2019年11月08日

家庭料理

来春 「ミシュランガイド新潟版」 が、出版されるという。
今も秘かに、覆面調査員が飲食店に潜入して、格付けチェック中なんだとか。

食の充実は 「人生の充実」 でもある。
だが、人は個性が違うように、それぞれの感受性も異なる。
何をどう味わおうが自由だし、それをどう解釈するかも、個人の判断によるもの。

僕は、おいしい店を探してまで列に並んだり、予約をしてまで食べたいとは思わない。
また 「食べに行かねば損」 「流行に乗り遅れる」 「一人でも多く人に食の楽しさを伝えねば」 など、不要な使命感に燃えないのは 「家庭料理」 が、一番美味しいと思っているから。

食事へ出かけて、店に文句を言ったこともない。
それは 「自分に合わなかった」 だけで、気に入らなければ、次から行かなきゃいいだけのこと。
文句を言うような店を選んだのは、自分の判断と直感であり、言うとしたら衛生面のことで、それ以外は黙って食べるのが、作ってくれた人への礼儀だと思っている。

食は個人の嗜好だから 「星の数」 も気にしない。
その前に、人様の経営に口出しをできる舌は持ち合わせていないし、僕にそんな資格もない。
卑屈ではなく、情報に群がって、すがりつくばかりの味覚や感性にいい加減、辟易したのも理由にある。
だから、自分の舌で判断した味覚と品質、接客や雰囲気、自身の経験こそ 「ミシュランガイド」 でさ。

グルメっぽいことを過剰に言い出すと、次第に 「普通の食卓」 でさえ、屈辱的に思えてくるもの。
見栄はキリがなく、結局あとから自分がツラくなるだけで 「虚勢の末路は見栄の上塗り」 となるから、堂々と気負わない自分を選択して、普通を宣言しても、いい年齢である。

その上で、たまには 「あの店に行ってみようか」 といえるのが、しなやかさで 「家庭料理」 に敬意を持てない舌が 「ミシュラン店」 で何を食べても、絶対に判断できないだろ (笑)

俺は古町の飲み屋で、これからの季節 「もつの煮込み」 をつまんでいるほうがいいや。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | Bar & Human | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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