2018年05月18日

Gentle Way 2

昨日の続きになるが、日大アメフト部の監督は62歳、学内でも常務理事の要職であるという。
50、60歳と年齢を重ねた人、肩書のある人が、若者より賢いと限らないことがわかっただろう。

問題の蛮行前に、監督は選手に試合の出場を引き換えに 「クォーターバックを壊して来い」 と反則をうながす指示を出していたという。
悪魔のささやきに従う選手も選手だが、日大広報部によると 「厳しく戦って来い」 と選手を送り出し、反則の指示は出していないとの回答。

意図的な指示を出さずも、どのような言葉の取り方もできる権力の常套手段。
「責任は俺にある」 とマッチョな発言のわりには、雲隠れをしている態度の矛盾。
そうまでして、あの人の地位を守らなきゃならない、不条理はなんなのだろうか。

広報部が発表した指示が本当なら、監督の指導能力にも問題がある。
例えば野球でピンチのとき、監督がタイムをかけて、ベンチからマウンドにかけより、指示を待つ投手に 「がんばって、厳しく投げろ」 と言ったらどう思うよ。

開いた口がふさがらないよね。
そこでいうべきは、言葉の手間を惜しまず 「戦略的な指示」 であろう。
それなのに、部活の父兄が言うような、子どもへの励ましではなかろうに。

これひとつとっても、観念的に 「厳しく戦って来い」 なら、だれでも言えることで、監督として具体的な戦い運びを感じないし、結局のところ、嘘と体裁の上塗りとなり、やぶへびになっちゃたわけだ。
さっさと男らしく謝っておけば、ここまでの事態にはならなかっただろうし、アメフトは 「男を売る競技」 であるのに、その監督が男じゃないんだから、選手も裏切られた思いだろう。

こういう、精神訓話の好きな 「お山の大将」 が、多くの若者の素質をつぶし、チーム (組織) を破壊するのであり、スポーツマンシップではなく、自分への忠誠が 「シップ」 (精神) なんだよな。

はっきり言って、変な 「スポコンマンガ」 の見すぎじゃないのか。

オレは、こういうことに関しては、怒りを覚えるの。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | Sports Fan | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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