13日 青空に綿菓子を引き伸ばしたような、薄い雲がはりついていた澄んだ秋晴れ。
窓を開け放つと澄みきった空気と、街の雑多音が聞こえてきた。
耳ざわりな音ではなく、心地のいい音でもなく 「休日の音」 とでもいうのかな。
風が遠くの音を運んでくるように、さまざまな音が入り交じってくる。
近くからは、カラスの鳴き声、タイヤのきしむ音、子どもたちの遊ぶ声がコンクリートに反響する。
遠くからは、港に停泊している大型船の汽笛、空一面から街全体をおおうような飛行機の残響。
夕暮れの日射しが西に深く傾くと、マンションのベランダにとりこみ忘れたせんたくものが、西日を浴びてきれいに揺れていたのが見えて、今日が休日であることを思い出した。
今時期が、一番過ごしやすい。
Bobby Caldwell What You Won't Do for Love (邦題・風のシルエット)
2018年10月14日
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