バス停の行列尾に並ぶと、人と人の間隔が遠く離れており、大げさな違和感があった。
これも、コロナウイルスの影響ながら、人間も動物のはしくれ。
見ず知らずの人に、立ち入ってもらいたくない 「なわばり」 があるもの。
これを 「パーソナルスペース」 というが、相手によっては、その距離は大いにことなる。
一般的な社会距離は、身体的な接触ができない距離ともいわれ、150センチぐらいか。
行列などでは、無意識に前へ詰めるため、その距離半分ほどの、75センチぐらいかな。
手を伸ばせば、友だち距離に近い。
その 「社会距離」 も今は、1メートル以上の 「公衆距離」 だから、日常も世知辛くなり、他人がそこに立ち入るとストレスを感じるようだ。
バスの合席も、混まないと座らないし、今は前後左右 「無意識に距離」 を置いているのがよくわかる。
そんな、普通の距離ではない、社会状態。
この状態で、体温やにおいを感じられる、家族との距離。
相手を抱いたり、気軽に触れたりできる、恋人との距離。
これぞ 「奇跡の密着距離」 なんだろうね。
2020年04月11日
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