2017年08月23日

蝉しぐれ

8月23日 父の一周忌

肉親や大切な人との別離は、必ずやってくることを実感した。
http://jazzbar-gig.seesaa.net/article/441424522.html

命日となった、前日を思い返してみる。

主治医から告げられたのは 「そろそろ (別れの時) ですかね」 そんな言葉だったと思う。
しかも 「あと、1〜2か月かもしれません」 とのことで、覚悟は決まった。

それが、翌朝には容体が急変し、帰らぬ人となった。
それまでは、家族に看取られながら、さぞや壮絶な日が続くと思いきや、あまりの呆気なさに放心した。

入院するときは、病院の正面から入ったのに、出るときは、裏口からひっそりと去ることになる。
あの日も今日のように、夏の終わりを告げるような、セミの鳴き声が響き渡っていた。

今も 「蝉しぐれ」 を耳にすると、そのときの光景が思い浮かぶ。

遺影の隣には、妻方の母の遺影もあり、手を合わせるのは、ボクら夫婦だけとなる。
わが家は本家も分家もないので、折に触れて静かなものである。

子どもがいないので、先のことはわからない。
どちらかひとりになるのは覚悟しているが、人生におじけずいていない。

経験上、別離や闘病に介護、脱サラで店を経営することで、精神的に強くなれたと思う。
理屈では説明できないが 「素直に生きてみようか」 不思議とそんな気分にもなれた。

父の死は、ふたつのことを教えてくれた。
命を大事にして、自分が決めた人生を歩み、決して後悔するな。

そして、こうして、生きている。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | Bar & Human | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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