2017年11月26日

無題雑記 106

行司の軍配が返った。

かちあげで 「遠藤」 のあごを上げて、そのまま一直線に押し出す。
大相撲十四日目 横綱 「白鵬」 が、通算40回目の優勝を決めた。
控室で大銀杏を結い直す必要もないほど、圧倒的な強さだった。

これで日曜日は結果を気にせず、夕方の街をフラフラと出歩ける。

土曜日の営業は、口開け (最初のお客さん) が遅かった。
その分、夜が更けるにつれて、お客さんが増えて行く状態が続いた。

ひとり暮らしの人も多い。

だれもいない部屋に帰る前に、もう少し人の温もりに身をおきたいのだろう。
カラオケでは、週末料金の上、延長料金も加算されるし、スナックでは、女の子も午前様とはならない。
こういう時 「真夜中のバー」 は、普段と変わらぬ 「止まり木」 となる。

それもマスター兼、ボディガードみたいなものだから、客筋も良く、店でトラブルもおきない。
安全と言えば、安全な場所であるし、このまま飲ませるか、それとも飲ませるべきではないか。
このまま居させるか、それとなくやさしく帰すべきか、人を見守る意味で判断を必要とする。

数年前から、忘れたころにお見えになる、好感的な女性客がいる。

年齢は30代前半で、近くで会合などがあると、男性客を複数引き連れて、ボックス席を埋めてくれる。
それで、本人は 「カナディアンクラブのソーダ割り」 を、一、二杯ほど飲むと、輪から消えている。

男性のグループは、まとまるようで、まとまらないことが多い。
二次会はカラオケという人もいれば、居酒屋のはしご酒で長っ尻りしたがる人もいるし、中には風俗店で遊んで帰りたい人もいて、男衆はリーダーがいないと、行動がバラバラになる傾向がある。

だから、紅一点が 「ここにしよう」 と決めれば、いつまでもまとまらない男性陣を束ねられる。
その女性、常連客ではないが、近場で飲むような機会があると、連れて来てくれるんだよね。
もちろん、恩義せがましさはなく、颯爽とした粋な行動に、長年の感謝を寄せてしまう。

女性の顔は知るものの、どこのだれかもわからない、そのミステリアスさがカッコいいんだ。

今夜 (土曜日) の出来事である。
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