バーで何かをつまむのであれば、せいぜい軽めなモノであろう。
特にウイスキーとの相性においては、そんなにレパートリーを広げるまでもない。
それでも、小腹を満たすのであれば、サンドイッチなんかあればいいんだけど。
しかし、そこそこのモノで提供となると、作る手間がかかれば、保管も利かず、出なきゃロスとなる。
そんな、店泣かせのメニューである。
ウイスキーとサンドイッチは似合う。
いかにも、仕事ができそうなビジネスマンの休息イメージに思えるが、ロスを出すわけにはいかぬため出せないメニューが、サンドイッチということになる。
29日 予めサンドイッチのオーダーを受けており、早めの買出しに材料を添えて、自宅の台所で作り、店に持ち寄ることにした。
パンにこだわりはないが、具は玉子とハム、キュウリのシンプルなモノで、バターに辛子マヨネーズ。
リクエストにコンビーフもあったので、原価は張るが具に加えることにした。
こうして仕上げたサンドイッチをカウンターに並べ、5人の男女が今年を静かに振り返る光景が揃った。
ここまで記せば、ボクがサンドイッチを作ったと思われているだろう。
正直に明かせば、妻が全部作り、ボクが作ったように見せかけるのが得意技。
でもさ、玉子をタルタルソース風にして仕込んだのは、まぎれもなくボクである。
まあ、夫婦のコンビネーション ? だわな。
PS S子さんから 「ドン・ペリニョン」 の思いがけない差し入れに、歓喜した夜であった。
2015年12月30日
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