2018年10月18日

雨の面会

17日 うちつけるような雨が降りしきる中、徒歩で母の入院する病院へ見舞いに行く。

入室のカーテンを開ける手前で、電話の話し声が聞こえたので、待合室で頃合いを調整する。
窓一面に広がる、信濃川の川面が鉛色にくすんで見える。

終話したころを見計らい、静かにカーテンを開けると、突然の面会に 「喜色満面」 に表情を崩す。
母と二人きりで話すのは、いつ以来か思い出せないが、涙もろくなってるので、昔話は一切しなかった。

小一時間 「また来るよ」 と去り際 「みかん」 を持たせられたのは、母の愛情。
不安を口にしながら、老いた弱さを自覚し、息子夫婦に頼ることも、晩年の大事な勇気なんだと思う。

雨が降りやまぬ中、広げた傘に弾く、雨音は弱くなっていた。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | Bar & Human | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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