2016年01月16日

オンリーワン

国民的アイドルグループ 「スマップ」 の解散に世間が揺れている。

2003年のミリオンセラー 「世界にひとつだけの花」 が流行ったころ。

若者たちは 「君は君でしかなく、君らしくあればいい」 ような内容に共感し 「ナンバーワンにならなくてもいい、君は特別なオンリーワン」 だったかな‥ ?  まあ、そんな歌詞に気持ちを高ぶらせていた。

歌詞は健全だけど、ボクが釈然としなかったことは、勉強でもスポーツでもあれ、競争したことがない   若者やニートまで、その考えに逃げこむ姿が怪しく思えた。

あの頃を境目に、会社における若手の育成や教育が難しくなり 「時間を守れ」 「期限まで報告」 程度のことですら 「だって」 「でも」 「逆に」 だとか、屁理屈が多くなってきた。

断わっておくが、成績や人格を指摘しているのではなく、あくまでも 「社会の掟」 レベルの話である。

あの歌詞には、やさしいメッセージが含まれていたはずだが、受け手によっては、それは 「らしきもの」 となり、ご都合主義な解釈にされていたと思える。

その背景には、恵まれすぎていたこともあり、家の中に引きこもってクリックすれば、多くのことを広く浅く手っ取り早くわかるようになったけど、それがかえってマイナスに作用したに他ならない。

昨日、たまたまアップした、映画 「コーラスライン」 でも、人から選ばれたり、時に選ばれなかったり、競争した結果が 「オンリーワン」 であり、最初から、オンリーワンなんて聞いたこともない。

もっと身近なことを取り上げれば、新潟市の万代を拠点にしたアイドルグループ 「NGT48」 だ。

彼女たちだって、コーラスラインのような厳しい、オーディションを合格してメンバーに入れた。
だけど、受からなかった女の子の人数を想像すれば、少なくても競争原理の中で生きているわけだ。

だが、不合格の女の子たちが、かんたんにオンリーワンへ逃げるのか、それとも敗因を考えてもう一度  チャレンジするのか、考え方の起点をどこに戻すのかも大切なことかと思う。

それで、失敗したとしても、そのときの経験を持って別の分野で活かせるんだし、その意味での努力であれば、決してムダな努力にはならないんじゃないかな。

あの頃 (2003年) ボクが釈然としなかった理由はここにある。  
posted by GIG at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | Bar & Human | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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