2016年03月30日

雑文と放言

この時期の寝覚めにテレビをつけると、選抜高校野球の快音が春を告げてるようで心地がいい。

日増しに窓から差しこむ光線も広がるせいか、少し早めに自転車で買いものへ出かけたくなる。

ツタヤ書店で新刊文庫のおすすめ第一位が、池井戸潤の 「七つの会議」 だった。
ボクは数年前にドラマを見てから、ノベルズを読んだクチなので、登場人物の像は描きやすかった分、筋書きもわかるから、はしょったページも多かったけどね。

ブックオフでは、時代小説の文庫スペースが広がっていた。
団塊の世代が手放した本であろうが、これから読む人は稀少になろう。

ボクも時代小説は 笹沢佐保 「木枯し紋次郎」 藤沢周平 「蝉しぐれ」 ぐらいだし、世間で引用される戦国時代の武将や歴史上の人物に精通しているでもなく、その意味では歴史知らずの現代人だ。

ご存じのとおり 「木枯し紋次郎」 が好きだけど想像の人物だし、戦国武将と会った人がいないように、時代小説の表現は豊かな情感と文筆力がないと、そうそう引き込まれにくいジャンルだからね。

それが映像なら 「水戸黄門」 みたいに、ジャーンというテーマ曲のあとに、勧善懲悪な結末にスカッとさせられるが、時代劇は大人の戦隊ヒーローモノみたいで、パターンの繰り返しにあきちゃいそうだし。

人の晩年は 「文章にまつわる趣味」 を持つようになると思われる。
それまでの経験や語彙が蓄積されているから、俳句や川柳、詩や短歌に自然ととけこめるのだろう。

まして定年退職などで、時間を持て余す世代が間口を広げて、それまでの学びがあれば、なかなかの腕前も発揮できるのではないかと思える。

去年の春 「三春滝桜」 を観覧しに出かけた女性客から、素敵な絵ハガキを頂戴した。
そこに実景を感じさせる一句が添えられており 「桜花にも 快復願ふ 日曜日」 とやさしい筆遣いで、心情を伝えていただきうれしかった。

そのときだったかな‥  ボクのイマジネーションでは、とても俳句はムリだなと観念したのは (笑)
自由な 「雑文」 を書き散らかして、酒場で 「放言」 しているほうが、我雑一辺倒な自分らしくて、  いいストレス発散になっている。

「春が来た 大人の男 酒を飲め」   才能なしだ‥  
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Bar & Human | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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