2020年01月13日

本気の証

12日 「新潟市の成人式」 だった。

成人式は、10代の毒を吐き終えた者が、新たな気持ちで参加する式典。
その時点で、いいこと悪いことの区別は、ついているもの。

近年、奇抜な格好で参加しても、式典を妨害することはなくなり、新成人の民度は回復している。
地元、新潟の県民性は 「照れ屋の目立ちたがり屋」 だと思うので、その対照的な気質がいい具合に調和しているから、全国的に問題なく終了している様子だ。

僕の時代、俗に 「不良組」 は、まだ恥を知っていたから、会場には入ってこなかった。
だから、式典そのものは無事に進行し、会場周辺で棲み分けされていた。
その式典をぶち壊すようになったのは、モンスターペアレントを生み育てた、団塊の世代に責任がある。

若いときは、奇抜な格好をして群れてみたり、性懲りもなく斜に構えて悪ぶってみたり、目立つためなら世の中のルールに逆らうことが、手っ取り早い方法であるが、本当に不良になる性根はない。
要するに、いつまでも続けられることではないし、続けてしまうようなのは、チンピラになるんだよな。

数十年前、式典の新成人がインタビューで 「これから、自分探しをする」 と誇らしげに答えていた。
見て思ったことが 「今が自分であって、自分の何を探すのか」 その陶酔感が気色悪かった。
それに多くは甘やかされて育ち、たまたまそうなったタイプだから、根っからの悪ではない。

昔から、不良をファッションにしたがるのは 「男の麻疹」 (はしか) みたいなもの。
ただ、それも成人までの期限付きであり、途中 「もう、あきたよ」 と、社会に適応する意志の強さこそが 「本気の証」 だったりする。

その頃に比べると、今は穏やかであるが、10代で 「何かに夢中」 になった経験が浅い気がする。
表面的には真面目なポーズをとるも、内面的な感情がわかりにくい世代かも知れないね。

わが家に子どもがいれば、ちょうどこれぐらいの年齢になっているので、気になる世代ではあるんだ。
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