2019年12月17日

脱忘年会

近年 若い社員の 「忘年会離れ」 が著しいと聞く。

その心情は理解できる。
僕もそうであったから。

上司の本当か嘘かわからない武勇伝を聞かされ、その独演会につきあわされる身になってごらんよ。
「今の若いのは」 「昔はこうで」  そんな枕詞からはじまり、延々と熱弁が繰り返される。
これじゃ、お刺身も乾いてしまうし、心の中では 「時代が違うよ」 と思われているのがオチ。
基本的に 「おしゃべり」 と 「会話」 は違うため、前者のタイプにつかまると大変なんだよ。

だけど、僕は参加したよ。
なぜなら、好き嫌いで場を避けていたら、会社活動にロスを生むから。
それに、会社の悩みのほとんどは人間関係で、結局はコミュニケーションの問題に行き着くもの。
どの道、接触を避けられないのであれば、苦手な相手と会話できるように、場慣れしておくべきだ。

ケータイ電話の普及により、意識は大きく変わった。
固定電話を介した、わずかな緊張感が薄れ、人との接触が選択的になってきた。
そうすると、自分と同質な人としか接触しないため、異質な人との接触が減ってしまう。
そこで、異質な人と出会うと、間合いのとり方がわからないため、余計にその溝を深めてしまう。
こうして、部下は上司と話せなくなり、上司は部下の話を聞けなくなり、おたがい 「対話音痴」 になる。

まずは 「席に着く」 (合わせること) からはじまる。
宴席のコミュニケーション技術なんてのは 「二の次」 でいい。
その代わり、二次会は身銭を切って、自由に遊んでくればいい。
金魚のフンみたいに、いつまでもついて回ることはしなくていい。
上司も部下を解放して、おたがいの趣向が合えば同行すればいい。

もう少し世代を越えて、年の瀬の忘年会ぐらいは、普通に笑ったり、普通に会話をできないのかな。
どうせなら、宴席に呼ばれる、可愛げのある人物になることも大事でさ。

同じ料理を取り分けて、酒を酌み交わして、気持ちが氷解することってあるんだよな。

http://jazzbar-gig.seesaa.net/article/471972859.html ( 対話の席 )
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | Bar & Human | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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