2016年04月16日

マイナンバー

個人を特定できる 「マイナンバーカード」 の手続きが終わった。

ひと頃、個人情報の流失をめぐり、慎重な取り扱いを義務づけた 「個人情報保護法」 が制定された。
必要に応じて伝えた個人情報なのに、いつの間にか第三者へ転用されてたり、個人的な興味を目的に情報を閲覧されたり、犯罪に使用されたケースも多かった。

ボクにも、特殊詐欺の仕掛けが及んだことがある。
そのときの個人情報が、どこから流失したものかは、すぐに特定できた。
情報が盗まれたのか、それとも第三者がその情報を売ったのかまでは特定できないが、その狙いは 「ランダムな金」 なんだから、こっちさえ反応しなければ、詐欺に引っかかることはない。

過去、ネットが一般的になった頃、ユーモラスな犯罪抑止活動を展開するサイトが話題になっていた。
若者が暴走族に憧れるのは 「暴走族」 のネーミングに、おのれの青春 (不良伝説) を重ねるからで名称を 「珍走団」 に変更してしまえば、カッコ悪いの代名詞となり、加入しなくなると主張。
暴走行為は珍走行為、ジグザグ走行も振り珍運転など、ダサい呼び名こそが、単純な特効薬となる。
そのウィットさを借りて、インテリな言い方 「特殊詐欺」 なんて名称は使わず 「珍芸泥棒」 あたりに改名したほうが、抑止効果があるんじゃないのか。

堀の中の受刑者の世界でも、暗黙の階級制度が存在している。
一番小ばかにされるのは、女や子供に手を出した 「性犯罪」 で、その次が 「泥棒」 だという。
詐欺だろうが、盗人やコソ泥だろうが、くくりは泥棒に違いないから、泥棒を死語にしちゃならない。
ついでの物言いながら、援助交際は売春、いじめは犯罪なんだと、高らかに表現しなきゃダメでしょ。

言葉は生き物だから、時代で名称が軽薄になったりするが、未成年売春が援助交際になったころから、うわべだけ取り繕った言葉が横行したようである。
詐欺なんて、口当たりのいい言葉改め 「どろぼう」 と、わかりやすい名称を呼び戻すべきだ。

「マイナンバー制度」 から、どうしてこんな書き出しになったのか、不思議であるが、お客さんと交わす 「バートーク」 同様、どこに話が向かうかわからない文脈の悪さもスリルである。 
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Diary & Social | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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