2019年08月28日

実家消滅

8月も終わりに近づき、20〜30代のお客さんから 「夏の思い出」 を聞く機会も少なくなかった。

当店の場所柄、県外出身者、単身赴任、一人暮らしも多く、若い子なら、少しはホームシックになろう。

僕の年齢になると、思わず 「実家に帰ったか」 と、老婆心なることをいう。
通った道だから、過去を投影した、親心かも知れない。
また、実家というのは、いつでも帰れる場所だが、いずれだれもいなくなる 「消えゆく場所」 でもある。

どんなに仲よく連れ添った両親も、やがていなくなってしまうときは、必ず来るもの。
背中が丸まってくる、親の背中を見ながら、帰省したときは少しでも、長く過ごすようになる。
親との年齢差にもよろうが、家族にしかわからない事情もあるだろう。

だが、実家に息吹があり 「育った家の玄関の匂い」 を嗅げるうちは、幸せだと思うもん。

「たまには、顔を見せに帰りなよ」 というのは、実家がなくなった、男の年の功であってさ。

posted by GIG at 00:00| Comment(0) | Bar & Human | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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