活気があるとは思えなかった。
これも見る側の気分によるものだが、歓喜の対義語は悲哀であるが、本当はそうじゃない。

スポーツ観戦の魅力は 「オレもがんばろう」 と清々しく思えること。
シンプルに 「がんばろう」 そんな前向きな言葉は、もっと見直されてもいいのでは。

オレが無力な 「おっさん」 なのは仕方ないが、まだまだマシでありたいと思う。

3日 店に出かけ間際に投稿。
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2018年06月22日

ボール蹴り

店内はせまいながら、環境用テレビが2台設置してある。
この頃、観ても観てなくても、サッカー中継を流していないと、気が気でないお客さんもいる。

19日 サッカーワールドカップで、強豪コロンビアから金星をもぎとり、決勝トーナメント進出への期待が膨らんだ日本。
「サッカー音痴」 のボクは、戦況を横目に視聴率を上げている国民のひとりにすぎないが、この10年で過激にバカ騒ぎする馬鹿野郎も減り、ゲームを理論的に語るサポーターの層も厚くなった。

このあたりの戦略や戦術も知らず、スポーツは風物的にとらえているが、戦略的に駒を進め配置し、ゴールにシュートを決めに行くことから、理論的には将棋と類似している。
将棋の棋士は、瞬時に何百通りの道筋を読めるように、サッカーにも何十通りのセオリーがあり、そのセオリー以上のことをできる選手が、夢の舞台で活躍できるのであろう。

フィジカルはもとより、団体戦は盤面全体を見て、高精度でクレバーな戦略を描けた方が勝つ。
ビジネスの世界でも 「重箱の隅を突く」 近視眼的な経営者は多いが 「重箱の全体も見る」 大局的な経営者は意外と少ないものである。
スポーツの団体競技ほど、監督が広角レンズを持ち合わせていれば、場面に即応した陣戦を作れる。

その意味で、縦社会に生きる人間の性がある以上、人の上に立つ条件のひとつに視野の広さは大事。
サッカーをただの 「ボール蹴り」 として見るのは、少しもったいないような気がする。
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2018年05月30日

Gentle Way 5

内田前監督が、ウソをついていたことが事実認定された。

同時に日大アメフト部の選手たちからも、チーム一同の見解を示す声明文が発表された。
ただ群れるだけの集団なら、猿の軍団以下だが、確固たる意見をすることで、進歩やコミュニケーションは生まれるから、そのための 「学生一揆」 であれば健全だ。

本来、全体をまとめるのが監督の責務で、主体性をもつのがコーチの役目であろう。
あえて 「ボス猿」 呼ばわりするが、自ら監督の適性があるか自問せず、監督を権力にあぐらをかき、最後は追放処分の制裁を受けた。

悪いボスは、組織で幼虫のころは 「内弁慶」 で、名誉やお金を手にすると 「お山の大将」 に成虫し、最後は 「裸の王様」 に変態してしまうから、周りの人に厚意をもたれていない。
その特徴をいえば 「プライド」 と 「コンプレックス」  「ナルシスト」 と 「サディスト」 の対極分子が紙一重である。

ついに選手たちから、発言に信用性がないと 「真実の目」 を突きつけられた。
稀代の悪とは、追いつめられても平気な顔でウソを吐き、次第にそのウソが本当のことだと思い込む。
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2018年05月25日

Gentle Way 4

報道番組を見ていると、社会の縮図がよくわかる。
日大アメフト問題のあらましは、社会問題 「ブラック企業」 の内情も映し出している。

権力を牛耳る立場である者、自らの手は汚さず、手下を使ってやらせ、手柄は自分にあるとし、叶わぬ煩悩 (ぼんのう) は解釈の違いだと、密室で人を平気で切ろうと企てる。
記者会見で日大広報部の不遜な態度を見れば 「種は連鎖」 しており、おおむね 「サイコパス」 だ。

スポーツの枠を越えた社会問題 「若者は生きる知恵を学ぶ」 意味で、この流れを見ておくべき。
ここでおさえておきたいことは、本来のスポーツは素晴らしいもの。
スポーツにおける達成感や協調性を学び、ひいては 「コミュニケーション能力」 を発達させるものだ。

※ 連載になったので、タイトルを 「ジェントルウェイ」 と連番表記に称する。
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2018年05月23日

Gentle Way 3

「内幕」 が開いたようだ。

危険なタックルをした、日大アメフト部の選手が、異例の記者会見を開き真相を語った。
野蛮人かと思っていたが、良心の呵責に悩んだ末の勇気には、人として一定の評価を感じた。

一方の 「オレに責任がある」 といいながら、口だけ番長 (監督) と、言いなり子分 (コーチ) とは、大違いである。

いつの時代でも、トップ陣の思惑に利用されるのは、純粋な若者だ。
純粋であるがゆえに硬直した頭で考えるから、過激に変貌し暴走をしてしまう。

今回、あまりとりあげられていないが、再発防止のため、あの審判への警告もしかるべき。
暴挙を目の前で見ていながら、何で 「一発退場」 させなかったのか、権限もスキルもプライドもない。
本来、グラウンドが 「一番安全」 であるはずなのに、あの優柔不断な審判に安全はあずけられない。

会見で浮上したコーチも含め、筋の通らない話でごまかそうとするから、つじつまも合わなくなる。
スポーツの理想は美しいのに、権力の洗脳で頭が支配され、いつのまにか実戦で崩壊していく過程を見て、それまでの傲慢さが垂れ流されていた結果であろう。

危険タックルをした選手は、許される行為ではないが、この経験はどこかで 「生きてくる」 と思う。
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2018年05月18日

Gentle Way 2

昨日の続きになるが、日大アメフト部の監督は62歳、学内でも常務理事の要職であるという。
50、60歳と年齢を重ねた人、肩書のある人が、若者より賢いと限らないことがわかっただろう。

問題の蛮行前に、監督は選手に試合の出場を引き換えに 「クォーターバックを壊して来い」 と反則をうながす指示を出していたという。
悪魔のささやきに従う選手も選手だが、日大広報部によると 「厳しく戦って来い」 と選手を送り出し、反則の指示は出していないとの回答。

意図的な指示を出さずも、どのような言葉の取り方もできる権力の常套手段。
「責任は俺にある」 とマッチョな発言のわりには、雲隠れをしている態度の矛盾。
そうまでして、あの人の地位を守らなきゃならない、不条理はなんなのだろうか。

広報部が発表した指示が本当なら、監督の指導能力にも問題がある。
例えば野球でピンチのとき、監督がタイムをかけて、ベンチからマウンドにかけより、指示を待つ投手に 「がんばって、厳しく投げろ」 と言ったらどう思うよ。

開いた口がふさがらないよね。
そこでいうべきは、言葉の手間を惜しまず 「戦略的な指示」 であろう。
それなのに、部活の父兄が言うような、子どもへの励ましではなかろうに。

これひとつとっても、観念的に 「厳しく戦って来い」 なら、だれでも言えることで、監督として具体的な戦い運びを感じないし、結局のところ、嘘と体裁の上塗りとなり、やぶへびになっちゃたわけだ。
さっさと男らしく謝っておけば、ここまでの事態にはならなかっただろうし、アメフトは 「男を売る競技」 であるのに、その監督が男じゃないんだから、選手も裏切られた思いだろう。

こういう、精神訓話の好きな 「お山の大将」 が、多くの若者の素質をつぶし、チーム (組織) を破壊するのであり、スポーツマンシップではなく、自分への忠誠が 「シップ」 (精神) なんだよな。

はっきり言って、変な 「スポコンマンガ」 の見すぎじゃないのか。

オレは、こういうことに関しては、怒りを覚えるの。
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2018年05月17日

Gentle Way 1

日大アメフト部の 「ラフプレー」 は記憶に新しい。

新聞には 「悪質な反則」 と見出しがついていた。
ボクがデスクなら 「野蛮人の蛮行」 と見出しをつけて入稿する。

無防備な相手に全力で襲いかかる行為は、死に至ることもある、危険極まりない蛮行だ。
それも後方から、助走をつけて全体重でタックルするなんて、積年の怨念でもあるのか。
しかも監督が選手に 「壊して来い」 (けがをさせろ) と言ったらしいが、この人の頭が壊れているよ。

柔道を13年間、地元の道場に所属し、学校の部活でも、試合と練習を繰り返してきた過去がある。
長年、運良く大きなケガもなく、道着をたためたが、実技で大ケガをした人たちを目の当たりにした。
実戦である以上、捻挫や骨折、頭部や首への損傷、希少ケースでは頸椎や神経への損傷もあった。

そのときのケガがもとで、今も後遺症とつきあっている同期の元選手もいる。
スポーツの勝ち負けには、純粋な敬意を払うが、そのあとの長い人生を考えれば、短絡的な発想では済まないし、だれが責任をとるのよ。

柔道を英語で別名 「ジェントルウェイ」 とも呼ばれていた。
訳せば 「強さは紳士であれ」 というモダンな教えで、海外でも高く評価されている。

それに、このアメフトの監督は何歳で、あれで監督をやっているつもりなのか。
オレが選手なら、もうバカバカしくて、さっさと辞めるよ。

周りにチヤホヤされ、自分の指導にうぬぼれ、トップの座におぼれているとしか言いようはない。
選手も選手で 「命令とはいえ、俺はそういう危険な行為をしない」 とする判断すらマヒしている。

彼らの中に 「ジェントルウェイ」 の欠片一つでもあれば、こういう蛮行はおきなかっただろう。
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2018年04月11日

大谷翔平

MLB 「エンゼルス」 の二刀流こと 「大谷翔平」 が投打に圧巻の活躍を見せている。

オープン戦では、調整の段階であるのに、米国のマスコミからは 「日本だから通用した」 と好き勝手な下馬評を書かれながら、開幕したらプロの仕事を見せたことで、一流の中の超一流であることを証明。

彼の活躍ぶりを見て、ボクのような個人事業主、零細企業の代表など、感情移入させられたと思う。
理由は、人が裸一貫となり、心機一転で何かをやろうとすると、歓迎されるのは最初だけで、そのうち 「どうせダメだろ」 「いつまで持つか」 第三者による中傷や誹謗、ネガティブな言葉を浴びせられる。

世の常ではあるが、第三者の無神経ぶりは、自分にはできない嫉妬や屈折の類であり、自らの性格の悪さを助長する悪癖でもある。
言われることは想定の範囲だが、言われていい気分はしない。

大谷の活躍にスカッとしたのは、ネガティブな風評を結果で返したこと。
吐いたツバを飲み込ませ、他意を 「返り討ち」 にした、強さに共感した。
大切なのは、毒ある言葉に振り回されず 「抵抗力を持つ」 ことも教えてくれたんだよな。

「論より証拠」 この若き不動の男 「大谷翔平」 を見習わなければならない。
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2018年02月28日

名誉市民

平昌五輪の選手団が帰国し、連日多くのインタビュー取材を目にする。

「メダルを獲った、これからの人生を大切にして生きたい」
女子スピードスケート 金メダリスト 「小平奈緒」 のコメントが印象に残った。

まばゆい光を浴びると、アイドルばりの意識となり、後の人生に影響するという。
ほとんど本分に戻るが、プロアマ問わず、名声に崩れるアスリートもいるようだ。

スポーツも社会の縮図で、技能としてのメダリストではあるが、人物評価のメダリストではない。
選手には税金が投じられて、企業が受け皿のうちならいいが、名誉にうつつを抜かすと普通の暮らしが屈辱となり、社会的な判断もままならず、消える選手もいる。

日本人は、ひとつの空気にまとまりやすい。
今の脚光に群がるが、次の脚光が来ると、それまでの脚光に見向きもしなくなる閉塞性がある。 

彼女は選手の団長として 「これからは名誉市民とし、尊敬されて生きるようになる」 ことを、やんわりと他の選手に教えてあげた、強くて優しいお姉さんのように思えた。
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2018年02月18日

プリンス

日本にも 「王子さま」 がいたんだね。

17日 午後、男子フィギュアスケート 「羽生結弦」 のフリースタイルを自宅で見ていた。

前日のショートプログラムの1位通過を 「完璧演技」 だと新聞は見出しをつけていたが、今日のフリー演技では、持ち時間4分半の中で、2度バランスを崩しながらも、減点対象にはならず、芸術点の高さで他者を圧倒し、2度目の金メダルを獲得した。

完璧に越したことはないが、完璧ではない姿にも、人は感動する。

今大会、銀メダルに輝いた 「宇野昌磨」 も、フリー演技序盤で転倒こそしたが、そのあとの持ち直しにファンは熱い声援を贈った。

4年前の 「ソチ五輪」 で、メダルは逃したが 「浅田真央」 も、その 「あきらめない演技」 に世界が感動したことは、記憶に残っている。

ボクを含めてだが、多くは熱狂的なフィギュアスケートのファンではなかろうが、とりわけて羽生結弦の存在は鮮烈で 「王子さま」 と呼ばれるほど、色白で端正な顔立ち、均整のとれたスマートな肉体美が備わっているが、それだけではない。

「王子さま」 のゆえんは、強さとやさしさ、品格が土台となる、香り立つ男らしさなのである。

羽生結弦を見ていると、昭和の男は全滅だよ (笑)
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2018年02月15日

羽生結弦

連日、冬季五輪の熱戦が伝わってくる。

人並みに、メダル獲得の期待と興味もあるが、選手の人間性にも焦点をあてて、その強さも知りたい。
その一人が、明日注目されている、フィギュアスケートの絶対王者の呼び声が高い 「羽生結弦」 だ。

彼は一頃 「王子さま」 の軽薄なネーミングでもてはやされたが、礼節を重んじ、世界を相手に教養も身につけ、フィギュア界をリードできる好青年にまで成長した。

それも 「東日本大震災」 という出来事に一心で向き合い 「ソチ五輪」 で金メダルを獲得したあとも、快進撃を見せた。
あるときは、練習中に中国の選手と衝突して、頭部を負傷したまま、棄権せずに出場した。
賛否はあったが 「滑りきる」 という強い気持ちは、最後まで持ち続けた。

そして、3か月前に、今度は右足首を負傷したにもかかわらず、それを乗り越えて、冬季五輪に照準を合わせ、先日の記者会見でのコメントに 「気持ちの強さ」 を感じた。
「この上ない練習をしたので、不安はない」 と全快宣言し、負傷を言い訳にできる退路を自ら断った。
すごい、コメントだよ。

一流選手は、やり続けることを信条として、メダルを獲得しても過信はしない。
理由は、子どもの頃から、自分の得意なことしかしていない、前向きな 「コンプレックス」 があるから、他の世界も尊重する、素直な感受性が育まれたと思う。

インタビューの答え方ひとつ、笑みを浮かべながら、穏やかに話し、一般人の生活とかけ離れたような態度をとらず、自分の考え方を示しながら、社会に溶け込んでいる。
これこそ、アスリートとしてのレベルの高さ、内面の充実と強靭さを兼ね備えた 「文武両道型」 である。

一頃は、スポーツが優秀であれば、神輿の上に乗せられて、人間教育をされない選手も多かった。
技能を養うための練習だけで、強さがすべての価値判断となり、そこに 「美しさ」 がなかった。
時代によって、求められるヒーロー像も変わったが 「強さ」 イコール 「人柄」 で応援したい。

彼、明日、金メダルを獲るよ。

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2017年12月02日

プロレス禁止令

書店でプロレスファンが選んだ 「プロレス黄金時代の名勝負ランキング」 と題した雑誌を購入した。

ファン投票の第一位は 「アントニオ猪木 対 モハメド・アリ」 (76)
私的な第一位は 「アントニオ猪木 対 ストロング小林」 (74)
小林をしとめた、猪木の一撃必殺技 「ジャーマン・スープレックス・ホールド」 を見たあとから、学校の体育用具室が必殺技の研究室となった。

自他ともに認める 「昭和のプロレスファン・ウィズ・UWFファン」 である。
むしろ、ジャズよりも、プロレスのほうが、詳しいかもしれない。
今は、同等の話し相手がいないから、しゃべらないだけであってね。
その意味で、4月に転勤したMさんは、広い時代 「プロレス談義」 できる、数少ない人物だった。

プロレスファンは、技の破壊度を試したくなるため、これが学校で問題となり、プロレス禁止令が出た。
先生からは 「プロレスはショーなんだ」 と裏側を聞かされたが、純粋なあまり受け入れられない。
ならば、隠れて実戦してわかったのは 「プロレスは、相手の協力なくして技は決まらない」 こと。
柔道をやっていたので、実戦感覚でわかっていたが、認めると娯楽を失うようで、複雑な年ごろでさ。

そうなると後に 「UWF」 の出現はセンセーショナルだったし、ショーであるならば 「女子プロレス」 を見ていたほうが、華麗で面白く、溜飲が下がる気がした。

プロレスの見方は 「十人十色」 で、真剣に楽しむもよし、娯楽で楽しむもよし、選択肢がある。
「ジャイアント馬場・最強説」 を主張する者がいれば、名勝負は 「ブル中野 対 アジャコング」 だと、言い張る人もいたり 「玉石混交」 のバトルロイヤル 「場外乱闘」 になるわけだ (笑)

プロレスはインチキだと見抜いて、訳知り顔で語られるよりも、むしろ、曖昧な世界を楽しめる器量こそ、広い世界を知る機会となるだろう。

好きなレスラーは、まだら狼 「上田馬之助」 関節技の鬼 「藤原喜明」 必殺仕事人タイプ。 
今日亡くなった 市役所固めでコミカルなプロレスを披露した 「ドン荒川」 も、影の実力者だからね。

これら、目が肥えたころの試合より、純粋に楽しめたころの記憶のほうが、輝きになっているものだ。  
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2017年11月21日

しんがり

横綱 「稀勢の里」 が、10日目にして、途中休場した。

5日目までの取組を見ていた限り、左肩の負傷以前に、足腰が安定してなかったので、満身創痍ながら前半で優勝戦線から外れることは予想できた。

今場所、白鵬の優勝は揺るぎないと思うし、全勝優勝で着地するんじゃないか。

近い将来、白鵬が引退したら、だれが相撲界の 「しんがり」 を務めて、引っぱれるだけの 「胆力」 があるのか、こういう非常事態のときでも、他の力士から心意気を感じないのは不安だよな。

それに、ようやく大相撲人気が復権したというのに、スキャンダルや不祥事が度々に報じられ、話題がそればかりになると、凋落の前兆を感じるため、しんがりが求められる。

筋金入りの大相撲ファンではないが、古くは 「輪島」 「北の湖」 青春時代 「千代の富士」 に声援を送っていた、われわれ世代は寂しい思いをしている。

ちなみに、好きな力士は、前頭筆頭 「玉鷲」 (モンゴル) なんだ。
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2017年09月01日

組んで投げる

連日 録画予約した 「柔道世界選手権」 を見ている。

ここ3〜4年で 「あたりまえの柔道」 を見られるようになった。
それまでは、ポイント制の導入で 「ジャケットレスリング」 を見ているようだった。

特にひどかったのが、08年 「北京五輪」 のころで、組み合わない 「組み手争い」 と、タックルめいた 「かけ逃げ」 ばかりで 「これは柔道じゃないぞ」 と武道の精神を損なう、見苦しい試合ばかりだった。

「勝者が絶対」 の思想がある。
否定はしないが、それをいびつな形で追い求めた結果 「勝てば官軍」 で美しさを失った。

それが、ようやく改心され 「しっかり組んで、しっかり投げる」 本来の柔道を取り戻した。
それも、立ち技だけでなく、寝技、関節技、絞め技、複合連携技もあり、柔道の技は奥が深い。

ボクは、13年間も柔道を続けたのに、大した結果も残せずに引退した。
だけど、勝ち負け以上に、男らしく組み合って技をかけあう、純粋な真っ向勝負に魅了された。

そうじゃなかったら、帯を締める資格は問われただろうし、思春期の時間を費やさなかったと思う。
もし、柔道を続けてなかったら、横道に外れたかもしれないし、後の考え方にも影響を与えただろう。

高校時代、名門 「k大」 柔道部に推薦の話もあったが、もう燃え尽きたから、そんな気はなかったし、中途半端な肉体と精神で入部しても、赤子の手をひねられるように、ボロ雑巾にされたと思う。

それらしいことを言っても 「へっぽこ柔道」 ながら、軽中量級クラスだったので、男子60キロ〜75キロあたりの階級には、闘志を投影してしまう。
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2017年06月09日

Team Work

今日 (8日) も、巨人が負けて、球団史上初となる、13連敗なんだとか。

「アンチ巨人」 のボクでさえ、同情するほどの弱さである。

まあ、新潟はプロ野球よりも、J1 「新潟アルビレックス」 の最下位からの巻き返しに、気持ちを寄せているだろうが、負けているときは、何を言っても 「言い訳」 にとられてしまうから、ツライよな。

団体競技であれば、うまくいかないときほど、人のせいにしたくなるもの。
過去、プロ野球で、小さな不満がたまり、後に大爆発したケースがあった。

「ベンチがアホやから、野球ができへん」
30年以上も前だが、チームの負けがこんだ、阪神のピッチャー 「江本」 が放った言葉だ。

ある意味、チームを代弁した言葉にもとれるが、裏返せば 「ひとりよがり」 にもとれる。
それが、チームをギスギスさせ、士気をジワジワと下げ、コミュニケーションをむずかしくする。

今の巨人と新潟アルビレックスの秘めた内面は、どれほどのものかわからないが、コミュニケーションに問題があるとしたら、チームとしては深刻だよな。

団体競技は、負の気持ちを分かち合えるが、個人競技だと、負の孤独を一人でかみしめることになる。

そのメンタルティーだけでも 「チームは恵まれている」 と思うけどね。
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2017年02月07日

国技復権

19年ぶりの日本人横綱 「稀勢の里」 の誕生により、大相撲3月場所のチケットは即刻完売だとか。

大相撲が著しく低迷していた、この12年ほどの間、変わらぬテンションで観戦していたファンとしては、今のブームは喜ぶべきことだが、やや複雑な思いもある。

ブームの起爆剤に 「すー女」 と呼ばれる女性ファンの獲得に加え、日本人横綱の誕生であった。
それまでの低迷期、モンゴルの代表格、横綱 「朝青龍」 を筆頭に、横綱 「白鵬」 の王道に加えて、 多くの外国人力士が大挙する土俵では、さながらオリンピックのようで、見ごたえはあった。

その間、八百長問題や素行の悪い力士のトラブルなど、黒歴史の時代もあったのだが、今のブームの背景には、腐らずにやってきた力士と、純粋に相撲が好きな好角家が、伝統の屋台骨を支えたと思う。
そんな、国技が復権した理由は、実にシンプルで 「強くて華のある日本人力士」 が出てきたこと。

だからこそ、モンゴル勢をはじめとする、外人部隊にも、同様の敬意を送るべきなのである。 
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2017年01月22日

苦節15年

「号外」 であるから、急遽、投稿日を割り込ませてもらった。

21日 大相撲初場所 14日目
初土俵から15年、大関31場所目にして、ついに初優勝をした 「稀勢の里」

長年、期待をされながら、その不甲斐なさに呆れ、その度に出直しを誓うが、一喜一憂を繰り返した。
このあたり、過去に思いの丈を洗いざらい書いたので、ここで重複文は控えるが、稀勢の里ほど愚直で孤影、勝負師の悲哀を感じさせ、あまり周囲と交わらなかった力士も珍しいのではないか。

孤独 孤立 孤軍 孤影 孤高 ‥   その時代において 「 孤 」 の在り方は違っていた。
失礼ながら、彼ほど、負けて花道をひきあげる後ろ姿が似合う、何とも不名誉な力士はいなければ、  努力の割には、あまり報われず 「もしかしたら、間違った努力を重ねているのか」 とさえ疑った。

だが、その背中には 「今に見てろよ」 と悔しさをおさえた、沈黙の闘争心を感じられた。
そんな、彼の後ろ姿を情緒的に見て 「最後まで、追いかけてよかった」 と、今初めて思えた。

今晩 NHK サンデースポーツの優勝インタビューで、稀勢の里のコメントを興味深く聞かせてもらう。
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2017年01月09日

辛口解説

一年のペースメーカーとなる、大相撲初場所がはじまった。

今場所、歯に衣着せぬ名解説ぶりで知られる、元横綱 「北の富士」 は、体調不良による自宅療養で、解説から外れてしまい、長年慣れ親しんだファンからすれば、少し残念である。

その魅力、あまり協会としがらみがないから、よく組む解説者で元小結、技のデパートこと 「舞の海」 との掛け合いは、人気の源になっているが、真面目なコントを聞いているようで楽しい。

北の富士の破天荒な辛口コメントに対し、舞の海は理論的に整えようとするから、黙って聞いていると、言葉の異種格闘技戦のようにも聞こえてしまう。

もちろん、相撲道ゆえ、ファンの気持ちを代弁しているから、憎めないんだよな。
名解説不在の今場所だが、日本人力士の活躍にこだわらず、土俵上の熱戦を楽しみたい。

わが家の夕方は 「さじき席」 になり、深夜の大相撲ダイジェストでは、食事つきの 「マス席」 となる。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Sports Fan | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする