2021年02月20日

Chick Corea (P) 3

新潟県 「 Go To Eat 」 キャンペーン (お食事券) ご利用可能登録店です。

録画保存してある 「東京ジャズ・2019」 での 「チック・コリア・アコースティック・バンド」 を再見。

結成以来、取り上げている代表曲 「オン・グリーン・ドルフィン・ストリート」
年代別の演奏がある中、晩年は自分の内面に向かって弾いているような 「枯れた味わい」 を感じた。
音の粒立ちに力強さは失せたもの、長年つながりのある二人が絶妙に寄り添うような。

チックはひとつの才能にとどまらず、数多くのリーダーグループで表現領域を広げた。
特に、80〜90年代、エレクトリックとアコースティックの二刀流で、さらにマルチな才能を披露した。
同時に後進から学ぶこともいとわず、何よりも後進を育てたことが大きな功績だ。

僕自身、チックに傾倒しなかったが、音楽表現が多彩だったので、どれかのジャンルには引っかかった。
エレクトリックにアコースティックだろうが、万人に親しまれる魅力があり、彼の演奏に一貫してるのは、知性的でスタイリッシュなタッチの軽やかさで、開眼したのは 「アコースティック・バンド」 系。

こうして、使用歴23年、自宅の壊れかけのコンポに入れたのは 「フレンズ」 (78)

http://jazzbar-gig.seesaa.net/article/470954058.html ( Jazz Talk Vol.91 )
http://jazzbar-gig.seesaa.net/article/480024010.html ( Chick Corea (P) 2 )  

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2021年02月14日

Chick Corea (P) 2

新潟県 「 Go To Eat 」 キャンペーン (お食事券) ご利用可能登録店です。

とりわけ、日本で人気の高い、ジャズピアニスト 「チック・コリア」
今月9日、79歳で死去したのを知ったのが、本日13日。

その名を広く知らしめたのは、フュージョンの先駆けとなった、72年のアルバム 「リターン・トゥー・フォー・エバー」 だろう。
フュージョンを悪し様にいう人も 「正統派のジャズピアニストであるのを認めざる得ないアルバム」 を、その前後に何枚もリリースしている。

僕は、89年から本格的に始動した 「アコースティック・バンド」 から、注目して聴いていた。
それこそ、83年に結成した 「キース・ジャレット・スタンダード・トリオ」 の後を追うかのような、パワー・スピード・テクニック・センス、どれをとっても、文句のつけどころのないバンドだった。

長年、キースのライバルと目された関係だが 「キースがスタンダード・トリオを名乗ったからには、私はアコースティック・バンドにする」 と、意識的に敬意を払っていたようだ。
僕にすれば、キース・ジャレットが 「ゴジラ」 ならば、チック・コリアは 「メカ・ゴジラ」 のような存在で、どちらも音楽的に遜色はない。

公演は、2013年の新潟テルサで行われた 「チックコリア & ザ・ビィジル」 が最後に見た姿ながら、脂の乗り具合でいえば、90年代だったと思える。
ラテン、スパニッシュ、エレクトリックにアコースティック、フォービート、多方面なことも同時にこなせて、柔軟にギアチェンジできる、器用なミュージシャンだった。

キース同様 「最初に聴いたアルバムは何か」 で、印象も変わるが、僕が推薦するチックの一枚は、ベース 「クリスチャン・マクブライド」 ドラム 「スティーブ・ガッド」 を起用した、2004年のアルバム 「スーパー・トリオ」 は、実験的な化学反応を引き起こした 「愛聴盤」 となっている。
映像なら、91年のドイツ公演 「アコースティック・バンド」 で、ドラムは 「デイブ・ウェックル」
92年の日本公演 「ニュー・アコースティック・バンド」 での、ドラム 「ビリー・カリウタ」 もお薦め。

ジャズを聴く耳を鍛え上げられた、数々のリーダーアルバム。
切れ味の鋭いチックが率いてくる、一流のリズム陣の面々たるや。
時に、ベース 「ジョン・パティトゥッチ」 の凄いのなんの。

多くのジャズの店では、名曲 「スペイン」 が流れて、今後、追悼盤もリリースされるだろう。

http://jazzbar-gig.seesaa.net/article/258332988.html ( Chick Corea (P) )
http://jazzbar-gig.seesaa.net/article/375101819.html ( Chick Corea & The Vigil )

 
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2021年01月25日

Johnny Griffin (TS)

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ジャズ (音楽の生演奏) を聴く機会が激減した。
最近はもっぱら、一昔前の音源や映像を視聴している。
「いい演奏」 は、いつまでも色あせない。

いい演奏の定義は、リズム、音色、センスだと思う。
ジャズはアイデアより、瞬間のひらめきこそが魅力。
もちろん、グルーブ感 (スイング感) があってのことだが、ライブではテクニックも見せ所。

そこで、僕が勝手に 「アドリブ職人」 と呼んでいる 「ジョニー・グリフィン」 なんて、どうよ。
「リトル・ジャイアント」 の異名があるほど、底なしのブローが燃焼的。
本気を出したときの 「グリフィン節」 は抜群だ。

だけど、この人、本場ニューヨークでは、バリバリの演奏をするんだけど、日本に来日するとそれなりのことしかやらない印象がある。
グリフィンだけじゃないけど、来日が観光的になってしまい、外国人は旅先で手を抜くことはあったよな。

最近はわからないけど、オーディエンスも耳が肥えているから。

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2020年12月27日

Spanish Key

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先週 「マイルス・デイビス」 のドキュメンタリー映画 「クールの誕生」 を鑑賞した。

そのとき、顔見知りの 「クラブDJ」 と偶然に出くわし、二言三言交わしてから、劇場を後にした。
「彼はジャズも聴くのか」 と思いながら、マイルス語録 「俺の音楽をジャズと呼ぶな」 が頭をよぎる。

意外にマイルスは 「クラブ世代」 に称賛されており、ジャズの堅苦しさではなく、刺激的な音楽として、柔軟に取り入れられていると思われる。
真正のジャズファンを自任する人の多くは、50〜60年代のマイルスだけを特定している。

しかし、クラブ世代は、ジャズという概念に押し込めず 「イケてる音楽」 として、吸収している模様。
それこそ、冒頭 「俺の音楽をジャズと呼ぶな」 につながり 「マイルスの聴き方」 に他ならない。

その意味では、マイルスは 「未来を描いていた」 ことがわかる。
そんな、DJたちが興味をもつアルバムはわからないが、多くはアルバム 「ピッチェズ・ブリュー」 から 「スパニッシュ・キー」 に影響されていると思えるが。

http://jazzbar-gig.seesaa.net/article/479132256.html ( Birth Of The Cool )

 
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2020年12月22日

Birth Of The Cool

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「 マイルス・デイビス 」 享年65歳。
1926年5月 イリノイ州で生まれ、1991年9月 サンタモニカ州で死去。
「ジャズの帝王」 と称された男の生涯を描いたドキュメンタリー映画 「クールの誕生」 を鑑賞。

日本人で、初めて 「マイルス・グループ」 に在籍したピアニスト 「ケイ・赤城」 は、後のインタビューで 「 (緊張で) 3年半やめていたタバコを吸いだした 」 と、当時の心境を明かしていた。
本編にそのシーンはないが、くどい説明をするより、そのコメントが存在感を物語っている。

サブタイトル 「真実の姿」 となる映画に登場している面々は、マイルスと共に 「ジャズの座標軸」 を生きた一流ミュージシャンたち。
「ハービー・ハンコック」 「ジミー・コブ」 「ロン・カーター」 「マーカス・ミラー」 など、彼とどうかかわり、どう影響され、今の自分があるか、エピソードと共に語られている。

それは、30年以上のときが過ぎ、嘘偽りのない告白。
同時に、彼を支えた女性たちの赤裸々な告白は、嫉妬や束縛に暴力と、結婚に覚悟のいる男だった。
全盛期もあれば、5年の空白期間もあり、その後は奏者としての表現力はもとより、ロックにファンク、ヒップホップも吸収し、変化にとんだ前進を止めず、音楽史を塗り替えたのは周知のこと。

その間、好き嫌いの激しい性格により、メンバーと絶縁、驚異の新人 「ウイントン・マルサリス」 との、新旧による犬猿の確執もあったが、本編は人間模様を蒸し返し、嫌味に編集することなく、前人未到の変化を遂げて、多大な影響をあたえたことに焦点が絞られている。
それでいながら 「エレクトリック時代」 の後期、80年代のとりあげられ方は、オブラートに包むが如く、薄い扱いだったことから、人々の心には 「カインド・オブ・ブルー」 (1959) の造詣が幅を効かす。

晩年、ラップ、ヒップホップとの融合になってからは、僕の関心もここまで。
究めたマイルスファンでないが、年齢 (時代) の所々で、トランペットが鳴り響いており、ジャズだけに固執しなかったことは、マイルスの柔軟性に影響を受けたのかもしれない。

心残りは 「マイルス・デイビスを体感できなかった」 その一点に尽きる。

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2020年11月25日

Jazz Talk Vol.108

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先週 立ち寄ったブックオフで、ジャズアルトプレイヤー 「纐纈歩美」 のデビュー作 「ストラッティン」(2010) を手にした。

16年 「新宿ピットイン」 で、偶然にライヴを見た印象は、まろやかにブローをして、尖った感情がなく、やさしげな歌心が躍動していた。
ライヴのアンコールで 「 Stella by Starlight 」 (星影のステラ) を演奏したが、原曲の雰囲気を崩さず、その音色で 「東京の星空を魅せてくれた」 ほど、素敵なブローを聴かせてくれた。

前置きはこれぐらいで、今回手にしたのは、彼女が21歳のときのデビューアルバム。
もちろん、今のほうが格段に成長しているが、当時の初々しさは 「別の次元」 で味わいがある。
往年のジャズプレイヤーは、一様に 「 (自身の) 若い頃のアルバムを今聴くと、聴くに堪えない」 と口を揃えるが、謙遜も含まれており、ヘタクソなら 「プロデビュー」 できるわけあるまい。

彼女は32歳となり、成長した足どりを聴かせている。
http://jazzbar-gig.seesaa.net/article/455816973.html ( Balladist )
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2020年10月29日

Jazz Talk Vol.107

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29日 「深夜0時20分」 天気予報通りに雷雨となる。
「もう今夜は、だれも来ないだろう」 と、二枚のアルバムを閉店時間まで聴き比べていた。

一枚目は 「キース・ジャレット」 スティル・ライブ・枯葉 (86)
二枚目は 「ビル・エヴァンス」 ポートレート・イン・ジャズ (59)

全体をメロディーとハーモニーで構成してるように感じるが、あらためて気づいたのは 「リズム感」 が抜群にいいからこその名盤であること。
それでいて、イージーな演奏でなく 「ソロ」 にしても、三者対等の 「トリオ」 にしても、内容は高度で難しいのだが、それを感じさせない、余裕綽々な 「プロの腕前」 を感じる。

彼らの影響を受けた 「ブラッド・メルドー」 は、左右でメロディーを奏で、複雑なグルーヴ感と驚異的なテクニックをあわせ持つことで、世界的に有名となった。
そこには 「正確無比なリズム感」 があるから 「叙情的なメロディーが躍動する」 と思える。

今更ながら、ジャズは 「音色・リズム・センス」 この3つであることを再認識させられた。

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2020年10月23日

Jazz Talk Vol.106

世界最高峰のジャズピアニスト 「キース・ジャレット」 (75歳)

近況、2度の脳卒中を患い、左手のマヒを残し、復帰は不可能とされた。
先月、盟友 「ゲイリー・ピーコック」 (85歳) の訃報を知ったときは、時代を実感した。

過去、キースのプレイは、何度か目の当たりにしている。
演奏のクオリティーの高さはもちろん、ひたすら美しく繊細。
尚且つ、聴き手を震撼させる、攻撃的な大胆さもあわせ持つ。

自身 「ジャズ・バー」 の業態を踏まえたのは、キースの影響も強かった。
偉人列伝に刻まれる、彼の晩年に厚意を示し、今なら2枚組のアルバム 「スティル・ライヴ・枯葉」 (86) に、耳を傾けたい時季である。

思い出すのは、2013年5月6日。
東京渋谷 オーチャードホール 「トリオ結成 30周年記念公演」 (解散公演)
http://jazzbar-gig.seesaa.net/article/359539513.html ( 30周年記念公演 (続編) )
http://jazzbar-gig.seesaa.net/article/268975206.html ( Keith Jarrett Solo Concert )
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2020年10月20日

Jazz Talk Vol.105

50━60年代 ジャズ。

「チェット・ベイカー」 の気だるさ。
「マイルス・デイビス」 の不良っぽさ
「マル・ウォルドロン」 の退廃さ。
「ジョン・コルトレーン」 の求道さ。
「ビル・エヴァンス」 の美意識さ。

あの時代、ジャズを耳にしながら、青春を過ごした年輩も多いだろう。
60年代 「学生運動」 の真っ盛り、一杯のコーヒーで何時間も 「ジャズ喫茶」 に入り浸り、マスターにしかめっ面されていた青二才どもも、今では70歳以上になろうか。

そんな 「時代の空気に身を寄せていた」 のもつかのま。
仕事でスーツを着るようになれば、人に頭を下げることで、一人前になることを覚える。
70━80年代 高度成長期を無我夢中でかけぬけて、90年代 バブル期の崩壊に疲れきった。
2000年代 足るを知る者だけは、内面が充実して、2010年代 経験が晩年の顔を作った。

コロナ禍で幕を開けた 2020年代。
あの頃の情熱に、そっとレコード針を落して、枯れた魅力が増してくる。
そんな、親爺たちが聴く 「ジャズの名盤」 は、なんだろうね。

齢 (よわい) 55の僕に 「教えてほしい」 よ。

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2020年09月20日

Jazz Talk Vol.104

ほぼ満席のざわめきの中、客席の照明が落とされ、ステージ上の4人組にスポットが当てられる。

ドラムのハイハットがきつく締まり、ピアノが指でテンポを示し、ハミングでカウントをとると、音の洪水がうずまき、テーマが終わるとフリーフォームに突入する。

アルトソロから、ピアノソロにベースソロと音がつながり、アルトとドラムの4バースのあとテーマへ戻り、絶頂感の中で全員が顔を見合わせ、見事にエンディングを決めた。

沸き上がる拍手と歓声の中、メンバーはステージで、嬉しそうな笑顔を漏らす。

そんな演奏をかたどる過程を耳に、魂が宿る渾身の 「ライヴリポート」 をまた書いてみたいよ。

http://jazzbar-gig.seesaa.net/article/427079730.html ( SHINJUKU PIT-INN )
http://jazzbar-gig.seesaa.net/article/442799015.html ( Ayumi Koketsu (As) )

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2020年06月08日

Steps Ahead

前回 ジャズ記事にアップした、選曲 「トレインズ」 が懐かしく、久々に 「ステップス・アヘッド」 の (東京ライブ86) を引っぱりだした。

「マイク・マイニエル」 と 「マイケル・ブレッカー」 をリーダーとする、アコースティック 「ステップス」 (スモーキン・イン・ザ・ピット・80) も良かったが、あまりにメンバーがビッグネーム過ぎて、グループのスケジュールがままならない。
そこで、メンバーを再選考し、マイケル・ブレッカーは、サックスとスタイナーホーンを併用し、リズム隊もエレクトリックにシフトしたのは画期的だった。

目玉は 「マイルス・デイビス・グループ」 を脱退した、若干24歳のベース 「ダリル・ジョーンズ」
そして、ロックバンド 「ジャーニー」 のドラマー 「スティーブ・スミス」 が、強烈なビートを叩き出す。
もともと、スティーブはジャズ寄りのドラマーだったらしく 「フィジカル」 は、ドラミングに出ている。
そんな、実験的ともいえる 「強力無比なリズム隊」 をバックに、白熱した様子をとらえた音源。

その魅力、ジャズならではの即興性と、ロックならではの瞬間のキメを融合させた、スーパーグループ。
ゆえに、メンバーが定着しなかったのは、音楽の枠におさまらない、高い力量に理由があったと思える。
フュージョンのベストアルバムに名を列ねないのは、超合金のようなサウンドに賛否が分れたのだろう。
代表曲 「トレインズ」 もいいが、挨拶代わりのオープニングナンバー 「ベイルート」 が好きだな。

ジャズの記事は、趣向的なあまり、読み手は狭まってしまうが、これこそ 「僕の息抜き」 でもあるんだ。

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2020年06月07日

Eric Miyashiro (TP)

経済のおちこみは、とりわけ 「音楽業界」 にも、ダメージをあたえている。

そんな最中に、ジャズのリモート演奏による 「匠の技」 を聴かせてくれたのが 「エリック・ミヤシロ」 をバンマスとする 「 Blue Note Tokyo All Star Jazz Orchestra 」

スペシャルゲストに 「ピーター・アースキン」 「ボブ・ジェームス」
日本サイドからは、ジャズファンなら、おなじみのメンバーがそろい、玄人好みの 「小池 修」 を筆頭に 「近藤和彦」 「納 浩一」 または 「本田雅人」 「川口千里」 が聴かせどころを作る。

楽曲は、マイク・マイニエル作曲 「トレインズ」 で 「ステップス・ア・ヘッド」 の代表曲。
リモート演奏にも、ジャズならではの即興性を高度なグループ表現で押し上げ、世界屈指のハイノート・ヒッターでもある、エリックのアレンジ力は計り知れない。

リモート演奏に感心するも、評価として感想をまとめるには、対象が難しすぎる。
しかし、こんな映像を見ると、躍動感とドライヴ感の効いた、ごきげんな 「生演奏」 を聴きたくなる。

今は活動の場が休止されてるも、いずれ表舞台に姿を現すプレイヤーたちに、願わくば 「聴きに行く」 ことで、エールを送りたく 「彼らの演奏場所が奪われないこと」 を、切に願ってやまない。

http://jazzbar-gig.seesaa.net/article/473096745.html   ( Niigata Jazz Street )

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2020年05月30日

Junko Yagami (Vo)  4

通常営業のお知らせ
通常営業を再開しましたが、当面の営業時間は終日 「 AM 2時 」 までとさせていただきます。
衛生管理に努め、密を避ける所存ですが、ご不安な点は問い合わせの上、ご納得してご来店下さい。


今日 4年連続で 「八神純子コンサート」 の予定だったが、すべてはコロナのせいだ。

彼女の魅力は、何かに流されず、ひとりの女性として、堂々と生きる姿にある。

自己表現として、人を歌で幸せにして、等身大で生きるカッコよさ。

薬指のリングに、スポットライトが反射した。

どんな夫か、想像をめぐらさなくても、いい男のシルエットが浮かぶ。

女は決まって、男で変わる。

http://jazzbar-gig.seesaa.net/article/465929492.html ( Junko Yagami (Vo)  3 )

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2020年04月12日

Jazz Talk Vol.103

むずかしいことは抜きに、気軽な 「ジャズバー」 で、13年目。

「欲しい夜」 の雰囲気に合わせ 「会話の妨げにならない」 ジャズをチョイスしている。
手もとの音源を使うときもあれば、普通に有線のチャンネルを流しているときもある。

有線のジャズに 「苦虫を潰す顔」 をしていた人は過去のこと。
今は、センスのいい選曲家が吟味した曲を、耳もとに届けてくれる。
ジャズとは、曲を選ぶところから、はじまっている。

僕は 「ジャズを聴きたい」 のであり、オーディオ機器を聴きたいわけではない。
あくまでも 「欲をいえば、いい音で聴くに越したことはない」 程度。
ハードより 「ソフト重視」 といえば、わかるだろう。

考えてみれば、12年以上、日曜と数日の休みを合わせて、休日は年50日ほど。
換算すれば、315日 毎晩 7〜8時間近く、ジャズを耳にしていることになる。
こうして、ジャズを浴びていると、自然と感覚も身につくし、楽曲や演奏者は二の次。

感覚を養うには、多くの演奏を聴き 「これだけがいい」 と決めつけないこと。
むずかしく解釈しようとせず、気楽に 「ジャズを浴びる感覚」 が長続きさせるコツ。
好みは年月とともに変化し、耳はひとつにとどまらないので 「心が欲しがる音」 に素直になる。

僕の趣は、抒情的な主旋律を情緒豊かに、センス良く仕上げるタイプ。
なおかつ、ナルシステックな美意識におちいらず、プロとしてのテクニックも兼ね備える。
最近、有線で耳にして 「こんな感じだったかな」 で、ようやくネットで探し当てたのがこの人。

女性ピアニストで、しっとりと美しく、さわやかにシンプル、スムースに主旋律を口ずさめる。
身近で逸材を見つけたような感覚で、メロウで美しい旋律が 「疲れた心」 を癒してくれる。

「 In The Bubble 」  Mary Louise Knutson Trio 

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2020年03月23日

Ron Carter (B)

来月 新潟公演が予定されている 「ロン・カーター」 With 新潟市出身の三味線奏者 「史佳」

前売りは、上々と聞く。
自身、初めて聴いたアルバムは マイルス・デイビスの黄金クインテット 「 Four & More 」
リーダーサイドマンのアルバムでは、CMでその名を不動にした 「 The Man With The Bass 」
ベースラインに味わいはあるが、独特の浮遊感は、受け取り難さもあった。

ジャズを 「見る」 と 「聴く」 とでは、感想も異なる。
自分は見たいのか、それとも聴きたいのか、判断はここであってさ。
僕は聴きたい気持ちが動いて、初めて見たいと思うので 「見た」 に過ぎない満足はないんだ。

ハッキリさせてしまおう。
好きなベースではない。
これぞ 「相性」 というものだ。

これまで、抜群なピッチを誇る 「ニールス・ペデルセン」
変幻自在で図太い 「デイブ・ホウランド」 超技巧で柔軟な 「ジョン・パティトゥッチ」
常に安定したビートを送り込むことに加え、アタックの強い骨太なベースが好みなんだ。

ロン・カーターは、リーダーアルバムより、サイドメンとして 「類稀なる対応力」 に本筋があると思う。

http://jazzbar-gig.seesaa.net/article/369280245.html ( On Bass )
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2020年03月10日

Jazz Talk Vol.102

3月6日 ジャズピアニスト 「マッコイ・タイナー」 81歳で死去。

コルトレーンのスピリットを受け継ぎ、パーカッシブなハードタッチで、他の追従を許さなかった男。
ピアノは弦楽器でありながら、打楽器であることを教えてくれた存在。
ひときわ体が熱くなりそうな、強烈なリズム感の名手。
流行に迎合しない、一貫性のある硬派なピアニスト。
コルトレーン時代をも凌ぐ、充実の極みと思えた、70年代 「 Enlightement 」 数々。

これで 「黄金カルテット」 全てのメンバーが他界した。  Forever !

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2020年02月23日

Nobuyuki Tsujii  (P)

「清流のような透明感に琴線が触れた」

最高の弾き手は 「盲目のピアニスト」 だという。
ジャズなら 「エロル・ガーナー」 「ジョージ・シュアリング」 などが思い浮かぶ。
クラシックなら 「神の耳」 をもって生まれてきたのが 「辻井伸行」 だろう。
ハンデが、バネになったからだ。

22日 午後2時開演 「新潟 りゅーとぴあホール」 は満員札止め。
ひとりの音色を聴きに、これだけのオーディエンスが集まったのだ。
僕もこの日のため、2週間前から、彼が弾く 「巨匠の名曲」 を耳に湿らせておいた。
ショパン 「英雄ポロネーズ」 ベートーベン 「テンペスト」 など、なじみある曲。

クラシックをすました顔で聴けるほど、上品な耳を持ち合わせていない。
だが、きれいは目に映るものだが、美しいは心に響くもの。
その心を響かせたのは 「雑念のない魂」 なんだろうね。

沸き起こる、カーテンコールは全3回。
最後のアンコールは、完成度極める ショパン 「革命」。
4回目のコールは、お茶目にも自ら鍵盤のフタを閉じて、会場の笑いと拍手で終了を告げる。
鳴りやまぬ拍手の中、ステージ中央で歩行援護を受けて、正面左の舞台袖まで13歩で姿を消した。

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2020年02月20日

Jazz Talk Vol.101

「 Jazz Talk 」 も 「 100 」 で終わらせることなく、続いて 「 101 」 となる。

今回は 「ラウンジ演奏」 について、私見を語る。
ネガティブなアプローチになるが、日本人は生演奏を前にすると 「通ぶる」 傾向がある。
それは、真剣に聴いているメッセージでもあるので、決して悪いことではないが、やや一面すぎる。

海外においてのジャズは 「リラクゼーション」 の音楽である。
一部のクラブでも、生演奏を聴くスペースとバーが仕切られており、その時の気分で居場所を選べる。
バーにいても、ワンステージ聴きたいと思えば、ミュージックチャージを払い、自由に行き来できる。
スペースに限りはあるけど、一つの間口の中で選択の自由がある。
演奏者もたまり場が欲しいだろうが、専門談議の光景が一般のお客さんにどう映るかはわからないし、その分、客の出入りが頻繁になる保証もない。

「 YouTube 」 で、その場面に近い映像を添付した。
パブ風の店で、ピアニストが名曲 「 sunny 」 をソロ演奏してるが、周囲を囲む客の様子にも注目。
原曲のサビの部分 「 I Love You 」 と合唱しながら 「 You 」 を、恋人の名前に入れ替えたり、カップルで和やかに食事をしたり、カウンターでハグしたり、再会をよろこびあっていたりと自由だ。
生演奏をバックに、ガヤガヤした雰囲気を楽しんでおり、演奏者も空気を楽しんでいる。
これがポピュラーな楽しみ方で、真剣に聴く会場はそれとして、何より音楽の TPO がわかっている。

そこが日本とは違い、音楽を娯楽にしているため、斜にかまえて聴いていない。
だから、楽器やレコード、アンプやスピーカーうんぬん、上手い下手、どうでもいいことは口にしない。
大衆的に楽しめて、演奏者に敬意を示しつつ、自由で都会的な雰囲気がイカすんだ。

日本人だから、変えようないと思うが、僕はこういう 「ラウンジの雰囲気」 も好きだな。

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2020年02月16日

Jazz Talk Vol.100

ジャズの雑文も延べ 「 242 」 本目となった。

そのうち、ノー・タイトルでつづっている 「 Jazz Talk 」 は、今回で 「 100 」 本目。
区切りのいいところで、僕の考える 「 Jazz Bar 」 の在り方を語りたい。

当店はジャズを聴きながら、リラックスして雑談できる 「緩いジャズバー」 をコンセプトにしている。
ジャズの知識よりも、センスを重んじるため、くどくて博識ぶる、暗いウンチクはいらない。
あくまでも、会話の妨げにならないボリュームで 「疲れを癒す空間」 に仕上げている。

ジャズ喫茶は音響、ジャズクラブは生演奏、ジャズバーはBGM、テイストはそれぞれの趣向。
ジャズは好きだが、強いこだわりはないし、自慢げに論ずる、身のほど知らずではない。
「たかがジャズ」 と思っているし、狭苦しい考えで、閉鎖的な空間にはしたくないんだ。

「なぜジャズか」 それが 「されどジャズ」 で、長年聴いてきた名刺代わりで 「大人の音楽」 である。
早い話、ジャズ好きなマスターが看板を灯す 「気軽なショットバー」 と思ってもらえばいい。
こんなに 「ハードルの低いジャズバー」 もないだろうし、むしろ、歩むべき方向だと思っている。

ジャズを普及する使命感はないが、社会貢献の観点でいえば、文化は広く浅く次世代へ継承するもの。
それが、興味をつなぐことと考えてるので、雑談を後押しするように、その場面にジャズをのせている。

文章にするとむずかしそうだが、整理すればわかりやすく、考え方は 「シンプル」 なんだ。

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2020年02月09日

Jazz Talk Vol.99

2月は、客足が鈍る。
待つのも仕事とはいえ、そう長いと好きなアルバムを聴き直すことで、気持ちをまぎらわすこと暫し。

ピアノなら、内省的に心休まる 「エバンス系」 片や ハードにアタックする 「マッコイ系」 もいい。
サックスなら、歌心あふれる 「ロリンズ系」 片や ストイックにブローする 「コルトレーン系」 もいい。

一概に 「これしか聴かない」 ではなく、その日の気分に合った一枚というものがある。
思い出にかられる一枚もあれば、時を忘れさせてくれる一枚もある。
ジャズは夜のムードを象徴するので、夜な夜な己を深めていくように、静かな熱をおびていく音楽。

どっぷりとつかると不粋だし、まるで反応しないのも野暮。
静かに聴く分には、感情をおさえて、いかに美しさを奏でられるか。
そんな、リリカルでイマジネーションの高い演奏を好む。

「福居 良」 のアルバム 「 Scenery 」 (76) という曲が好きだ。
弾き崩していないところが聴きやすく、左手のコードの押さえ方に、シンプルな情感がある。
決して、腕の立つピアニストではないが、心惹かれるのは 「表現」 (センス) なんだよな。

甘美丸出しではなく、極めて告白的なタッチ (音の間) が光る。

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