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恋愛小説を読んでいるような映画 「花束みたいな恋をした」 を鑑賞。
物語は 「終電に乗り遅れた若い男女の出会い」 から、はじまる。
素朴なデートを重ね、いずれ体をひとつに重ね合い、太陽が黄色く見えるまで求め合う。
気がつけば、一緒に暮らすようになるが、次第におたがいの優しさがわからなくなってくる。
時の流れは儚くも切なく、過去の思い出と未来の希望を交錯させながら、現在に軸を置いて生きる。
「現実をやんわりと教えてくれる」 そんな恋愛映画。
本編、誰にでも経験がありそうな場面が、随所にちりばめられており、中高年も懐かしさで心温まれる。
僕の年齢からすれば、若者の印象は、スマホいじりにゲーム、ラーメンにスイーツ、アニメにアイドルと、限定した世界しか興味ないと思ってたが 「考えているところは、しっかり考えてるじゃん」 と感心した。
14日 バレンタインデーと重なり、劇場の観客は 「20歳前後のカップル」 ばかりだった。
どこを見渡しても、自分が最年長のようで、何とも居心地の悪さを感じてしまったのだが (笑)
男の子は本命チョコとおぼしき、ラッピングの紙袋を手にしているが、その恋はどう発展するのやら。
おじさん臭いことをいうようだが、若いころの恋愛は 「ビター」 (苦味) も、経験して一人前。
「苦さを経験」 しておけば、おたがいが崩れかけたら、立て直せる 「思いやり」 が、身につく。
そうでないと、本来の 「チョコレートの甘さ」 が、わからなくなるだろう。
恋愛を語る経験や自信もないけど、それが 「最高のパートナー」 と、いえるんだと思う。
2021年02月15日
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