2018年05月11日

ハーバリウム

店のバックバーに 「ハーバリウム」 を飾ってある。
10周年記念の際、プレゼントでいただき、現在は 「母の日」 の贈り物に人気があるという。

説明すると透明なボトルに花を入れて、専用のオイルを流しこみ、水中花のように見て楽しむ手作り品。
ビン底に一工夫して、LEDを貼りつけて光を点滅させると一層、全体が幻想的な見映えに広がる。
生花は儚いが、ハーバリウムは感謝の気持ちがいつまでも形に残るので、想い出の品になるだろう。

長年、母には複雑な気持ちがあった。
ある年、妻が大病を患ったとき、母が病室に付き添うようになり、次第に近しい存在になってきた。
理解できるようになるまで、時間はかかったが、ボクと母との関係に妻が気持ちの 「名通訳」 となり、親子の縁をとりもったところもある。

去年、母の日、実に40年ぶりで、形ばかりの 「カーネーション」 を贈った。
妻から 「今年は何を贈るの」 と聞かれ 「鮭の切り身とか漬物、たくあん」 と面倒くさそうに答えると 「また、照れちゃって」 と冷やかされる。

こんな照れ隠しをしているうちはまだいい。
そのうち、ゼイゼイと息を切らして歩くようになる、母の後ろ姿を見たとき、なにを思うであろうか。

http://jazzbar-gig.seesaa.net/article/449875116.html
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