2018年11月24日

青春聖夜

クリスマスイヴまで、あと一か月。

その昔 「イヴの夜に家にいると、暇してそうだから、何か予定を入れたいよね」 と言った女性がいた。
意識するのは、不特定多数の同性相手で、これぞ女同士の意地のはりあいを見た気がした。
そうでなくても、胸騒ぎをおぼえるとか。

イヴは特別らしく、その夜のカップルは本命だという。
こういうと他人事に聞こえるが、イブを意識したことのない男にとって、そういわざるを得ない。
男は基本、照れ屋なので、表向き 「関係ねえ」 ですましてるが、白状すれば半分すねている。

ボク自身、仕事の夜が多かったし、男仲間の都合を優先した。
あるイヴは、売れ残りのケーキを一つ買い、箱の中で崩れた生クリームを人差し指ですくっていたり。
またあるイヴは、新宿の大ガード下の横丁で安酒を食らいながら、街の聖夜にそっぽを向いていたり。

ケータイ機器のない時代。
それでも、電話ボックスに入り、ポケットの小銭を何枚も投入し、罪滅ぼしの電話で許しをこうむる。
お金はないが牧歌的で、仕事や遠距離で会えないながらも、カバンには小さな箱包みを忍ばせてある。

そんな、青春貧乏な時代を通過して、今日のクリスマスがある。
しかし、クリスマスのときだけ、演出的に優しい男はいるが 「ナルシスト」 と 「優しさ」 は違う。
それは、テクニックの部分で、魔法にほだされても、本当の優しさは違うところにあるように思える。

いつしか、クリスマスは人々の頭の中に住みついて、自然な思考さえ左右している。
女性は、クリスマスのためのエスコートを夢見るな。
男性は、クリスマスにウットリと恋する男にはなるな。

自分のためのクリスマスであり、世の雰囲気に踊らされ、喜怒哀楽するなんて、素直すぎるって (笑)

posted by GIG at 00:00| Comment(0) | Bar & Human | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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