2020年06月30日

各駅停車

今日30日で、暦は半年が経った。

こんなに印象が残らない、半年間の早い時の流れは初めて。
その見え方、印象にない部分が影となり、立体的でなく、平面的のような記憶。
ムダな半年ではなかったが、生活に 「プロセス」 を感じなかったんだ。

若いころ、各駅停車の鈍行列車に乗り、村上の先の新潟と山形の県境まで、気まぐれ旅へ出かけた。
新潟市街を離れるにつれ、建物は低くなり、田畑は広がり、澄んだ日本海が表れ、風の匂いも変わる。
田舎へ行くほど、乗客は少なくなり、革靴の音も消え、標準語が消えゆく。
そのうち、のんびりとした空気の中、泥を運ぶ長靴で床が汚され、土地の方言が聞こえるようになる。

それが特急列車なら、始発から終点まで、新潟市街と似た車内の光景が、漫然と続いたであろう。
あえて鈍行列車に乗ったから、見えた光景があったわけで、そうでなければ車内の光景に (プロセス) 触れることはなかったと思える。
これからの人生、特急列車に乗ることもないが 「各駅停車」 で、ゆっくりと四季を感じて、時の流れを賞味したいもの。

以前、コロナ休業に 「時間泥棒された」 と書いたが、半年振り返れば 「季節泥棒された」 というか。
残り半年 「ウィズ・コロナ」 の収束を願いつつ、各駅停車で 「季節の風景」 を感じていきたいね。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | Diary & Social | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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