2019年10月13日

台風営業

12日 店の看板の向きを変えて、台座を二重固定にして、定刻に灯りを入れる。

今夜は、ダメでもともと。
突風などの思いがけない被害に対応すべく 「見張り番」 の意味合いもある。
終始、台風情報を確認しながら、しばらくはスローテンポなバラードを流しておく。
キープボトルを丹念に磨いたあと、丸氷と角氷を仕込み、来店を待つこと90分ほど。

口開けは意外にも、店の近くに住む、推定20代半ばの顔見知りの女性。
「何か、気が滅入りそうな夜で」 と、暴風雨に小さいため息をつく。
夜の避難所だと思ってもらえば 「ブルーの看板」 を灯した甲斐もある。

娘ほどの年齢に 「こんな夜は家にいるべきだ」 となだめたくもなるが、それは僕も同じこと。
人には気分や事情もあり、知らない誰かと過ごせるバーでは、小さな連帯意識が芽生えるもの。
それほど、警戒レベルの高い 「大型台風19号」 なのである。

近代的な都市でも、身動きがとれなくなるほどの猛威。
令和元年に対する、神からの警告のようにも思える。
営業は割り切って、深夜1時に看板の灯りを落した。

13日の夜 ワールドラグビー 「日本ースコットランド」 を流しながら、日曜営業をする。
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