2016年02月09日

Branford Marsalis (Ts)

先日のブログ、97年のエルビン・ジョーンズのカルテットで、ウェントン・マルサリスが参加したステージを見たことに少し触れた。

その頃、彼はマイルス・デイビスを批判するようなこともおさまり、天才が大人になった印象も受けた。
やや気難しく、協調性がとりにくく、自己主張が強い、弟のウェントンの存在と対照的なのは、兄となる 「ブランフォード・マルサリス」 である。

フレンドリーで、気のいい男として、ファンから親しまれていた。
しかし、アメリカ版プレイボーイ誌のインタビューで 「日本人はジャズをわからない」 と日本人ファンに冷や水を浴びせ、感情にしこりを残したことがあるが、「大半のミュージシャンは、同じ意見なんだろうな」 ぐらいにしか思っていなかった。
ジャズを理論で聴いている人は特別だし ボク自身 「ノリ」 や 「フィーリング」 で聴いている。

以前 「わかるわからない論議するのはナンセンス」 と記したが、考えは不変だ。
今回、加筆すれば 「それを超越している、プロが言っちゃおしまいよ」 になる。
結果的に 「オレたちは本場のジャズをやっている」 エリート意識にとらわれて、その純粋さ、あるいは思い込みが、ジャズの門戸を狭めていくことをわかっていなかったと思える。
そういうことは 「言わないのが約束」 で、あいまいにしておくのもプロ。

ブランフォードのサックスは柔軟性があり、ジャズの伝統を消化して、風格と気品にあふれている。
この5年ほど、ブランフォードを聴き直したら、固定ぎみの耳に刺激をあたえることができた。
そのきっかけをあたえてくれたのは 「ジャズ友」 でもある 「N塚さん」 の影響もあり、たがいの好みを聴かせあうことは、厚みをつける早道だと信じてやまない。

わかるわからない、決めつけで言い出したら、泥沼になるからね。 (笑)


このビート感、ゴキゲンだぜ。
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Jazz & Music | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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