2020年07月04日

かすみ草

花の種類の中でも 「かすみ草」 (カスミソウ) が好きだ。

スーパーへ行くと、白を基調に紫に青、緑にピンクと色揚げの鮮やかなかすみ草が並んでいた。
その中から、紫と青を手にして、店のカウンターへ活けた。
香りを感じる花ではないが、空気をきれいにしてくれそうだ。

人にバラをプレゼントするとき、回りを白のかすみ草でコーディネートしてもらう。
それによって、バラの深紅が引き立ち、カラーのかすみ草もあるので、バリエーションも広がる。
それでいて、決して出しゃばらず、主役を食うことはせず、どこかしらに犠牲的な精神がある。

78年 アカデミー作品賞に輝いた映画 「ディア・ハンター」
物語の主役は三人で 「ロバート・デ・ニーロ」 「ジョン・サベージ」 「クリストファー・ウォーケン」
多くの観客は、ウォーケンの体当たり演技を支持した。
その映画を見た、俳優 「松田優作」 は、いみじくも作品の感想をこう語った。
「デ・ニーロがいたから、ウォーケンが輝いたんだ」 と、特別な視点を持っていた。

映画の話をするつもりはない。
デ・ニーロは主役を食わず、自分の個性を見失わず、どこか野草のような精神が宿っている。
それが、バラを一段と引き立てる、かすみ草であってさ。

僕は、バラのような 「主役願望」 はなく、どこか脇役でいたいタイプ。
仮に、舞台挨拶のような場でも、主役の背中をそっと押したくなる方。
主役を張れる顔ではないから、だれかの引き立て役になるのが、性に合っているというか。

だからといって、主役のバラに媚は売らず、脇役魂で店頭に並べられる 「かすみ草」 でありたい。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | Diary & Social | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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