2016年02月20日

珈琲デビュー

夕方、街中の喫茶店で、熱いコーヒーを飲める時間があると気分が和む。

今さら 「どうして、こんなにコーヒーが好きか」 考えると、高校時代にさかのぼることになりそうだ。

若いときは、お金はないけど、部活動や趣味で多くの時間を費やしていた。
また、体力があるぶん、時間を持て余してしまうのも、これまた若者の共通点である。

ひと頃、コンビニやファミレスの前に、たむろしていた若者たちも、アルバイトで収入を得るようになれば少しはお金を使う遊びも覚えるので、自然と集合体は分散してしまうもの。

ボクらの世代、まだ店は少なかったけど、店頭でたむろするのは迷惑をかけるから、街路灯や自販機の周辺が何となくたむろする場所だったと思う。

そのとき、俗に 「うんこ座り」 ならいいが、地べたに尻をつけていたり、寝そべることは厳禁である。
それは、何かあったとき、腰を浮かせておけば、あらゆる事態に適応できるからで、尻をつけることは、犬が腹を見せるように、服従や喪失を意味することであり、それこそ 「ゴルゴ13」 デューク・東郷 の 「俺の背後に立つな」 の世界である。

自由なお金がないときは、たむろして孤独を癒すものだが、いつまでもそんなことはしていられない。
次第にお金を手にするようになると、いきなりお酒はムリだから、まずは喫茶店で大人の世界を知る 「肩慣らし」 をしていたと思うし、ボクの場合は、それがジャズ喫茶であったり、たむろしなくてもいい    場所を見つけた感じなんだ。

もちろん、手軽なコンビニカフェやコーヒーショップはなかったから、ウェーターかウェートレスが対応する喫茶店で、タイミングを見計らって、オーダーを伝える練習にもなっていた。

時は変わり、喫茶店はコーヒーショップに移行し、今はシンプルな接客の代名詞になった。
あの頃、ひとりで喫茶店に入れたから、わざわざ路上でたむろすることはなかったが、ジャズを浴びて、少しコーヒーの味がわかってきたのは、20代になってからだったんじゃないかな。

きっとコーヒーとウイスキーだけは、最後の嗜好品として飲み続けるであろう。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Diary & Social | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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