2020年05月08日

僕の気分

休業延長のお知らせ
緊急事態宣言が延長され、更なる休業要請が発令されました。
当面 最短 「5月20日」 最大 「5月31日」 までとし、段階的な 「解除可否」 に委ねます。
皆様方のお声がけに感謝の意を示し、ご自愛して下さいますよう、心からお願い申し上げます。

7日 午後3時30分。

万代を起点に、いつものウォーキングメンバーと、今日は 「護国神社」 を目指して歩く。
鳥居から参道を通り、神門をくぐり、回廊を伝って、社殿にて参拝。
群生する松林の遊歩道を抜け、西日のまぶしい海岸通りを回り、古町で茶休憩。
本町で買い物をし、萬代橋を経由して、往復 「 9.3 km 」 の散歩が終了。

世間は連休明けの仕事始めのため、街に少しだけ活況が戻っていた。
自粛を解除された一部の飲食店は、今夜から通常営業に踏み切れる。
解除されて、すぐに客は戻ると思えないが、徐々に回復するだろう。
しかし、日常が戻りつつあるも、さらに2週間も仕事ができない 「僕の気分」 は晴れない。

5月の空が恨めしくも 「遠くを歩くとき、人の歩幅は意外に小さい」 と感じた。
人は遠くを歩くとき、あわてても仕方ないから、道すがらの光景を眺めながら、のんびりと歩く。
そのコースは気まぐれ、人と時間を競ってないし、追手が来るわけでもない。
これからは、実現可能な目標だけで、ムダに人と競わず 「歩きたい道」 を、ゆっくり歩けばいいんだ。

そう思ったら 「生きていくとは、こういうこと」 のようで、少し気分も楽になってきた。

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2020年05月07日

自粛酒場

休業延長のお知らせ
緊急事態宣言が延長され、更なる休業要請が発令されました。
当面 最短 「5月20日」 最大 「5月31日」 までとし、段階的な 「解除可否」 に委ねます。
皆様方のお声がけに感謝の意を示し、ご自愛して下さいますよう、心からお願い申し上げます。

なんとも、空しい G W だった。
去年の G W は、白昼の新宿で昔の同僚たちと語らい、夜は池袋で昔の上司と思い出話を重ねた。
今年は、再会が叶いそうにないので、電話で気軽に近況を交わした。

生業である業態は、緊急事態宣言の 「解除対象」 にはならなかった。
バーはカウンターの接客が、三密の密接に該当するようだが、解除された業態と、何がどう違うのかな。
「オノマトペ」 でいうところの 「ムンムン」 「ギュウギュウ」 「ガヤガヤ」 する、三密の極でもなかろう。
個人的には 「深夜喫茶」 と思っているが、バーを利用しない人の一般論からすれば、三密グループに仕分けされるのは仕方あるまい。

夕方の県内ニュースは、各局を一斉に録画し、後に要所をまとめて見ている。
飲食店の実情を特集で報道されている有名店は、それが宣伝や支援につながるからまだいいさ。
しかし、数多くの小規模店は人脈も資金もない状態で、いろんな客から陰日向で応援されたりしている。
当店も 「無名のバー」 だから、カメレオンのように、身の置き場を状況でコロコロと変える客は少ない。

図らずも 「結果は仕方ない」 こと。
しかし 「重箱の隅の名もない店」 を応援してくれる人がいることは、この上ない勇気となる。
今回の事態に直面した多くの店は、一回 「冷えた体」 を、もう一度、ウォーミングアップして再挑戦になるが、今は一日一日をがんばるしかないんだ。

だから、やる気はあるのに、店を開けられない、この状態を一言でいえば 「じれったい」 のである。
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2020年05月05日

休業延長

休業延長のお知らせ
緊急事態宣言が延長され、更なる休業要請が発令されました。
当面 最短 「5月20日」 最大 「5月31日」 までとし、段階的な 「解除可否」 に委ねます。
皆様方のお声がけに感謝の意を示し、ご自愛して下さいますよう、心からお願い申し上げます。

緊急事態宣言が最大 「5月31日」 まで、延長された。
新潟県の行動制限は一部解除になるようだが 「接客が伴う形態」 は、依然として休業要請は続く。

「14日」 国の専門家会議で、段階的に 「解除の可否」 を検討するという。
国と県の会見を聞いて、現段階で最短 「20日」 最大 「31日」 としか言いようがない。
その時点、一週間単位で 「適宜判断」 を行い、大本の指針を軸に再開は 「臨機応変」 となる。

「6日」 解除 「7日」 営業は難しいと思っていた。
それでも、休業要請に応じたのは 「一致団結」 して、収束させたい気持ちが強くなったから。
結果は出ずも、休業の長さにおいては、営業を持続できる体力はあるのか、これから持久戦となる。

それまでの辛抱に見合った 「社会補償」 は権利とし、日夜の報道を承服して、夜明けを待ちたい。
ただし、国のために家庭を犠牲にはできないし、社会に協力して廃業となったのでは 「本末転倒」 だ。
判断の見誤りに端を発したら、僕の 「腹構え一つ」 で、店を開けるつもりである。

当店は 最短 「20日」 最大 「31日」 を目途に、休業期間を延長するが、期間満了を待つことなく、一日でも早い経済の正常化と、心の安定を図れるように 「行動変容」 ( Stay Home ) しかない。

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2020年04月27日

Rose Bud

自主休業のお知らせ
緊急事態宣言および、社会情勢をふまえ 「 5月6日 (水) 」 まで、自主休業とさせて頂きます。
皆様もご自愛下さいませ。  I Love You All.

妻の誕生日に贈られた、花束を花瓶に挿し替え、花かごは陽の適した窓辺に飾ってある。
毎朝、花房に霧を吹きかけて、指先で手入れをしてから、ぼんやりとながめるのが日課。

男が知る花の名前は、せいぜい、バラにカーネーション、チューリップにヒマワリぐらいで、それ以外は生活環境の中で覚えるもの。

僕は結婚して、花覚えが増えたが、妻を介した 「女友達による影響」 も少なくない。
花の魅力を表現する語彙はとぼしいが 「きれいだ」 と、親しめる感性は大事にしたい。

バラにトゲがあろうと、スズランに毒が潜んでいようと、どんな花言葉であろうとね。

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2020年04月22日

21時30分

自主休業のお知らせ
緊急事態宣言および、社会情勢をふまえ 「 5月6日 (水) 」 まで、自主休業とさせて頂きます。
皆様もご自愛下さいませ。  I Love You All.

20日 時刻 「21時30分」
日曜の夜でない限り、僕がいるはずのない場所と時間に、こうして家にいること事態、妙な気分である。

夕方のスーパーでは、黙々と何かに衝き動かされるように、粛々と買い物をする人の姿だけが目立つ。
その夜、買い忘れ品を求めて、再度スーパーへ行くと、出くわすことのないお客さんとバッタリ会ったり、見慣れない顔ぶれにまぎれた後、人影引く 「夜のスーパーの心寂しさ」 を感じた。

時間だけが異なる、いつもの場所なのに、異空間に迷いこんだ不思議な感覚。
今は言葉を必要としない、沈黙の連帯なる空気が、乾いた空間を覆っている。
夜の街角 「平日の夜に、何でマスターがここにいるの」 と一瞬、思われたかもね。

万代在住、私生活は 「早番」 お仕事は 「遅番」。
木漏れ日の 「光と影」 を、色反転させて、見たような光景だった。
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2020年04月21日

愛着距離

自主休業のお知らせ
緊急事態宣言および、社会情勢をふまえ 「 5月6日 (水) 」 まで、自主休業とさせて頂きます。
皆様もご自愛下さいませ。  I Love You All.

実際、自主休業に入ったら 「心に穴が開いた気分」 である。

2日と休日が続くだけでも、虚ろな気分になる、小動物的な性分なだけに、休業期間が長すぎる。
店は社会との 「懸け橋」 であるから 「直接対話」 の扉を寸断されたようで複雑だ。

それも、最初から完成品として、店が存在していたのではない。
人間同士が細く長くつながり、自然と年月が経過して、店の形が仕上がってきたようなもの。

13年目の今、多くのお客さんの足跡ができて、その足跡の上に足が浮かび上がり、次第に胴体に腕、首から顔といった具合に、店が仕上がってきた軌跡。

それが消えてしまったら、どう感じるだろうか。
客と店の関係は、孤独と思いやりが表裏一体の 「愛着の距離感」 で、つながっていたりするもの。

こういう時間を持てるおかげで、これまで気づかなかったことがわかる 「いい機会」 となる。

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2020年04月20日

自主休業

自主休業のお知らせ
緊急事態宣言および、社会情勢をふまえ 「 5月6日 (水) 」 まで、自主休業とさせて頂きます。
皆様もご自愛下さいませ。  I Love You All.

エピローグ

強制力のない自粛要請とはいえ、社会が一丸となる認識であります。
民主主義の理性で決めるのは自由ながら、来店客の読めない情勢で不確かな営業を続けるよりかは、お客様の安心と安全を第一に考え、休業判断に至りました。
早期に緊急事態を収束させねばと、断腸の思いであります。
「 5月7日 (木) 」 以降、お目にかかれることを楽しみに、今はご自愛下さいませ。

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2020年04月18日

明日の風

政府は 「緊急事態宣言」 の対象地域を、全国に拡大する方針を固めて、一夜明けた。

新潟県は大幅な赤字財政の中、花角知事は 「その場合は、躊躇なく判断する」 としながらも 「今の状況では (宣言) は理解できない」 ともし、最終対応を早急に検討している。

個人事業主は、毎日の報道を見ながら 「綱渡りで営業」 をしている。
例えれば、水面に一滴、垂らされた墨汁のように、そのシミはじんわりと広がっていく心境である。

この緊急事態でも、血税で 「倒産しない就職先」 は老後も安泰、民間とは比べものにならないほど、手厚い福利厚生と定年後の天下り先まであり、生活に不安のない発想に、うんざりすることもある。
給付金も 「タンス預金」 に回して、きれいごとを並べる 「安泰者」 とは、俺らわけが違う。

生きるために戦っているし、終身雇用のレールには乗っていない。
ひどいのになると、それをいいことに、夜の仕事を底辺に位置づけ、顔をしかめる人間もいる。
この種の決めつけタイプには 「底辺の人間で悪うござんした」 で、あやしておくに限る。

今は 「こんなはずじゃなかった」 と、思わぬ逆境にさらされているが、どうあがいても、どうしようもないことは、どうにもしようがなく、そういうときは開き直り、時間が解決してくれるのを待つだけ。
世の中 「なるようにしかならん」 で、今は気持ちのスイッチを切らさぬようにしている。
もちろん、垂らされた墨汁で、お先が真っ暗にならないようにね。

休業要請なくても 「苦渋の判断」 をするしかなくなるかも知れない。
その場合、速やかに 「ブログの冒頭」 にて、お伝えいたします。

明日は 「明日の風」 が吹く。
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2020年04月16日

心の余裕

看板を灯すなら、ルーティン (決められた作業) は必ず行う。

おしぼりを巻いたり、氷を仕込んだり、作業リストに入れようと思えば、もっと複数ある。
カウンターは元より、フロアーやトイレを清掃して、定刻を迎える。

作業は前後するが、合間を見てボトルやグラスを磨いたり、雑用も進める。
清掃は終わりなきものだが、区切りがついたら、好きなアルバムを流して来店を待つ。

マンネリに思われようが、それだけ 「歳月が経過した証」 である。
世をはばかる、新型コロナウイルスの影響大で、今は 「待ち人来ず」 なる心境。

だが、いかなる想定外のこの事態も 「心の余裕」 をもって楽しもうと、自分に言い聞かせている。
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2020年04月13日

日進月歩

連日 感染拡大に備える 「自粛報道」 が緊迫化している。

水商売の辛さを知る母親から 「店は大丈夫か」 の連絡に、意地でも親には心配をかけたくないもの。

後ろ盾がないので、補償のない自粛はできない。
「感染拡大の防止に努めて、しばらくの間、店を休業致します」 と宣言すれば、世間ウケするだろうが、個人事業主はそんな 「きれいごと」 では、済ませられないのが現実。

ただ、ひたすら収束を願い、気持ちを強く持ちながら、手塩にかけた店と愛する客を守る。
言葉にすれば、あたりまえのことだが、この状態で継続することが、どんなにしんどいか。
国の取り組みも、真綿で首を絞められるように、生かさず殺さずで、今以って中途半端だ。
それなら、いっそのこと休業補償も含めて一定期間、休業要請された方が英断である。

同じ職種を生業にしている人からは、少し共感を得られるかもしれない。
しかし、若い人からすれば 「こんな苦い経験をするなら、独立なんてするもんじゃない」 と思うだろう。
その選択 「どちらも正解」 だが、個人事業主とは自由と責任、そこには 「小さなロマン」 がある。

手厚い補償もなく、安定も安心もない世界だが、灯火を消すことなく 「止まり木の文化」 は守りたい。

そして、また明日から、自粛の中で 「日進月歩」 させねば。
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2020年04月10日

Black Jack

9日 妻の再検診の結果を聞きに病院へ付き添う。

診断は軽度の慢性胃炎で、それ以外の経過観察は良好。

妻が大病を患ってから 「主治医」 とは、約6年の関係。
当時、30代後半、童顔をあごひげで隠すように、権威づけているように見えた。
印象は 「医療オタク」 のようでなじめずも 「目的は完治」 なので、その腕に希望を託した。

主治医も、今や40代半ば。
顔つきや話しぶりなど、医師である前に人としての成長に、たくましさが備わってきた。
経験や実績が、余裕や貫禄を身につけ、その奥には 「医師としての信念」 が見える。
そして、今になれば、夫婦ともども 「この人でよかったな」 と、身を託せる安心感がある。

わが家の 「 ブラック・ジャック 」 だ。
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2020年04月09日

片道切符

7都府県に 「緊急事態宣言」 が施行され、5月6日まで、不要不急の往来も制限された。

僕自身、毎年 GW 後半は、東京で過ごすのだが、今回は断念せざる得ない。

新年度、進学や就職などで、心構え新たに 「ひとり暮らし」 をする若者も多い。
また、環境が変化すると慣れないことの連続で、疲労とストレスが 「ホームシック」 をひきおこす。
その際、5月病と重なり 「故郷恋しく」 帰省したくなるころ。

これこそ、孤独に適応できるか 「試金石」 になると思える。
若いときは悩んだり、迷ったりしながら、時間の経過とともに、何かを悟ったり、学んだりしていくもの。
そして、新たな価値観を手にして、公私ともに基盤ができる。

だれでも経験する、ホームシック。
往来の自粛は 「自立の第一歩」 として、半強制的にあたえられたいい機会だ。

聞こえはいいが 「片道切符」 で、最低限の衣食住を安定させて、ストイックに夢を追いかければいい。

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2020年04月07日

男前精神

7日 7都府県に 「緊急事態宣言」 が発令され、8日に施行される見通し。

危機的状況をさかのぼれば、08年 リーマンショックの経済危機、11年 東日本大震災の破壊規模。
そして今年、新型コロナウイルスの感染による命の危険にともなう、医療崩壊と瀕死の経済ダメージ。
局面を打開したら、すぐに 「経済復興」 に切り替えないと、日本は破綻してしまう。

「伸びきった膝では、ジャンプできない」 という言葉がある。
望まぬ状況下、上から押さえつけられた分だけ、反動の力も大きく生じる意味だ。

我が青春期 「ツッパリブーム」 全盛で、アホの多い時代だった。
アホを象徴する姿勢に 「うんこ座り」 という、独特な座り方が流行った。
あれはコトが起きたら、すぐに立ち上がるアイドリング状態、云わば 「待機姿勢」 を示す。
その時、地べたに尻をつけてたりすると、やる気がない 「ハンパモノ」 に見なされる。

それと同じで、青春の血筋のような 「男前精神」 は、こういうとき大事なんだ。
僕は何者でもなかったが、40年前の青春を正当化したければ、ここで 「腐っちゃいけない」 と思う。
その意味で、地べたに尻をつけてはいけないし、膝を伸びきらせてもいけない。
使い古された言葉だが、シンプルに 「みんなでがんばろうぜ」 が、更年期の心にしみる。

今、こういう言葉をいう人は少ないが、男前 「みつをさん」 なら、きっとこう言うだろうな。
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2020年04月05日

店の看板

4日 惰眠を貪る。

寝覚めで耳にしたのは 「今日、東京で118人がコロナに感染したんだって」 と妻の不安げな声。
連日、朝刊を広げるとコロナ関連の見出しからはじまり、その深刻さは目に留まる。

ため息一つ、部屋のカーテンを開けると 「桜が満開」 になっていた。
これほど、桜の艶やかさと見る側の気持ちが離れた瞬間も久しくなかった。

おもむろにつけたテレビから、バラエティー番組で、はしゃぐ笑い声が聞こえてきた。
だが、この渦中で笑う気分にはなれず 「うるさい」 とばかりに、リモコンでスイッチを切った。

気分は滅入っても 「店の看板」 は 「お客さんとの契約」 である。
店を当てにして、足を運んでくれたのに、気乗りしない理由だけで、店を休むわけにはいかない。

気にかけて来てくれるお客さんもいれば、気にして電話をくれるお客さんもいる。
自粛だからと立ち尽くせないし、社会秩序と自己責任をあわせ持ち、誠実に営業しなければならない。

そして 「日常が戻る日」 を祈り、待つしかない。

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2020年03月31日

富山転勤

彼 東京都出身 「35歳」 の男性客は、月曜の浅い時間に、店で寛ぐことが多かった。

新潟で4年半の任期を終え、明日4月1日からは 「富山勤務」 となる。
最初は、会社の上司と来店していたが、上司の転勤にともない、次第にひとりでくるようになった。

住まいが近所だったので、深夜のコンビニで顔を合わせたり、割と近い場所をすれ違っていた。
道すがら、重い足どりで疲れた顔をして歩く姿を見かけたり、時が移ろう場面も見かけた。
趣味はサーフィンで、連休を利用しては、バリ島で大人の休息を楽しめる、自立心も旺盛である。
あとは甘えを許される女性と、家庭という最小限の安らぎの場だなと、よく冷やかしたものだ。

新潟の暮らしで 「思い出はバスセンターのカレーです」 だけでは、あまりにも浅すぎる。
彼の存在を記憶にとどめ、新潟に縁があったときには、立ち寄ってもらえば、職業冥利でさ。
僕も来店した客の顔はそうそう忘れないし、店に相応しい客であれば、いつでも、いつまでも歓迎する。
バーは人柄が残る場所で、その 「人となり」 が、ひとりで 「旅立つ港」 になるのかもね。

20年後、新潟支店長で赴任して、今度は部下を連れて来てね (笑) 
そのとき、僕は 「75歳」 だが、人生どうなっていることやら。

See You ✋
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2020年03月27日

女性上司

時節柄、長い夜が続いている。
自粛の影響で、グループの来店が少ない分、二人連れの来店が目立ち、送別の移ろいを実感できる。

近年 「女性管理職」 も多くなってきた。
自身、東京で女性の管理職に仕えた時代がある。
移動のクルマの中、仕事帰りの食事の席、女性管理職の苦悩を聞かされる立場にあった。

ゆえに、男性に負けないよう、気を張って生きているため、人に素直に寄り掛かることが苦手。
だからといって、見当外れな言葉で、妙な包容力を発揮すると、プライドの高い相手には逆効果。
決して優位に立とうとはせず、仕事のストレスを解放してもらうため、愚痴の聞き役に徹する。

常に一歩譲り、論理的な思考は捨て、瞬間的な共感を示して、他意がないことを知ってもらう。
もちろん、仕事の成果は大事だけど、聞かれない限り、本当に必要なことでない限り、具体的な意見はしないが、それより 「存在を認める」 ことが、男の役回りだったりする。

関係性は単純。
男性勝りの女性管理職なら、男は女として仕えればいい。
女性を漂わす女性管理職ならば、男として仕えればいい。

男女の主従関係は、コインの裏表に似ており、男と女を使い分けないと難しい。
指摘するのであれば、あれこれと言葉を多用せず、そのことだけに絞って、ストレートに短く伝える。
今の時代 「上から目線の女性軽視」 といわれそうだが、そうじゃなくて、その意味 「敬意」 だよ。

それを心がけることで、おたがい学べるし、僕自身 「女性に勝とう」 と思ったこともない。
その関係性 「女友達」 と同じで、理解を示して、共感しながら、所々を修正していく感じ。

もっとも、それがいいかどうか、わからないけどね。
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2020年03月24日

三越冥利

新潟三越が閉店して2日。

22日 夜遅く 「ライオン像」 の前で、記念撮影していた人たちの光景を交差点で目にした。
栄枯盛衰 「思い出をありがとう」 で、惜しまれて閉店するのは 「三越冥利」 のことでさ。
閉店の多くは、弱肉強食で取り上げられることなく、人知れずに消滅していくんだからね。

来月 「古町ルフル」 のオープンを控え、にわかに街の色あいも変わってくる。
長年、万代に住居を構えているも、古町と本町は縁もつれづれ、街めぐりは続く。

正直、思い入れも人情もへったくれもないが、それでも 「夢追い少年」 が育ったような街だ。
信濃川を挟んだ、万代と古町エリアを萬代橋が架け橋となっているから、気軽に行き来もできる。
答えに代えて言えば、常日ごろがあるから、今、こうして思う気持ちになる。

それでいて、街と街、人と人とのつながりがありそうでない、妙にツンデレの街なんだよ、新潟は (笑)

http://jazzbar-gig.seesaa.net/article/472428906.html ( 三越閉店 )
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2020年03月19日

体内時計

春の訪れを告げる 「沈丁花」 の香りを嗅いだ、深夜の帰り道。

夜を生業にしていると、朝早い用事は少し堪える。
最も病院への付添いで、仮眠の仮眠でつなぎ、開店に合わせていく。

夜の睡眠と異なり、朝昼の睡眠は電話や訪問など、起こされることやむなし。
対応否か慣れたものだが、眠りは浅くなりがちではある。

もともと、夜の静けさの中、起きているのが好きな夜型人間。
ストレスは少ない分、標準の時間軸が異なるため、午前の予定が体内時計を乱すことがある。
生業ながら、他業種の日勤や夜勤のシフト制に比べれば、規則性があるため、まだ調整はしやすい。

そんな日でも、長年の習慣で切り替えられるのが、体内時計の不思議。
店で寝たり、酒に酔うことなく、お客さんを見送り、あとかたずけをして帰りたいタイプ。

いずれにせよ、理想は 「時計をはずせること」 だが、なにせ定年退職のない仕事。
時間を必要としなくなったら、人生も終焉にさしかかったころだろうね。
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2020年03月16日

Some Day

過剰な 「自粛ムード」 が、先行きを案じる。

こういうときは、ヘタに動かず、じっとしていることがもっともだ。
だが、お風呂でいうところの湯加減 「いいかげん」 で乗り切るのも、気分の得策であってさ。

自分の気分に、あえて逆らうときがある。
外に出たくないなら、じゃあ出てみようか、人に会いたくないけど、会ってみようかという具合に。
そうすることによって、不思議と気持ちが上向くもの。

だれでも、雨が降れば、外出したくなくなる。
そのとき、傘をさして、近所に買い物へ行ったり、コーヒーショップで過ごしたりする。
すると、マイナスイオンを浴びたようで、気持ちが保湿した気になる。
時には、人がしないことをするのも 「気分転換」 である。

他に、元気と癒しの両面を覚醒させる音楽を聴くのもいい。
そんなとき、効用あるのが、山下達郎 「 Some Day 」 (いつか) を聴くと気分が晴れる。
歌詞は、心にしみいる短編小説のようで、憂うつな気分から次第に抜け出せる、心境を物語っている。

その行 (くだり) 「 淋しげに夜の街を一人で歩けば 本当の悲しみを知っている人と出会う 」
更なる行 「 いつまでも顔を曇らせて、つらい日を送ることはない 」
サビのリフ 「 Some Day 一人じゃなくなり Some Day 何かが見つかる 」
つまり、自分が元気を出さないことには、何もはじまらないんだよね。

飛行機で厚い雲を通過したときに広がる青空をイメージできないか 

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2020年03月14日

手打ち盃

今春 出会いと別れで人を敬う 「歓送迎会」 も小規模なものだ。

A社では、3人以上で、街へ出歩かないように通達されたり。
B社では、街には出歩かず、送別会は社内で簡単に済ませたり。
C社では、残業は一切させず、自宅と会社の直行直帰を促したり。
当然、オフィスビルの消灯は早く、ホテルの窓辺も同様に暗いまま。

バーは、グループ客を対象にしていないもの、至って静かだ。
その分、仲の良かった者が肩を並べ、心おきなく門出を交わせる場所となる。
異動や転勤は礼を重んじるべきで、後腐れのない 「手打ち盃」 のようなもの。

送別に優遇や不遇、栄転に左遷もなく、どんな人にも 「温かく接する」 のが大人対応。
相手を嗅ぎ分けて、役職優遇な 「おもてなし」 に取り入るのは、薄っぺらい腰巾着がすること。
権力の行方ばかりに目を向けず 「去りゆく人」 への見送り方で 「人となり」 が見えるものだ。

人はいづれ、見送られるときが、必ず来るんだからね。

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