国の重要指定文化財に指定されている、萬代橋が 「生誕90年」 を迎えたという。
万代と古町 (新潟島) を、よく往来するため、生活基盤にとけこんだ橋である。
10年ほど前は、体のいい歩道橋にしか思っていなかったが、今はアーチ型の優美な萬代橋の上から、四季の移ろいを見渡せることに、よろこびを感じている。
橋といえば、明石家さんまと大竹しのぶ主演のドラマ 「男女七人夏物語」 (86年) を思い出す。
二人の住まいをつなぐ、隅田川の 「清洲橋」 を舞台に、恋愛を繰り広げられたことはなつかしい。
もし、あの橋がなかったら、恋は実らなかっただろう。
あまり気づいてないかもしれないが、そこに橋があることで、二人の距離は近いものになった。
そう考えると、そこに 「萬代橋」 があることをあたりまえには思わず、橋は人をつなぐ 「人の架け橋」 なんだろうね。
いづれ、消えゆくものは数知れぬ中 「萬代橋」 は、新潟を代表する象徴である。
2019年08月25日
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