長年、日の出と日の入りが、ズレた生活を送っている。
前ほどでもないが、店のかたづけが長引くと、老体を引きずりながら、朝日を浴びて帰る日もある。
途中、新聞配達、牛乳配達、ウォーキングをする人、どこか怪しげな人と、静かにすれ違うこと数人。
ビルや電柱には、ゴミ集積場のエサに狙いをつけた、カラスの群れが不気味に、その時を待っている。
朝刊の見出しに目を通し、記事の詳細は起床してから、ゆっくりと読む。
ベランダで缶ビールをあおりながら、仕事で疲れた生身には、夏の朝日はまぶしすぎる。
「朝日のようにさわやかに」 とはならない。 - Softly, as in a Morning Sunrise -
2017年07月30日
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