2019年11月04日

眉村小説

3日 SF作家 「眉村 卓」 が、85歳で死去した。

晩年、末期がんを宣告された妻のため 「一日一話」 の短編を書き続け、1778話でペンをおいた。
妻への想いを記した小説 「妻に捧げた1778話」 は、後にベストセラーとなる。
また、本人もがんを患うも、最期までベットの上で、執筆に取り組んでいたという。

70年代の代表作 「なぞの転校生」 はドラマ化されて、80年代 「ねらわれた学園」 は主演 「薬師丸ひろ子」 で映画化された。
他にも 「まぼろしのペンフレンド」 「閉ざされた時間割」 「ねじれた町」 など、学園を舞台に描かれ、切れのある文章で一気に結末に持って行く 「眉村小説」 に夢中になったのは中学2年生の頃。

国語の教科書より、小説を読みふけっていたのは、思春期ならではの戸惑いながら、同級生の女子と気軽に会話した記憶がないんだ。
小説の中では、少年と少女がペアとなり、校内での怪事件を解決していく展開が主となる。
あの頃 「女子と話したい」 願望を持ちながら、心身の変化と性の意識が芽生え、逆に異性を遠ざけ、色気抜きの 「青春のカタルシス」 を小説で散らしていた。

知らず知らずに男子の 「子」 がとれて、「男」 に脱皮する前の年齢。
それこそ、母親離れして、心変わりしていく、思春期の動揺は著しかった。

そんな 「ハートウォーミング」 となった、中学時代の愛読書 「眉村小説」 は、夢中で読んだね。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | Diary & Social | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。