2019年02月19日

人間代謝

先日、街中を歩いていたら、年季の入った小料理屋の入口に、閉店の書き出し文が貼られていた。

何十年も前から、路地にひっそりとたたずんでいた暖簾 (のれん) は知ってたが、くぐったことはなく、夜の薄明かりにとけこんでいた印象だった。
長年の歴史の中で、常に 「人間代謝」 を繰り返しながら、いずれ終わりを告げる。

人には好みがあり、行く店も傾向がある。
店の主人や女将も商売だから、客の顔と酒肴 (しゅこう) は覚え、そのうち自然と会話がはじまる。
顔を合わせた回数で親近感は増し、たがいに歴史の証人ともなり、この料理屋でも 「人間ドラマ」 があったと思われる。

警戒心に囲まれている現代。
肩書き抜きの人間関係を学べる 「桃源郷」 (とうげんきょう) は、私生活の拠りどころになる。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | Bar & Human | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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