過去、だれかと一緒に会場をめぐったことはなく、行くときはいつも自転車でひとり。
会場にパッと現れて、サッと消えるのは、仕事を控えているため、浅い時間のセットに限られる。
大方の人は、ジャズを娯楽にしており、求道的な人は一握りに過ぎない。
僕は前者だから、むだに入れ込みすぎないし、歯止めなく論じることもない。
力んで聴いていた年齢は過ぎたし、聴く側がリラックスしていれば、雰囲気は演奏者に跳ね返るもの。
ライブにはライブの楽しみ方があり、普通にジャズを聴く分に過不足もない。
個人的には、ウイスキーを口にして、会話をさえぎらないジャズの音色に酔いしれる方が心地よい。
このあたり、ジャズの知識よりも、バーカウンターで 「ジャズのセンス」 を重んじたいところ。
「テクニックをひけらかさず、だれが聴いてもカンタンと思わせるのが、プロとしての華」 Kenny Drew
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