2020年09月03日

半沢直樹

僕の寝覚めは、昼下がりとなる。

寝覚めの朝は、その人のおかれている状況次第で、気分の受け止め方も変わる。
寝不足、疲労感、二日酔いなど、肉体的な辛さもあれば、不安や困窮による、精神的な辛さもあろう。
会社勤務であれば、商談や会議などのストレス性の高さ、人間関係の悩みも影響するもの。

ひところ、時代遅れの 「モーレツ管理職」 が社会問題になった。
厳しすぎるノルマを課し、目標未達成の者を徹底的に追いこみ、万力のような圧力で締め上げる。
さらに、脅迫的なパワハラで捻りあげて、相手を恐怖に落とし込み、脱力感とともに平気で放り出す。

当然、その人がつぶれてもいいと画策するのだから、指導や育成なんて最初から頭にない。
それで、音を上げてきたと思ったら、優しく接して言うことをきかせる、人たらしぶり。
欲しいのは、自分に従順な 「子分」 であり、それ以外は 「使い捨て」 だ。

これが、昭和のダメ管理者の典型で、日本の高度成長期から、バブル全盛期に権力者の腰巾着となり 「棚ぼた式」 にお鉢が回ってきただけの、一部の管理職。
ただ、売上だ利益だと、権威付けで怒鳴ってたり、椅子に座って嫌味を言ったりしてればいいんだから、こんな楽ちんな仕事もないわけ。

本来の夢と希望ある仕事、幸せな家庭の調和を奪っておきながら、恫喝的な脅しや狡猾的な揺さぶりを盾にした幹部ほど、今の時代は 「一兵卒」 に戻され、しおらしい態度で定年退職を待っているのが 「哀しき男の成れの果て」 だったりする。

そのため、早い段階で見切りをつけて、転職した人の方が 「まともな選択」 でもあった。
今はどうかわからないが、聞くところによれば、社会が 「パワハラを許さない」 とする目をすり抜けて、真綿で首を絞めるような、嫌みに満ちた無視や陰険なやり方が横行しているとか。

日曜ドラマ 「半沢直樹」 を考察すれば、これほどの視聴率の背景には、日曜の夜が理由だけでない。
使命感に燃えた仲間たちと、それこそ命がけで巨大組織の膿みだしに取り組んでいる 「勧善懲悪」 の中に、自分なりの正義感を投影できることが快感と思われる。

毎朝 「さあ、行くぞ」 と、気分よく会社に出勤できる人が、本当に幸せな人なのかもね。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | Diary & Social | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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