2017年09月15日

気 力

気力が体裁を作るのか、それとも体裁が気力を作るのか。

そんなことは、どちらでもいい。

あの人が、元気でいてくれたことがうれしかったりする。

夕方のスーパーで、60代の男性と会った。
普段はすれ違いざまに挨拶をするぐらいだが、この日はおたがいにひとりだったので立ち話になった。

以前は、ご夫婦で買い物を楽しむ姿をお見かけしたが、ここ数年はだんなさまの姿しか見ていない。
定年退職後、奥さまの体調が思わしくないようで、身の回りのことを引き受けているようである。
その心情に配慮しながら、言葉を交わすが、会話量が多いことから、さびしいのかなと思わせられる。

心に傷を負ったとき、こんな経験はないかな‥

気分転換をしようと、にぎやかな場所へ出かけたのはいいが、どこか重い気持ちで帰ってきたこと。
奮い立たせようと出かけたが、周囲の陽気さに合わせて、逆にさびしさがまとわりついてしまったとき。

結婚披露宴に列席した後、だれもいない部屋に帰り、荷物をほどいて、着替えているような心境。
人には気持ちを隠せても、自分だけはわかるから、よけいにそばにだれかいてほしいような気分。

気力が体裁を作り、体裁が気力を作るのを思えば、できる限り人前に出て、人と会って、自分の英気を養うことも、元気への第一歩につながると思う。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | Bar & Human | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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