2020年07月15日

琥珀美酒

中高生の恋愛は 「生ジュース」 のように、甘くて酸っぱかったと思う。

それが、20歳も過ぎるとカクテルの色合いにときめき、アルコールの媚薬に酔えるようになる。
その違い、添加物や着色料の不純物も混じるから 「ピュア」 な気持ちも次第に変化してくる。
むしろ、酸いも甘いも経験する、あたりまえの過程であってさ。
それから、30年ほどの間で、いろんな人と交流をたしなみ、男は父性が確立する 「50歳」 になると、口にするお酒や態度も落ちついてくる。

お酒は、一通りに味わった。
ビールは、挨拶代わりの乾杯酒として、ワインに日本酒、焼酎など、醸造酒も蒸留酒も。
そして、最後まで愛したのが 「ウイスキー」 で、体よく言えば 「35年」 のつきあいだ。

樽で何年も熟成させ、無色透明だった原酒が 「琥珀色」 に変わる様。
これこそ人生であり、グラスを交わしたいのは、長い工程で独自の風味を持つ、熟成された人。
生ジュースのような、フレッシュ感もいいけど、大人は年月をかけて、仕上がった美酒で酔いたいもの。

いい人と、いい場所で、いい会話と、いいウイスキーをね。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | Bar & Human | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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