2017年05月07日

こんな夜

6日の営業を最終日に、長かったGWは終了した。

「こんな夜」 があったことを書き留めておこう。

彼女は飲食店に勤めており、店のあとかたずけを含めると、終わりは深夜1時を回ることもある。
彼氏は当店を待ち合わせ場所にして、彼女を待つこと1時間は越えた。

その間、ジントニックの酔いと疲れも重なり、カウンターで眠ってしまった。
バーでは、たまにある光景だが、事情はわかっているので、そのまま静かに寝かせておいた。

待ち人が現れたのは、深夜1時30分。
扉を開けたときから、ここまで早足で向かってきたことは、勘でわかった。

恋愛とは 「自分の時間を相手のために捧げること」 だと思う。

例えば、彼女と居酒屋で待ち合わせて、彼は約束の時間より早く席に着いている。
その時間は、ひとりであってもひとりではなくて、二人の時間であることに変わりはないんだ。

時間に遅れても、イライラすることなく、手酌でもしながら、のんびりと待てる余裕がある。
あまりに遅いと 「何かあったのかな」 と心配が先立てば、愛着が積もっている証だろう。

すると彼女が息を切らせて 「待たせてゴメン」 とか言いながら、自分の注文を店員に伝えて席に着き、来るまでの出来事を口早にした後、どちらからともなく、いつもの会話が自然にはじまる。

そんな、二人の居心地が、やすらぎや思いやり、気づきにつながり、恋愛の多くは古典にあると思う。

つまり、最初に自分の気持ちを考えるのが恋で、最初に相手の気持ちを考えるのが愛じゃないかな。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Bar & Human | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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