2016年08月12日

妻の退院

10日 妻が退院し、術後の体調は良好で、久し振りに自宅で団らんをした。

前々から、時々不整脈が起きることがあり、薬を処方して症状を抑えていたが、夫婦で話し合った結果 「体力のあるうちに、早く直しておこう」 と、局所をカテーテルで処置した。

そんな一週間ほど、独身生活を余儀なくされたが、日中は自宅と病院の往復、日程によって早朝より、夕方からは開店準備を始め、週末の夜は 「Mちゃん」 に、お店を手伝ってもらっていた。

別宅の母は朝早くに起きて、妻に少しでも栄養をつけてもらおうと、タッパに消化のいいおかずを詰めて病院に来たり 「おばあちゃん」 になると、感情の伝え方が、わかりやすくなるものだ。

その環境、次第に自分が 「男やもめ」 になっていくのがわかってくる。
妻の入院は初めてではないが、一緒に暮らしていることで、自然と生活のルールができてくる。
例えば、おたがいのケータイは見ないとか、相手のバックは開けないなど、夫婦間のルールだ。

それに、棚の引き出しや家具や台所のモロモロ、むやみに開けたりしないから、どこになにがあるのかわからないし、夫婦といえども礼儀ありだから、おたがいの持ち物には触れないのが暗黙なルール。
元をたどれば、夫婦は他人だから、ひとり暮らしの心積もりも大事だが、いづれ全公開も必要になる。

男の生活は最低限、寝れる場所と水回りがあれば、そんなに不自由はしない。
趣味があるなら別だが、それほど間取りにこだわらないし、小さな書斎があれば満足だ。
気がつけば、モノをもたなくなるし、モノを捨てることにためらいも薄くなるだろう。

しかし、妻がいないと、部屋の香りが変わってくるのがわかる。
いると、空気が澄んで、清潔な香りがするが、いないと、空気がよどみ、変なにおいが漂ってくる。
それも、日増しに強烈になってくる。

発生源は、台所や洗面台の水回り、食事をとる定位置付近に、生ごみ周辺。
汚しているつもりはないんだけど、女性と比べると作業が大雑把で、所々不器用なんだろうな。

生活習慣もあろうが、脱げば脱ぎっぱなし、出せば出しっぱなし、元の位置に戻すことを言われても、 その通りにはできず、掃除もテキトー、洗濯物もドラムに放りっぱなし、食器も水につけてるだけ。

ほとんど自炊はしないから、弁当の空箱やビールの空き缶を無造作に置いては、机にはロックグラス、寝室には本が読み散らかっているなど、次第に部屋が劣化してくる。

決定的な発生源は 「男の寝室」 にある。
それも、枕にあるようで、そこから部屋の空気が獣臭と化して蔓延している。

慌てて、部屋の空気を入れ替えたり、ファブリーズをまいたりするが、時間に追われた生活をしてると、枕カバーのシミもそのまま、汗にまみれた寝具も変えないから、加齢臭とともに柔道部の部室のような、においがたちこむようになる。

約一週間ぶりに帰ってきた、妻が言うには 「自宅なのに、扉を開ける瞬間が怖い」 とか。
「失礼だな、君は‥」 ゴミは捨てた、部屋の換気もしたし、メモ書きは全て対応しましたよ (笑)

ボク自身、お店の掃除は毎日しっかりしている方だと思うが、家のことはほとんど妻任せなんだ。
女性がひとり暮らしに長けている理由は、自分のことは自分でやる習慣が身についているからだろう。

その点、男は 「その日暮らし」 の意識が強く、家庭で買い物や簡単な家事手伝いに参加しておけば、極楽トンボでいられるが、その代わり家族を命がけで守る使命感もあるんだ。

また、部屋中 「いい香り」 に包まれ出してきた。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Bar & Human | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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