2020年04月05日

店の看板

4日 惰眠を貪る。

寝覚めで耳にしたのは 「今日、東京で118人がコロナに感染したんだって」 と妻の不安げな声。
連日、朝刊を広げるとコロナ関連の見出しからはじまり、その深刻さは目に留まる。

ため息一つ、部屋のカーテンを開けると 「桜が満開」 になっていた。
これほど、桜の艶やかさと見る側の気持ちが離れた瞬間も久しくなかった。

おもむろにつけたテレビから、バラエティー番組で、はしゃぐ笑い声が聞こえてきた。
だが、この渦中で笑う気分にはなれず 「うるさい」 とばかりに、リモコンでスイッチを切った。

気分は滅入っても 「店の看板」 は 「お客さんとの契約」 である。
店を当てにして、足を運んでくれたのに、気乗りしない理由だけで、店を休むわけにはいかない。

気にかけて来てくれるお客さんもいれば、気にして電話をくれるお客さんもいる。
自粛だからと立ち尽くせないし、社会秩序と自己責任をあわせ持ち、誠実に営業しなければならない。

そして 「日常が戻る日」 を祈り、待つしかない。

posted by GIG at 00:00| Comment(0) | Bar & Human | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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