2020年07月08日

星に秘か

7日 一年に一度だけ、織姫と彦星が会える 「七夕」 だった。

その言い伝えは、諸説あるようだが、大人の物語風にいえば、元彼氏と元彼女が、この日だけは秘かに会っても許される 「暗黙の日」 であろうか。
結ばれぬ男女を、公然と七夕祭りに仕立てるのは、人間遺伝子の求愛行動なのか。

そもそも、元恋人を好奇心で膨らませて、気を引くそぶりをして、寄りを戻すのはダサい。
個人的に、元彼女と会いたいと思わないし、いい風に想像しても、胸の高鳴りも感じない。
既婚者とはいえ、心の恋愛感情に過去の人は存在しないし、昔の恋人と偶然会ったら、多少の意識はするもの、懐かしみにほだされ、気分が再燃することもないだろう。

だからといって 「桃のピンクをイメージ」 する、若い子にしか興味を持てない男では情けないし、若さと見た目で相手を選ぶと、後々ジレンマと後悔が付きまとうもの。
年齢相応 「里芋の煮っ転がし」 のように、その色は地味でも、味がしみている女性の方がいいよな。

こうして、心で思っている分には 「星に秘か」 自由である。
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2020年06月12日

自衛責任

「お客様は神様です」 (店は奴隷) とは、思っていない。

そういうと 「おまえは不真面目だ」 と怒られそうだが、そうじゃない。
時に 「接客業の心得」 が、個人事業主の心を傷つけ、人間不信にさせ、まれに廃業へと追いこまれたケースを見てきたから、僕は 「性善説で接客」 させてもらっている。

第2波の感染防止を工面して、当店もアルコール消毒や距離を意識し、三密の回避に取り組んでいる。
カウンターの奥行きは1メートルはあるもの、客の真正面には立たず、普通に会話するには問題ない。
合意の上で、マスクを外している時もあるし、フェイスシールドやビニールシートも吊るしていない。

どこまで 「新生活様式」 が浸透するかわからぬが、これはもう個人の 「自衛責任」 だと思っている。
社会的な予防策はとるが、不安な客は来ないだろうし、良心があれば妙な体調で来店すると思えない。
毎日、何十人も何百人を接客している店は別だが 「濃厚接触のないバー」 の来店人数は知れてる。
それも、信頼で来店しているんだから、懐疑的に接するより、好意的に接するべきでさ。

そうあるために、僕は人ごみを避けるし、日頃の予防と体調維持を心がけている。
自宅待機するのも収束への道だし、節度ある外出も経済回復への道だから、どちらも正解だと思う。
かっこ悪いのは、いつまでも不安にとりつかれた 「かたくなさ」 であり、どちらの役にも立たない人。

僕の店の客は神様でないが 「いい客だな」 と思っていれば、いつまでも 「いい客」 でいてくれる。
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2020年06月06日

現状報告

今週 「東京アラート」 が発令された。

少し日常が戻るかと思いきや、東京がくしゃみをすると、新潟も予防を強化する。
その報道を目にして、判断するのは人だから、大した期待も失望もない。

呑気なことを言っているようだが、自然な気持ちを保ってないと、気がおかしくなりそうだ。
出来うる対策をとっても、依然と客足は戻らず 「接待式の飲食店」 の利用は慎重とされている。
当店 「ショットバー形式」 が該当するかは別として、風評は負に近い業態だが、通常に分布している、コーヒーショップなどとは、都合よく画されている。

また、夜の営業というだけで、火の粉が降りかかり 「仮想」 されてしまう。
そんな、単純な 「破壊思考」 も、ないわけよ。
国は国民の足並みを揃えるが 「だれにも答えの出せない奇問」 のようでさ。

街の閉塞感を嗅ぎ取れる、夜の雰囲気。
今は 「何をやってもダメ」 だから、そういうときこそ、オタオタせずに 「じっと待つ」 のも仕事。
お客さんも、来店するタイミングを計っているんだから、前途を悲観することもない。

ここは新潟、とりあえず 「現状報告」 まで。
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2020年06月05日

結婚発表

新潟のご当地アイドルグループ 「ねぎっこ」 のメンバーが、2年間在籍したバックドラマーと結婚した。

よくあるパターンで 「人は近くにいる人を好きになる」 もの。
近くにいれば、目に触れるようになり、安心感を持てば、話す機会にも恵まれ、接触をしているうちに、自然と共通点もわかってくる。

ここまでは、気の合う二人だが、ここからが、恋愛の分かれ道。
恋人に発展することもあれば、友達のまま、知人のまま、仕事だけで終わることもある。
あるいは、遠くから見ているだけだったり、想いに気づいてもらえなかったり、思いこみだったり。
かけひきの中で、胸の内を小出しにしたり、軽く接触をして反応を探ったり、おたがい察していくもの。

そのうち、恋愛の秘密を共有しながら、前提条件が整うのを待つ。
花束を手に告白するもよし、観覧車のてっぺんで告白するもよし。
告白に順序はないが、人を好きになって恋をしないと、プロセスがチグハグになってしまう。
恋をしたいから、人を好きになるのとは違うからね。

女性は、恋愛や結婚をすると、きれいになるといわれる。
さながら、否定できないのは、女性ホルモンが分泌されるからだろう。
ねぎっこの結婚も 「自然の近さ」 がきっかけで、もたらした恋愛劇。
極度な緊張を強いるステージで、共通の達成感があれば 「親密さが増す」 のは、自然なことでさ。

多くの人は、案外 「幸せは近すぎて見えない」 のかもね。
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2020年05月27日

親愛の情

通常営業のお知らせ
通常営業を再開しましたが、当面の営業時間は終日 「 AM 2時 」 までとさせていただきます。
衛生管理に努め、密を避ける所存ですが、ご不安な点は問い合わせの上、ご納得してご来店下さい。


全国の緊急事態宣言が全面解除となり、ウイルスと共生するための新生活様式が模索されている。

飲食店をはじめとする、感染防止策として、客席との間に一定の距離を置き、対面席を避ける。
適度に換気を行い、飛沫防止のために会話は避けるなど、経営を揺るがすほどの束縛を受けている。
家賃も坪数も変わらず、客席だけ減らし 「求める客数」 と 「理想の客単価」 を維持するのは困難。
実働の回転率は下回り、販路を拡大できない 「飲食店の収益構造」 は変わりやすい。

これからの季節、開け放した扉や窓から虫が侵入するし、このままでは飲食店が飲食店でなくなる。
さらには、接待を要する遊興施設において、カラオケはマスク着用、複数で歌うこともままならず。
相席の店でも、女性従事者はひとりに固定され、それもマスク着用で、軽い接触もよりどころがない。
そんな制限だらけでは 「おままごと」 であり、僕の知る 「大人の世界」 ではない。

面識ある経営者の居酒屋にスナック、それぞれの業態で苦しみ、当然、バーも例外ではない。
特殊な場面の今、扉のカウベル音を鳴らし、何も言わずに着席する 「なじみの顔」 に感謝あるのみ。
「親愛の情」 を込めて 「くん」 「ちゃん」 「さん」 ありがとう。

僕にも 「僕のドキュメンタリー」 があるんだよ (笑)
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2020年05月21日

営業再開

通常営業のお知らせ
通常営業を再開しましたが、当面の営業時間は終日 「 AM 2時 」 までとさせていただきます。
衛生管理に努め、密を避ける所存ですが、ご不安な点は問い合わせの上、ご納得してご来店下さい。


日付は変わり、今日 「21日」 から 「通常営業」 を再開する。
理想と現実 「かえらぬ卵のひなを数えるな」 (常連客の来店を指折り数えて待たない) 心境である。

それでも、買い出しをしながら、常連客の顔が浮かぶのは、個人事業主は 「個」 に思いを馳せる。
約1ヶ月にも及ぶ、休業期間中 「闇営業」 (笑) してないから、堂々と店を再開するも、客足はすぐに戻るとは思えず 「ノーゲスト」 なんて日も覚悟している。
それに客に 「来てくれ」 とはいえないし、緊急事態宣言のあおりを直撃した客も少なくない。

今まで通り、平常心で客を待つのも仕事になるが、やっぱり哀しいかな。
会話を楽しんで笑うことが、まるで 「社会悪」 のような雰囲気がつきまとう。
笑いは人間だけが持つ 「知的な感情」 なのに、そこを楽しめない空気が世知辛い。
対策はコロナなので、余計な対人関係はクールダウンさせて、日常が戻ることを願っている。

そんな心境で営業を再開するが、若い頃から 「自分の元気と景気づけに聴きたくなる曲」 がある。
SHOGUN 「男たちのメロディー」 (1979)    Cover Group   [ THE TOKYO ]

「 走り出したら 何か答が出るだろうなんて 俺もあてにはしてないさ  」
「 俺とお前は まるでなつかしい友達さ 初めて出会ったはずなのに  」
「 お前がこの街 離れてゆく気になったら 俺は笑って見送るぜ 」
「 どうせ一度の人生さ 運が悪けりゃ 死ぬだけさ 」 (歌詞一部抜粋)

死ぬ覚悟ではなく、生き抜く覚悟を持ち、死ぬときは潔く、男のプライドと男の友情を大切にした歌。

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2020年05月19日

Episode 1

営業再開のお知らせ
緊急事態宣言の解除による、新潟県の休業要請は 「全面解除」 となりました。
当店 「21日」 より営業を再開し、当面の営業時間は一律 「AM2時」 までとさせていただきます。
衛生に努め、密を避ける所存ですが、ご不安な点はお問合せの上、今は取り急ぎ、ご連絡まで。

休業関連のことばかり書いていたこの頃。
ペン先を替えて 「店の小さなエピソード」 を一話。

心を痛めた、東日本大震災。
社会は喪に伏し、原発事故の影響による節電のため、街の灯りはめっきりと暗かった。
迫力を失ったネオンの光に、春雨が煙って見えた夜だったので、あの出来事は4月だったに違いない。

あの頃、平日も深夜3時まで営業しており、客足が途切れたのは1時30分頃。
扉の鐘が鳴るまで 「デヴィッド・ヘイゼルタイン」 を聴いていると、緩い音色がした。
目を向けるとベージュのコートを着た、見覚えのない若い女性が、赤い傘にしずくを垂らしながら立っていたので、傘立てを指さして、奥の席に導いた。

女性は4月に新潟へ着任し、店から近いマンションが会社の借上げ住宅というが、何かを気にしている態度が見てとれた。
きっと思い切って扉を開けたはいいが、こんな 「おっさん」 で、ガッカリしたのだろうと思えたが、実は駅前の繁華街から不審な男にあとをつけられているようで、回避のために扉を開けた胸を明かす。

「偶然、同じ方向じゃないの」 と聞くも、歩行速度を不自然に合わせられているようで、声を震わす。
「迎えに来てくれる人はいないのか」 と聞くが、慣れない土地でのひとり暮らし。
「警察に理由を説明して、パトカーで家まで護衛してもらえるか頼もうか」 するも、大ごとをためらう。
店に身をおいておけば、当面の安全は守れるし、もし男が客のフリで入ってきたとしても、瞬間の表情でわかるから、そうなれば 「オレの女だ」 ぐらい、便宜上のウソをつけなくては、この仕事は務まらない。

おちつきをとり戻す間、カクテル一杯で30〜40分はいたかな。
扉を開けて、左右の人通りを探り、横断歩道まで付き添い、大丈夫なことを目視で確認。
手持ちの赤い傘に紳士傘も持たせ、玄関や格子に吊るし 「男の気配を身近に漂わせておきなよ」 とお節介を焼く、深夜バーは 「深夜交番」 のような役割もある。

長く営業をしていると、あんなこと、こんなこと、いろんな出来事が収納されてくる。
人物や守秘は明かせないが 「だれも傷つかない話」 であれば、自分ひとりの胸にしまっておくには、もったいない気がするのは、僕の人生も節目にさしかかってきたのかもね。

文才なき 「エピソード」 で、小っ恥ずかしいが 「店の記憶」 を散りばめるのもいいんじゃないかと。

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2020年05月18日

人間繁盛

営業再開のお知らせ
緊急事態宣言の解除による、新潟県の休業要請は 「全面解除」 となりました。
当店 「21日」 より営業を再開し、当面の営業時間は一律 「AM2時」 までとさせていただきます。
衛生に努め、密を避ける所存ですが、ご不安な点はお問合せの上、今は取り急ぎ、ご連絡まで。

17日 20時に入店した居酒屋のラストオーダーは21時。

22時に店を出て周辺を見渡す限り、どこも看板を消しており、そのままほろ酔いで古町をあとにした。
緊急事態宣言の解除と言えど、これが 「夜の現状」 である。

18日 休業中の申請書類を揃え、税務署や複数の諸官庁を回る。
僕は書類の整理が煩雑なので、妻の能力を借りている。

今の時代 「無借金経営」 など稀有だ。
休業中の補償だけではまかなえず、融資による 「自転車操業」 など、精神的な負担ものしかかる。
不満こそないが、不安だらけの状態は続くが 「自分の人生を生きている」 実感はある。

飲食業界、純利益を出して、内部留保できるほど 「商売繁盛」 とはいかない。
普通に 「そんな思いをしてまで、なぜ店をやるの」 と思われるだろう。
それは、一にも二にも 「人間繁盛」 してるので、それがなかったら、とっくに店をたたんでいるよ。

営業再開まで、あと3日。
やる気はあるが、今回の有事だけは、再開の期待よりも、不安のほうが大きいのが本音。

それでも、夫婦 「二人三脚」 で、やるしかない。
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2020年05月17日

自己判断

営業再開のお知らせ
緊急事態宣言の解除による、新潟県の休業要請は 「全面解除」 となりました。
当店 「21日」 より営業を再開し、当面の営業時間は一律 「AM2時」 までとさせていただきます。
衛生に努め、密を避ける所存ですが、ご不安な点はお問合せの上、今は取り急ぎ、ご連絡まで。

東日本大震災のとき、あまりにも自粛ムードが長すぎて、いよいよ経済が逼迫してきた。
時の新潟市長が、市民の声と状況を見かね 「過度な自粛は控えて」 と、ニュースで呼びかけた。
しかし、今回は、あの時とはわけが違う。

県の休業要請が全面解除となり、街に灯りが戻りつつも、回復まではほど遠い。
バーは、カウンター越しにアルコールを提供し、社会距離で雑談に応じるスペース。
それなのに 「接待をともなう飲食店」 と見なされ、休業解除は最終に持ち越された。
一口にバーといっても、多様な特徴があるため、業種ではなく、業態で仕分けられてしまった。

今回の休業解除は、いかにも 「行間を読む」 日本的な解除の仕方。
本音と建前があり、公には全面解除しても 「夜の店に行かないで」 と、釘を刺す。
店にすれば、解除したのに、こうダメ出しされたのでは 「しばらくは、開店休業の状態でいてくれ」 と、見えない圧力をかけられているようでさ (笑)

それなら、当初の予定通り 「21日」 に決めたまで。
もちろん、安全宣言ではなく、慎重に利用してとする、お上の胸の内はわかっている。
だが、解除後に 「陰を落とす言い方」 をされては 「まぎらわしい」 気持ちは捨て切れない。

これからが 「自分のモノサシを使った判断」 になる。
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2020年05月13日

何とかね

休業延長のお知らせ
緊急事態宣言が延長され、更なる休業要請が発令されました。
当面 最短 「5月20日」 最大 「5月31日」 までとし、段階的な 「解除可否」 に委ねます。
皆様方のお声がけに感謝の意を示し、ご自愛して下さいますよう、心からお願い申し上げます。

世間に取り残された気分だ。
収入がないのに、支出だけはあり、受け入れ難い現実。

ひとりでいると、マイナス思考にはまり、つい余計なことを考えてしまうもの。
そういうとき、たったふたりだけど、甘えの許される家庭があると救いである。

電話が鳴った 「大丈夫か」
メールが来た 「いつから」
僕は 「ありがとう、何とかね」 と、答える。

渋々と休業を受け入れ、粛々と解除を待っている。
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2020年05月11日

母親78歳

休業延長のお知らせ
緊急事態宣言が延長され、更なる休業要請が発令されました。
当面 最短 「5月20日」 最大 「5月31日」 までとし、段階的な 「解除可否」 に委ねます。
皆様方のお声がけに感謝の意を示し、ご自愛して下さいますよう、心からお願い申し上げます。

柄にもないが、毎年 「母の日」 には、生花を贈っている。

普段 「おかあさんに、何で照れるの」 と、妻に世話を焼かれるも、こういうときは格好の潤滑油となる。
小さな背中に、大きな背中を向ける年齢でないが、親子関係の残り時間で、自ずと役割も考えてしまう。

結婚式には、母親を呼ばなかった。
正しくは 「呼べなかった」 のだが、親であれば、子の 「晴れの日」 を見たいと願っていたはず。

だけど、招待しても 「家族の感受性」 は、異なっていただろう。
そんな 「母を招待できなかった思い」 が、晩年の母の日につながっているのかもしれない。

再婚男性と 「36年」 の歳月が経過した。
当時 「家族の離散」 に納得できなかったが 「母には母の人生があった」 ことを理解している。

老夫婦、仲良く背中を支えあい、穏やかに暮らしている姿が、何よりも幸せである。
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2020年05月08日

僕の気分

休業延長のお知らせ
緊急事態宣言が延長され、更なる休業要請が発令されました。
当面 最短 「5月20日」 最大 「5月31日」 までとし、段階的な 「解除可否」 に委ねます。
皆様方のお声がけに感謝の意を示し、ご自愛して下さいますよう、心からお願い申し上げます。

7日 午後3時30分。

万代を起点に、いつものウォーキングメンバーと、今日は 「護国神社」 を目指して歩く。
鳥居から参道を通り、神門をくぐり、回廊を伝って、社殿にて参拝。
群生する松林の遊歩道を抜け、西日のまぶしい海岸通りを回り、古町で茶休憩。
本町で買い物をし、萬代橋を経由して、往復 「 9.3 km 」 の散歩が終了。

世間は連休明けの仕事始めのため、街に少しだけ活況が戻っていた。
自粛を解除された一部の飲食店は、今夜から通常営業に踏み切れる。
解除されて、すぐに客は戻ると思えないが、徐々に回復するだろう。
しかし、日常が戻りつつあるも、さらに2週間も仕事ができない 「僕の気分」 は晴れない。

5月の空が恨めしくも 「遠くを歩くとき、人の歩幅は意外に小さい」 と感じた。
人は遠くを歩くとき、あわてても仕方ないから、道すがらの光景を眺めながら、のんびりと歩く。
そのコースは気まぐれ、人と時間を競ってないし、追手が来るわけでもない。
これからは、実現可能な目標だけで、ムダに人と競わず 「歩きたい道」 を、ゆっくり歩けばいいんだ。

そう思ったら 「生きていくとは、こういうこと」 のようで、少し気分も楽になってきた。

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2020年05月07日

自粛酒場

休業延長のお知らせ
緊急事態宣言が延長され、更なる休業要請が発令されました。
当面 最短 「5月20日」 最大 「5月31日」 までとし、段階的な 「解除可否」 に委ねます。
皆様方のお声がけに感謝の意を示し、ご自愛して下さいますよう、心からお願い申し上げます。

なんとも、空しい G W だった。
去年の G W は、白昼の新宿で昔の同僚たちと語らい、夜は池袋で昔の上司と思い出話を重ねた。
今年は、再会が叶いそうにないので、電話で気軽に近況を交わした。

生業である業態は、緊急事態宣言の 「解除対象」 にはならなかった。
バーはカウンターの接客が、三密の密接に該当するようだが、解除された業態と、何がどう違うのかな。
「オノマトペ」 でいうところの 「ムンムン」 「ギュウギュウ」 「ガヤガヤ」 する、三密の極でもなかろう。
個人的には 「深夜喫茶」 と思っているが、バーを利用しない人の一般論からすれば、三密グループに仕分けされるのは仕方あるまい。

夕方の県内ニュースは、各局を一斉に録画し、後に要所をまとめて見ている。
飲食店の実情を特集で報道されている有名店は、それが宣伝や支援につながるからまだいいさ。
しかし、数多くの小規模店は人脈も資金もない状態で、いろんな客から陰日向で応援されたりしている。
当店も 「無名のバー」 だから、カメレオンのように、身の置き場を状況でコロコロと変える客は少ない。

図らずも 「結果は仕方ない」 こと。
しかし 「重箱の隅の名もない店」 を応援してくれる人がいることは、この上ない勇気となる。
今回の事態に直面した多くの店は、一回 「冷えた体」 を、もう一度、ウォーミングアップして再挑戦になるが、今は一日一日をがんばるしかないんだ。

だから、やる気はあるのに、店を開けられない、この状態を一言でいえば 「じれったい」 のである。
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2020年05月05日

休業延長

休業延長のお知らせ
緊急事態宣言が延長され、更なる休業要請が発令されました。
当面 最短 「5月20日」 最大 「5月31日」 までとし、段階的な 「解除可否」 に委ねます。
皆様方のお声がけに感謝の意を示し、ご自愛して下さいますよう、心からお願い申し上げます。

緊急事態宣言が最大 「5月31日」 まで、延長された。
新潟県の行動制限は一部解除になるようだが 「接客が伴う形態」 は、依然として休業要請は続く。

「14日」 国の専門家会議で、段階的に 「解除の可否」 を検討するという。
国と県の会見を聞いて、現段階で最短 「20日」 最大 「31日」 としか言いようがない。
その時点、一週間単位で 「適宜判断」 を行い、大本の指針を軸に再開は 「臨機応変」 となる。

「6日」 解除 「7日」 営業は難しいと思っていた。
それでも、休業要請に応じたのは 「一致団結」 して、収束させたい気持ちが強くなったから。
結果は出ずも、休業の長さにおいては、営業を持続できる体力はあるのか、これから持久戦となる。

それまでの辛抱に見合った 「社会補償」 は権利とし、日夜の報道を承服して、夜明けを待ちたい。
ただし、国のために家庭を犠牲にはできないし、社会に協力して廃業となったのでは 「本末転倒」 だ。
判断の見誤りに端を発したら、僕の 「腹構え一つ」 で、店を開けるつもりである。

当店は 最短 「20日」 最大 「31日」 を目途に、休業期間を延長するが、期間満了を待つことなく、一日でも早い経済の正常化と、心の安定を図れるように 「行動変容」 ( Stay Home ) しかない。

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2020年04月27日

Rose Bud

自主休業のお知らせ
緊急事態宣言および、社会情勢をふまえ 「 5月6日 (水) 」 まで、自主休業とさせて頂きます。
皆様もご自愛下さいませ。  I Love You All.

妻の誕生日に贈られた、花束を花瓶に挿し替え、花かごは陽の適した窓辺に飾ってある。
毎朝、花房に霧を吹きかけて、指先で手入れをしてから、ぼんやりとながめるのが日課。

男が知る花の名前は、せいぜい、バラにカーネーション、チューリップにヒマワリぐらいで、それ以外は生活環境の中で覚えるもの。

僕は結婚して、花覚えが増えたが、妻を介した 「女友達による影響」 も少なくない。
花の魅力を表現する語彙はとぼしいが 「きれいだ」 と、親しめる感性は大事にしたい。

バラにトゲがあろうと、スズランに毒が潜んでいようと、どんな花言葉であろうとね。

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2020年04月22日

21時30分

自主休業のお知らせ
緊急事態宣言および、社会情勢をふまえ 「 5月6日 (水) 」 まで、自主休業とさせて頂きます。
皆様もご自愛下さいませ。  I Love You All.

20日 時刻 「21時30分」
日曜の夜でない限り、僕がいるはずのない場所と時間に、こうして家にいること事態、妙な気分である。

夕方のスーパーでは、黙々と何かに衝き動かされるように、粛々と買い物をする人の姿だけが目立つ。
その夜、買い忘れ品を求めて、再度スーパーへ行くと、出くわすことのないお客さんとバッタリ会ったり、見慣れない顔ぶれにまぎれた後、人影引く 「夜のスーパーの心寂しさ」 を感じた。

時間だけが異なる、いつもの場所なのに、異空間に迷いこんだ不思議な感覚。
今は言葉を必要としない、沈黙の連帯なる空気が、乾いた空間を覆っている。
夜の街角 「平日の夜に、何でマスターがここにいるの」 と一瞬、思われたかもね。

万代在住、私生活は 「早番」 お仕事は 「遅番」。
木漏れ日の 「光と影」 を、色反転させて、見たような光景だった。
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2020年04月21日

愛着距離

自主休業のお知らせ
緊急事態宣言および、社会情勢をふまえ 「 5月6日 (水) 」 まで、自主休業とさせて頂きます。
皆様もご自愛下さいませ。  I Love You All.

実際、自主休業に入ったら 「心に穴が開いた気分」 である。

2日と休日が続くだけでも、虚ろな気分になる、小動物的な性分なだけに、休業期間が長すぎる。
店は社会との 「懸け橋」 であるから 「直接対話」 の扉を寸断されたようで複雑だ。

それも、最初から完成品として、店が存在していたのではない。
人間同士が細く長くつながり、自然と年月が経過して、店の形が仕上がってきたようなもの。

13年目の今、多くのお客さんの足跡ができて、その足跡の上に足が浮かび上がり、次第に胴体に腕、首から顔といった具合に、店が仕上がってきた軌跡。

それが消えてしまったら、どう感じるだろうか。
客と店の関係は、孤独と思いやりが表裏一体の 「愛着の距離感」 で、つながっていたりするもの。

こういう時間を持てるおかげで、これまで気づかなかったことがわかる 「いい機会」 となる。

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2020年04月20日

自主休業

自主休業のお知らせ
緊急事態宣言および、社会情勢をふまえ 「 5月6日 (水) 」 まで、自主休業とさせて頂きます。
皆様もご自愛下さいませ。  I Love You All.

エピローグ

強制力のない自粛要請とはいえ、社会が一丸となる認識であります。
民主主義の理性で決めるのは自由ながら、来店客の読めない情勢で不確かな営業を続けるよりかは、お客様の安心と安全を第一に考え、休業判断に至りました。
早期に緊急事態を収束させねばと、断腸の思いであります。
「 5月7日 (木) 」 以降、お目にかかれることを楽しみに、今はご自愛下さいませ。

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2020年04月18日

明日の風

政府は 「緊急事態宣言」 の対象地域を、全国に拡大する方針を固めて、一夜明けた。

新潟県は大幅な赤字財政の中、花角知事は 「その場合は、躊躇なく判断する」 としながらも 「今の状況では (宣言) は理解できない」 ともし、最終対応を早急に検討している。

個人事業主は、毎日の報道を見ながら 「綱渡りで営業」 をしている。
例えれば、水面に一滴、垂らされた墨汁のように、そのシミはじんわりと広がっていく心境である。

この緊急事態でも、血税で 「倒産しない就職先」 は老後も安泰、民間とは比べものにならないほど、手厚い福利厚生と定年後の天下り先まであり、生活に不安のない発想に、うんざりすることもある。
給付金も 「タンス預金」 に回して、きれいごとを並べる 「安泰者」 とは、俺らわけが違う。

生きるために戦っているし、終身雇用のレールには乗っていない。
ひどいのになると、それをいいことに、夜の仕事を底辺に位置づけ、顔をしかめる人間もいる。
この種の決めつけタイプには 「底辺の人間で悪うござんした」 で、あやしておくに限る。

今は 「こんなはずじゃなかった」 と、思わぬ逆境にさらされているが、どうあがいても、どうしようもないことは、どうにもしようがなく、そういうときは開き直り、時間が解決してくれるのを待つだけ。
世の中 「なるようにしかならん」 で、今は気持ちのスイッチを切らさぬようにしている。
もちろん、垂らされた墨汁で、お先が真っ暗にならないようにね。

休業要請なくても 「苦渋の判断」 をするしかなくなるかも知れない。
その場合、速やかに 「ブログの冒頭」 にて、お伝えいたします。

明日は 「明日の風」 が吹く。
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2020年04月16日

心の余裕

看板を灯すなら、ルーティン (決められた作業) は必ず行う。

おしぼりを巻いたり、氷を仕込んだり、作業リストに入れようと思えば、もっと複数ある。
カウンターは元より、フロアーやトイレを清掃して、定刻を迎える。

作業は前後するが、合間を見てボトルやグラスを磨いたり、雑用も進める。
清掃は終わりなきものだが、区切りがついたら、好きなアルバムを流して来店を待つ。

マンネリに思われようが、それだけ 「歳月が経過した証」 である。
世をはばかる、新型コロナウイルスの影響大で、今は 「待ち人来ず」 なる心境。

だが、いかなる想定外のこの事態も 「心の余裕」 をもって楽しもうと、自分に言い聞かせている。
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