2020年05月22日

物から人

通常営業のお知らせ
通常営業を再開しましたが、当面の営業時間は終日 「 AM 2時 」 までとさせていただきます。
衛生管理に努め、密を避ける所存ですが、ご不安な点は問い合わせの上、ご納得してご来店下さい。


営業再開となる 21日 午前11時20分 起床。
腰巻エプロンの紐の部分を、妻が縫製してくれ 「アイロン」 がけもしてくれていた。

「おはよう」 代わりの 「ありがとう」 で、朝がはじまると、おもむろに 「このアイロン、何年使っていると思う」 と、これも年季の入ったアイロン台で、その上に立てられた本体を指さす。
変色したコードのデザインと古さから 「昭和の製品だろう」 と答えると 「40年」 だという。
「何か思い出でもあるの」 と聞くと 「使い慣れているだけ」 と話す。

物持ちのいい家庭ではないが、道具は 「相性が合うと手放せない」 という。
嫁入り道具ではないし、宝飾品とも違い、古物への造詣というか、使って価値あるもの。
電化製品は消耗品だが 「アイロン」 は 「壊れない家電の優等生」 で 「電器屋泣かせ」 でもある。

僕は長年使用して、愛着があるとしたら、腕時計ぐらいで、それもせいぜい20年ほどの品。
趣味もないので、長年愛用した楽器、スポーツ用具、過去の形跡や人柄を残すようなモノもない。
板前なら包丁、作家なら万年筆、男はベストセラー 「一生もの」 に憧れるけど、僕にそれがないのは、あまり残すのを潔しとしない性格もあるのだろう。

それに、形見分けできる物はないし、今ある物を適当に使い、大した物欲もないからね。
そう考えるといつしか 「モノからヒト」 に 「シフトした人生」 を過ごしている。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | Diary & Social | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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