2016年10月23日

無題雑記 57

風の強い日曜日だった。

夕方4時、自転車で柳都大橋を渡り、川沿いの道からサイクリングロードに出て、郷土資料館の方向へペタルをゆっくりと回す。
目線の先には、佐渡に向けて出航したばかりのカーフェリーが、次第に小さくなっていくのが見える。
このあたりは汽水域なので、潮の香りが風に乗ってくると、遠い記憶が呼び覚まされることがある。

中学一年生の頃、西港の防波堤に腰かけて釣りをしながら、目の前をゆっくりと横切るカーフェリーを  眺めていると、不意に将来は 「船乗りもいいなあ」 と漠然と思い描いた。
まあ、中学生の考える人生設計なんて、見て感じたまま、ただイマジネーションを膨らませているだけで固く誓った夢ではない。

あの頃、ハナから高校へ進学するつもりはなかったから、頭の中で 「仮想職業」 ばかり思い描いて、具体的な起爆剤もなかった。
それに失敗しても 「そのときは、行先を変えればいいだけだ」 と思っていたから、どの道に進もうかと行き当たりバッタリな青春だったね。

そんなことを思い返しながら、下町で用事を済ませて、本町の肉屋で焼鳥と鶏の唐揚を買い、夜は夜でこれから‥  ひとりで飲みに出かけようかな。
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