2020年06月16日

新迷珍語

近頃、感染予防による、新語を多く耳にする。
今日も、スポーツのリモート応援をする人のことを 「リモマ」 と略称されていた。

90年代、イタリアン料理を 「イタメシ」 と、呼んでいた時期があった。
ようやく、スパゲッティを 「パスタ」 に、言い換えられるようになったのに、また新語が耳に触れた。

ある日、会社の女性社員から 「イタメシ、食べて帰りませんか」 と、気軽に誘われた。
字の如く 「炒飯」 と勘違いし 「東京大飯店でいいか」 というと 「えっ」 て顔をされた。
それで 「あっ、炉端焼きか」 と言い直したら、夜の人波が行き交う表参道で、大笑いされてね。

昔から、流行語や略語、和製英語が苦手で、同世代との会話が置いてきぼりにされていた。
広告代理店のプレゼンでも 「デトックス」 の意味が分からず、二度聞きする程度。
日本語で伝えればいいのに、横文字に変換したり、和製英語だったりする。

言い換えれば 「キャッチコピー」 は、商品を売るためのフレーズ。
言い方次第で 「イメージ」 も変わるが、若者はクリエィティブだ。
目くじらは立てないが、言葉の乱造がありすぎて、あまり情緒的になれないのは本音。

そこは百歩譲り、言葉の乱用ぶりが、ひどい時代もあった。
「ブルセラ」 (おまえ、バカか) 「援交」 (それは、売春だろう)
「チョベリバ」 (おめえ、火星人か) 「だっちゅうの」 (バカにしてるのか)
「たまごっち」 (それぐらい、俺でもわかるぞ) こうして、こみ上げる怒りを抑えていたあの頃。
酒場で 「仕事は三振王、夜のバットはホームラン王」 と豪語していた、おっさんたちの哀愁はいずこ。

四方八方、言葉は入り乱れ 「不都合のない言葉」 だけが生き残る。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | Diary & Social | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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