2016年11月13日

夜を止めて

夜明け前、自宅で一杯つけながら、何の気なしにテレビのチャンネルを変えていた。

その中に、新潟市の各所、定点カメラで四分割の風景画面に、BGMをのせてるチャンネルがある。
主に 「ナツメロ」 歌謡曲なんだけど、たまにハッとさせられるほど、いい曲が流れる。

20代、ポピュラー音楽はあまり知らず、どこかで 「聴いたことがある」 程度でしかなかった。
たまたま、流れていたサビの歌詞 「もう一度だけ、夜を止めて」 だけを覚えて、検索をかけたら、ほぼそのままの 「もう一度 夜を止めて」 1987年の曲名だった。

この曲は聴いたこともなかったし、歌手もしらないが、今さらながら、そのシンプルさがいいと思った。
料理ならヘルシーで、あれこれ素材を加工したりせず、節回しがストレートだから、伝わりやすい。
それに二人、部屋の中で 「別れの理由」 が描けるような、余情を感じさせられる。

今の音楽ウンヌンじゃなく、新しい味つけにこだわりすぎて、どこかシンプルさが失われている。
ジャズも原曲をいじりすぎると、何を演奏して、聴かせどころがわからなくなる演奏もあるからね。
それと同じで、技巧的で節回しの巧みな曲を耳にしても、意外にもテーマやリフがシンプルであるほど、聴き手を惹きつけてやまない、説得力があったりするんだ。

わかりやすさだけが、音楽ではないが、共感の多くはシンプルさにあると思える。
Bサビの 「過ぎた日はナイフのように、美しいほど傷つけるものさ」 の歌詞に、失恋の傷ついた心情が描かれているが、ただ 「寂しい」 で、かたずけないところがいいよね。

まあ、色恋を語れるほどの経験はないけど、テレを捨てれば、少しは自分の言葉で表現できるものだ。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Diary & Social | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック