2018年04月14日

君の香り

深夜の道すがら。

いつもの遊歩道にさしかかると、沈丁花の薫りがただよってくる。

少し疲れた体で、その香りを嗅ぐと 「おつかれさま」 とささやかれているようで、気分が癒される。
まるで、今そこに女性がいたかのように、ほんのりと甘いやわらぎを残す。

匂いは記憶を呼び起こす。

街角ですれ違った女性の香水が、昔の彼女と同じであったり、かすかにただよう先天性の匂いなどは、何の前触れもなく、そのときの思い出がオーバーラップするものだ。

先日、ショップの男性化粧品を眺めていたら、80年代に流行ったコロン 「タクティクス」 を見つけた。
白いビンの凸形は変わらず、今でも香りを覚えている。

当時19歳、軽くマフラーにふっていたが、すべては女の子を意識しての青春行動。
あの頃、一緒に行動を共にした女の子からすれば、その香りはボクの記憶になっているのかな。

なーんてことはないか。

大切なのは、今の記憶である。

posted by GIG at 00:00| Comment(0) | Bar & Human | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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