2017年12月08日

弁 当

二十四節気の 「大雪」 が過ぎ、日ごとに寒さが募る。

今日から、忘年会やクリスマスなどで、街中は賑わいを見せるであろう。

あれは、いつのことだったかなあ。
暮れも押し迫った、日曜日の夜のこと。

ボクはひとり、街中で飲み歩いてたら、たまにひとりで店に来る、新社会人と偶然に道で出会った。
彼は物販店に勤務していたから、日曜日はかきいれどきとなるため、その日は仕事帰りである。

その手には、コンビニで買ったお弁当、缶チューハイとデザートが入ったレジ袋をぶら下げて、寂しげに横断歩道を渡っている姿があった。

その姿に息子のような哀愁を感じて 「ちょっとつきあえよ」 と、近くの安酒場に連れて行った。
ちょうど飲み相手がいない夜だったから、こういう偶然も時にはいい。

料理の注文は任せ 「クリスマスは予定あるの」 「正月も仕事か」 など、他愛もない会話をしながら、若いころの転勤先の自分の姿を見ているようでね。

彼は転職をして、今は彼女もできたと聞いた。

もう、仕事帰りにレジで温めてもらった、お弁当を独りで食べる夜も、少なくなったであろう。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | Bar & Human | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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