2020年07月28日

止まり木

中学時代 「ピンクレディー」 「キャンディーズ」 が全盛期でありながら 「アイドル」 には、全く興味を示さなかった。

後のアイドル 「松田聖子」 「中森明菜」 もすっ飛ばし 「おにゃんこクラブ」 の名前も覚えていない。
それより、大人の雰囲気がただよう 「カッコいい女」 に、男の興味を寄せた。

中学三年、初回シリーズ 「金八先生」 が人気番組だったころ、明晩9時 「Gメン75」 にチャンネルを合わせていた。
番組上、紅一点の女性刑事を演じる 「夏木マリ」 が、すごく大人っぽく見えた。
当時の彼女を女性の基準にしたら、同世代のアイドルはとても幼く感じてしまった。

輪をかけたのが、彼女が歌う 「Gメン75」 のエンディングテーマ 「ウイング」 の歌詞。
幸せを求めたはずの恋愛が、いつの間にか疲れ果てて、女は静かに 「止まり木で泣く」 部分。
歌詞の心情をわかるはずもなく 「止まり木」 の意味も知らず、女は複雑ぐらいにしか思えなかった。

その曲、40年ぶりに耳にして 「止まり木を見守る仕事」 を担っているのは、複雑な心境。
当時のレコードジャケットが印象的で、雨の日のレインコートと傘が似合う女性が見た目のタイプとなり、歌詞 「女は最初 空を欲しがり 女は最後 止まり木で泣く」 の哀願が男心に響く。

彼女が52歳の時に執筆した、本の一文が印象に残っている。
好きな男のタイプは 「夏木マリを好きだという男がタイプ」 

年齢に卑屈にならず、男性に媚びず、自分の生き方を持っている女性は 「カッコいい女」 だ。

 
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | Bar & Human | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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