2018年05月12日

いいかげん

店の薄っぺらな帳簿をつけていたら、去年11日は開店して、初めて臨時休業したのに気づいた。

曜日は木曜日。
妻の手術に朝から立ち会い、18時過ぎに主治医の説明を受けて、病院を後にしたのは19時近く。
開店が19時なので、病院からタクシーを飛ばしたものの、萬代橋にさしかかると 「今夜はいいか」 と急に気が抜けてしまった。

過去、入院に立ち会った日、父が亡くなった日であっても、使命感ゆえに店を休むことはなかった。
こういうところは、クソ真面目というか、オタオタしないというか、経験が気持ちをおちつかせる。
お客さんと談笑できる気分でもなかったが、気をまぎらわしていたかったのだろう。
しかし、気が張っていた分、ひとりになると言い知れない徒労感にも包まれた。

毎日、自転車のカゴに洗濯物を積んで見舞いへ行くため、心身の疲れもピークに入ってきた。
そのとき、少しぐらい 「いい加減」 になろうと思ったの。
いい加減というのは、字面の悪さではなく 「いいかげん」 という意味でね。
「このあたりで、ホッと一息入れておこう」 自分への 「良いかげん」 さ。

日常をあたりまえに受け止めず、日常が自分の存在をささえている、いいかげんさ。

http://jazzbar-gig.seesaa.net/article/449823980.html
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