2017年02月15日

おやじ殺し

こんなおやじにも 「義理チョコ」 をくれた女性がいたんだから、風習も捨てたもんじゃない。

普段、素っ気ないメールしか来ない中で 「この子だけは、ハートマークを打ってくれるぞ!」 と単純に舞い上がる、おやじの心境である。

それを受けて 「よーし、ホワイトデーは、任せなさい」 と、内心メラメラと男の血潮が燃え上がる。
今では、皮膚のハリもなく、腹や二の腕はたるみ、髪も薄くなったり、白くなっても、ちょっとギラギラした、肉食系の脂ぎった本能は残されているので、おやじはその気持ちに応えたくて、ハッスルするわけよ。
また、大人の軽い遊びだと思えば、人間関係の奥行きは広がるものだ。

さて、ボクは甘党ではないが、この日だけはウイスキーを片手に、大人の甘さを味わう。
チョコとウイスキーは相性が良く、とりわけ、シングルモルトのビターな味わいと合う。
マッカランなら、チョコの甘さは万人受けするし、ラフロイグのような潮の香りがするものなら、ホワイトチョコが合うように、その組み合わせは人それぞれである。

シングルモルトが、日本で親しまれるようになったのは、比較的まだ歴史は浅い。
その昔、夜の社交場では 「チョコとブランデー」 は、おたがいを引き立て合うとされた。
高級クラブでは、腕にロレックス、18金のネックレスをして、出前の寿司樽を前に、虚栄心でホステスと 「ヘネシー」 「マーテル」 クラスを開けて、豪遊したおやじたちも、今では 「鏡月」 (焼酎) らしい。
もう、ブランデーを飲む人は少なくなり、当店でもカクテル用に 「VO」 を用意してあるだけになった。

時代も大きく変わったが、昔も今も変わらないのは、おやじは単純明快 (わかりやすい) なこと。

そのあつかい、手の平で軽く転がせるほどの 「おやじ殺し」 じゃないと、女性は大成しないね (笑)
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Bar & Human | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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