2017年10月26日

無題雑記 101

25日 万代の流作場五差路を自転車で横切るとき、昭和の面影が残る老舗の 「とんかつ港」 さんが目に止まった。

先週の土曜日、常連の女性客から、このお店のメンチカツを差し入れしていただき、その際 「25日で閉店する」 ことを聞かされ、後に新聞の地域面で詳細を知った。

長年、流行に便乗することなく、ご夫婦で50年も営んだ歩みは、業態こそ違えど 「商いは飽きない」 言葉通り 「商いの鑑」 である。

そのまま、自転車を商業施設の駐輪場に止めて、いつものスーパーの買物カゴを手にとる。

その帰り道、交差点の近くまで、前カゴに荷物をのせた自転車を押してると、後ろから、少し不安そうな女性の声で 「もしかして、Eさん‥ ?」 と問いかけられた。

約15年ぶり、偶然に再会した彼女は、もう40歳を越えたのかな。
分け隔てなく、人と接することができる子だったから、あらためてこういうところで人の良さがわかる。

屈託のない笑顔で 「忘れられてたら、どうしようかと、内心ドキドキで‥」 と、ため息を吐く。
「昔から、緊張すると、ため息を吐くのは、変わらないな」 (笑) と、当時の特徴を振り返る。

再会を懐かしんでも、連絡先を交わすことなく、店の存在を明かすこともしなかった。
それも、ひとつの礼儀だと思うし、彼女の笑いじわで、今が幸せであると感じた。

萬代橋のバス停から、西区へ帰るというから、あまり顔を合わせる機会もないだろう。
ただ 「今も、万代に住んでるよ」 と伝えると 「また、買い物に来よう」 と、元気に微笑む。

薬指のリングに結婚の証があり、手提げ袋に家庭があることを悟った。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | Diary & Social | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。