2020年02月23日

Nobuyuki Tsujii  (P)

「清流のような透明感に琴線が触れた」

最高の弾き手は 「盲目のピアニスト」 だという。
ジャズなら 「エロル・ガーナー」 「ジョージ・シュアリング」 などが思い浮かぶ。
クラシックなら 「神の耳」 をもって生まれてきたのが 「辻井伸行」 だろう。
ハンデが、バネになったからだ。

22日 午後2時開演 「新潟 りゅーとぴあホール」 は満員札止め。
ひとりの音色を聴きに、これだけのオーディエンスが集まったのだ。
僕もこの日のため、2週間前から、彼が弾く 「巨匠の名曲」 を耳に湿らせておいた。
ショパン 「英雄ポロネーズ」 ベートーベン 「テンペスト」 など、なじみある曲。

クラシックをすました顔で聴けるほど、上品な耳を持ち合わせていない。
だが、きれいは目に映るものだが、美しいは心に響くもの。
その心を響かせたのは 「雑念のない魂」 なんだろうね。

沸き起こる、カーテンコールは全3回。
最後のアンコールは、完成度極める ショパン 「革命」。
4回目のコールは、お茶目にも自ら鍵盤のフタを閉じて、会場の笑いと拍手で終了を告げる。
鳴りやまぬ拍手の中、ステージ中央で歩行援護を受けて、正面左の舞台袖まで13歩で姿を消した。

posted by GIG at 00:00| Comment(0) | Jazz & Music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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